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麗蘭Billboard LIVE TOKYO 2024『Homecoming』個人的備忘録

京都磔磔に続き4年ぶりにBillboardへHomecoming(帰省)した麗蘭
ほんとなら4年まえのBillboardがわたしにとって久しぶりの麗蘭のライブになるはずだった

コロナ禍における緊急事態宣言を受けて延期からの中止
もちろんガッカリではあったけど子どもたちなんて甲子園や修学旅行が無くなっちゃったんだからあの時はやっぱそれどころじゃなかったよね

確かその前の年のBillboardはお笑いの方のライブと被っててなぜかそっちを取っちゃったんだよね〜〜〜
絶妙に1部にも2部にも被ってる時間でギリギリまでチケットは余ってたからギリギリまで迷って迷ってなぜか結局お笑いの方を取っちゃったんだよね〜〜〜
アホだナ〜〜〜
でもその時見た芸人さんたち今ではすっかり売れちゃって気軽に話しかけたり写真撮らせて貰えたりすることも出来なくなったからあれはあれであの時は正しい選択だったのだと思いたい
まさかそこから4年も麗蘭見られなくなるなんて思ってもみなかったんだもん…もん…

6月9日
ROCKの日
ROUTE 69
日曜の公演という事は当然翌日にはもう仕事
それはつまりまたしても帰りはスライディング夜行バスからのエクストリーム出社が確定だ
でも今回はいつものライブ以外NO観光のストロングスタイルとはちょっと違う
ついでに前ノリ横浜観光
我が家のレジャーはわたしの遠征のついでに組み込まれがち

しかし私の老いて萎んだ胃袋はもう横浜中華街の露店で売られてる食べ物、ましてや中華食べ放題なんて到底受け付けない
大鶏排(ダージーパイ)なんて1枚丸ごと食える気がしない
飯が食えない者に横浜観光向いてない
何か食う事が目的になってる観光地向いてない
ライブ前に体調悪くなることだけが最大の敵なのでヤンチャはしない
ていうか渋谷駅の変貌ぶりもヤバいけど横浜駅も変わりすぎててわけわかめ
なにあのダンジョン未来都市?

家族は先に帰るけどわたしだけ残って夜というか夕方からライブだ
4年前のリベンジのぶんと今年のぶん
夢の2ステ連続参戦
そういうヤンチャは大いにしちゃう
同じ交通費かけて来てるのに1ステで満足できる気が到底しなかった

わたしにとって麗蘭って言ったら昔はクリスマスなイメージだったんだけど(それはそれでまた観たいSoul Xmasまた生で聴きたいしトナカイコスプレ生で見たい)先月の磔磔に続いてあったかい季節の麗蘭はまた一味違う

客入れは磔磔50周年の時と同じだな〜フンフン♪とオシャレドリンク嗜みながら余裕こいて耳を傾けてたら途中からアレ、ちょっと違うかも?と慌てて取ったメモ
なんで気づいたかって磔磔のあとプレイリスト作ってずっと聴いてたからね
わたしはそういうキモいマメなとこあんの

  • What Cha Gonna Do Bout It/ドリス・トロイ

  • ホンキー・トンク・ウィメン/アイク&ティナ・ターナーとジ・アイケッツ

  • No True Love/ディキシー・カップス

  • I'm Gonna Get You Yet/ディキシー・カップス

  • Two Winters Long/アーマ・トーマス

  • ハートに火をつけて/アーマ・フランクリン

  • HOLD ON, I'M COMING / アーマ・フランクリン

  • にくい貴方/ナンシー・シナトラ

  • Drive Daddy Drive/MICKEY & SYLVIA

  • Love Is Strange/MICKEY & SYLVIA

  • Finger Poppin'/アイク&ティナ・ターナー

  • ミスター・ビッグ・スタッフ/ジーン・ナイト

  • カム・オン・アンド・シー・ミー/タミー・テレル

  • ベイビー・アイ・ラヴ・ユー/アレサ・フランクリン

  • ストレンジ・アイ・ノウ/マーヴェレッツ

  • アイル・キープ・ホールディング・オン/マーヴェレッツ

  • Hard To Get/The Blossoms

あ!磔磔ではセトリに合わせてIko Ikoが入ってたけど今回は「あこがれのSouthern Man」に合わせてホンキー・トンク・ウィメンが入ってるのか!
きーづいちゃった♪
きーづいちゃった♪
わーいわい♪(デッカチャンダヨー)
なんか他にも意味がありそうな気はする
まじでこの読みがぜんぶ外れてたらただただ恥ずかしい奴でほんとすまん

衣装

 
1st マンダラ30周年の時と同じ白地に極楽鳥花みたいなボタニカル柄のシャツ
キャスケット
アンコールもそのままの衣装だった
2nd 藍色に白抜きのアフリカ柄っぽい葉っぱの柄のシャツ
アンコール1stの時と同じシャツ中に麗蘭Tシャツ黒
帽子もハットに変わってた

ネックレスにKBTのグリーンのバッヂがついてるんだけど絶妙にずっとひっくり返ってたエーン

CHABOのKing Biscuit Time DJで配られたバッジが
ペンダントトップとして使われてた


1st 2nd 共に濃いブルー地に黒の装飾がついたナポレオンJKT
年末磔磔の時のカーキとかパープルのと色違いのような丈短め装飾控えめ
個人的には短めJKTの方が好みです
なぜなら美しいおしりから脚にかけてのラインが見えるから
ほんまごめんけど誰がなんと言おうがぜったいにそこはチャームポイントやろがい
中に麗蘭Tシャツ黒
1st終わる頃おでこの汗どめがキラキラしててラメ入ってる?とよく見たらぜんぶ汗!照明浴びてキラキラ!うなじまでキラキラ!びっしょり!
あれを2ステこなすんだから隣にいる人が元気すぎるので忘れられがちだけど公平さんも脅威の63歳であられる

セトリは2ステ全曲同じ
MCも基本的にはだいたい同じ
次回以降の目安にしようと思って終演時間もメモっといたんだけどびっくりするくらいほとんどぴったり同じくらいの演奏時間だった(約80分)
いつものように1stでは「次は手を抜いてやるぞ〜」「いつもはまだお昼寝の時間なんだ」
2ndでは「さっきは手を抜いといたぞ〜」「やっと目が覚めてきた」
実際にはどちらも遜色違わぬ全身全霊
磔磔と比べて広く高く抜けたステージで明らかに一段とギアが上がって動きもパワフル&アクティブ
曲数こそ少ないけど磔磔の年末公演と50周年公演を合わせてギュッと濃縮したしたような濃厚なセトリ
そこに圧巻の「あこがれのSouthern Man」が加わってあれだけの熱量のステージを2ステこなすというのはおそらく3時間かけてピークに向かっていく1本のライブとは比べ物にならないほど体力的負担は大きかったと思われる
でも2本ともそれを全く感じさせない圧倒的なステージだった

今さらRCやスライダーズと麗蘭を比べるのは野暮でしかないと思ってるけど
そのどちらとも明確に違う麗蘭というバンドの最大の魅力のひとつ
それはユニゾンじゃないかと個人的には思ってる
どちらがリードでもサイドでもない
あるいはそのどちらでもある2人の超絶ギタリストによる演奏の応酬
その果てに2本のギターが重なり合う
そこに早川さんも加わった3人のユニゾンがバチっとハマった時の気持ちよさと言ったら聴いてる方はもちろんだけどやってるご本人たちもさぞかし気持ちの良い瞬間なのだろうと思う
それがこれでもかと味わえる最高のセトリだった

1.マニフェスト
2.Hey Hey It's Alright
3.スイカ売りがやって来る
4.顔
5.わらべ歌
6.あこがれのSouthern Man
7.Homecoming
8.ミュージック
〜encore〜
9.麗蘭メッセージ2023
10.ロックとロール
11.GET BACK

1stと2ndのこと分けて書こうかどんなふうに書こうか迷ったけど、セトリごとに書いていこうと思う

オープニングはどちらも恒例の「浪路はるかに」と共にまずはJah-Rahさん、早川さん、公平さん
そしてチャボさんの順に客席を通って登場
磔磔やBlue Noteに比べると歩く距離は短いけど、やはり極力手の届く範囲のみんなの手を握ったり、ハイタッチするように通っていくメンバー
あれ、下手側の上階席だとたぶんぜんぜん見えないよね…

1.マニフェスト
1stチャボさんが上階席に向かってDADAポーズ
カッコよすぎていきなり殺されかけた
う、撃たれたい
でも実際に撃たれたら本当の意味で死んでしまうかもしれない

DADA ポーズ
死ぬほどカッコイイ


「苦い泥水飲んで来た者同士の」
このフレーズに毎回ちょっとだけモニャる
4人それぞれのかつての経歴
に、苦い泥水だったんですか……
でも見てるだけの者には決してわからない実際味わったことのある者にしかわからないことがたくさんあったんだろうな
これはセールスや集客や規制や枠組みやしがらみから解き放たれたただ楽しいだけのゲーム
だけど遊びじゃないプロフェッショナルによる本気のゲームだ

2.Hey Hey It's Alright
1曲目から間を空けずに続け様に演奏されるイントロ
公平さんのコーラスがまあ色っぽい
そして例のユニゾンでフィニッシュ
最高
最高の時間のはじまり

3.スイカ売りがやって来る
おそらくだけどチャボさんのソロの部分が磔磔で演奏された時とちょっと違ったと思う
その場で急に変えたのか公平さんが「お?」という反応をしてチャボさんの顔を見て自分もそれに合わせてフレーズを変える
この瞬時の対応力よ
Joy-Popsやスライダーズの再集結でどんな些細な事にも対応する公平さんは凄いなと思って見てたけど長年麗蘭やってたって事は少なからず影響があったんじゃないかなと思う
なんたってチャボさんという人は音楽の前ではまさに大空へFREE BIRD
その場その時の雰囲気で演奏が変わる事など日常茶飯事なのだ

4.顔
今回はチャボさんだけじゃなく早川さんにも椅子が用意されてた
1st
チャボさんどうせすぐ立っちゃうのにな〜と思って見てたらやっぱりすぐ立っちゃった
2nd
サイド側から見てたらもはやほとんど座ってない
初めから腰を掛けるどころかほとんど立っててやっぱり途中でマチャミさんに合図
下げられる椅子
椅子なんなの
なんで一旦座るムーブかますの
途中で立っちゃうとこまで混みでの演出なの
2nd
チャボさんのソロの合間にいつも観客の「hey!」って掛け声が入るとこを珍しくすっ飛ばしちゃう
Jah-Rahさんに合図して1フレーズ追加で仕切り直しという場面があった
この辺の流れるような対応力がつくづく素晴らしいバンドだよね
チャボさん自身はこういうのを夜思い出して寝れなくなるタイプらしいけど(カワイイ)申し訳ないけどファンにしてみたらこういう予定調和じゃない部分こそレアな気がしてキャッキャしてしまう

5.わらべ歌
私にとってはあのお月様のような提灯の景色と共にかなり磔磔なイメージだった
夜のムードのあるBillboardで聴いてもしっくり来たけどちょっとオシャレすぎるのかもしれない
ライブハウスのような密室感のあるところで聴くのが似合うような気がする
私はやっぱり磊々落々なお月様のような卯年のあの人の事を思いながら聴いている
あの人もまたランブリン・マンだった
生まれついての流離う男
たくさんの女の子を夢中にさせて
そして旅に出てしまった

6.あこがれのSouthern Man
原曲や元ネタを細かくぜんぶ分かってるわけじゃないけど歌詞のほとんどがオマージュで構成されているこの曲

男は誰もが夢見る yeah 
一度はRamblin'man

磔磔50周年の時も今回のBillboardでもエンディングの「この素晴らしき世界」が終わったあと、会場にはオールマン・ブラザーズ・バンドの「Ramblin'man」が流された

4月に80歳で他界したディッキー・ベッツの名を挙げてグレートサザン野郎に捧げると伝えられた

間違いなくこの日のセトリのピーク
瞬きする暇もないほどの4人の壮絶な掛け合い
お互いの技術やフィーリングに対する揺るぎない信頼から繰り出されるギターソロの応酬
コレはどうだ?コレにはどう返すんだ?そうくるならこうだ、ならコッチはどうなんだ?無限に続いていくかのような、続いてほしいと思うような凄まじいラリー
緩急の「急」のピークで放たれるチャボさんの超絶スライドギターソロでもう鼻血出そう
と思ったのも束の間「緩」の瞬間ポーンと高く放り投げられたスライドバーを袖のマチャミさんが見事にスーパーキャッチで一斉に会場が沸く
カッコ良過ぎんだろうが〜〜
磔磔ならどっかにぶつかって見失っちゃうだろう
1stがあまりにも良すぎて凄すぎてそこを超えて来るのムリでは?と思いきや2ndは2ndで超絶ハイボルテージ
スライドバーキャッチもバッチリ決まって
あれを1日に2回も見られた幸福感はハンパない

最高でした
ほんとに
最高でした

最後の3人のユニゾン
チャボさんと公平さんがステージ中央に歩み寄って2人でギターを合わせる
2人がそれぞれの位置に戻って真ん中の早川さんの超絶技巧の指捌きが飛び込んで来る
1stでおおぉ〜と思ってたら2ndでもそうだったのでおそらく演出としてそういう動きをしてるんだと思う

7.Homecoming
公演のタイトルソングが1曲目じゃなかった事が少し意外だったけど、後半に持ってきた事で磔磔で聴いた時よりもより「祈り」の部分を強く感じたような気がする
やっぱりこの曲は帰れてよかった、ただいまって意味の歌じゃない
帰りたい場所へ帰れない、帰れなかった人達を想った祈りの歌なんだなと感じる
ROCKの日に生まれ、この日73歳の誕生日を迎えた渋谷陽一さん
病気療養の為にラジオパーソナリティの降板が伝えられてから久しくその復帰の知らせは届いて来ない
彼の声と共にチャボさんや公平さんの声をラジオで聴いたり、インタビュー記事を目にしてきたファンは私だけではないはずだ
彼の耳にいまどんな音楽が流れてるのだろうか
お家には帰れているのだろうか
そんな事は一言も歌われてはいないのに、この曲を聴くたびに私には様々な「誰か」が去来する

ポールのスピーチを引用して
「ボクタチハモウイカナクチャナラナイ」
1stでは一瞬左腕の時計を見るジェスチャーをしてから「しまった」と右腕に変える、というさすがの芸の細かさ

8.ミュージック
磔磔と違ってこれ立っていいやつ?っていう躊躇いが一瞬あったけどやっぱりこの曲はスタンディングだよね
1st
チャボさんが後ろからタオルを取ってぐるぐる
それを袖に投げると空気抵抗を受けてへろへろと落下
2ndでは(いくぞ?)というような合図をしてフワッと投げたタオルを今度はしっかりとキャッチしたマチャミさん
それを見てでかしたとばかりに嬉しそうにGoodサインを贈るチャボさん
なんなんですか
5人目の麗蘭ですか
一連の流れを2ステ通して見れた者への醍醐味
めちゃくちゃ良い瞬間だった

「やっぱりバンドは良いなぁ みんなともだちはいる? ともだちは大事にしろよ」
つい先月たった1人で3時間にも及ぶライブを2日間、通算50曲以上演奏したチャボさんからの実感の籠ったセリフ
そして今年2つのバンドを経験してこれからソロツアーに出かける公平さんにとってはでっかすぎる先輩からの花向けの言葉だ

〜encore〜
9.麗蘭メッセージ2023
音楽を聴く、演奏する
それが当たり前にできない場所や人々がいる
罪なき者たちにも
罪深き者たちにも
瓦礫の街角にも
音楽が流れるように
音楽が救いになるように
シンプルだけど重たく熱いメッセージ

10.ロックとロール
この日はROCKの日
「なにはなくともR&R」って曲もあるけどな
「R&R Tonight」って曲もあるけれどな
とにかくROCKがあれば歳の差なんて
ロックとロールで万事オッケー
「周波数は1070」って初めて聴いた時調べたくなりませんでしたか?なりますよね?え?これ一般教養?
私はなりました
朝から晩まで1日中ブルースやソウルナンバーをかけまくるゴキゲンなメンフィスのラジオ局
Billboardって飲食のサーブもあるから演奏中でも客席が真っ暗にならなくて、他のお客さんの反応とかもよく見えるんだけど、公平さんがバーーンとギターソロ前に出てきたりビシッと指差しがある度に文字通り「とろけてる」ご婦人方が其処彼処にいっぱい見受けられた
あ、また1人殺された
わかる〜
公平さんて若かりし頃から変わらぬあの妖艶さと可愛らしさとカッコ良さとなんとも言えない人懐っこさみたいな魅力はなんなんだろね
当然私も自分の目の前に来られたり視線と共にお手振りなんてされた日にゃ心臓ズキューーーン!
目の前クラクラ〜
まだ更年期ではないはずなのに
あれはたぶん男性でもやられちゃうでしょ
おじさんでも恋に落ちちゃうやつでしょ
あと公平さんがよくやるピック握ったままの拳を叩くようにして手拍子を煽るやつもめちゃくちゃ可愛くて大好き〜
なにあのドラえもんのおててかわよ〜
指差しもピック握ってるからおててまんまるなんよ
かわよ〜
どうせなんも分かってない顔しか見てないやつでごめんよ〜

11.GET BACK
1st
ステージ後ろのカーテンが開いた時、意外な景色が飛び込んできて驚いた
完全に夜景が飛び込んでくるイメージだったのに
あ、明るい!?
そりゃこの時期の18時はまだ明るい
これが6月のBillboardだ
しかも、もはや笑っちゃうくらいのこれぞ曇天
どんよりもっこりの鈍色の空
明るいなら青空であってくれ!
でもスコーンと抜けた景色の向こうの芝生の緑が美しくて気持ち良い
大人のムードたっぷりな会場からいきなり野外フェスとか野音に放り出された感覚
そしてやっぱりお日様の光に照らされたチャボさんの髪の毛は白っぽさを増して見える
そういえば公平さんだって還暦過ぎてるけど真っ黒フサフサだよね
考えてみたこともなかったけどもしかして染めたりとかされてるのかな
いつか2人ともシルバーヘアになったJoy-Posや麗蘭も見る事が出来るだろうかなどとぼんやり考えたりした

1部の終演後 窓の外 曇り空


2ndではまさにイメージ通りの六本木(イヤ赤坂か?方向感覚わけわかめ)の夜景がドーーン
でも実は照明でステージの反射があるからそこまで「夜景!!!」って感じではない
それでもやっぱり圧巻
と同時に込み上げて来る(終わらないでくれ…)
アンコールでキャスケットからハットに変わったチャボさん
ツバを前にズラしたジュリースタイルがもはや本家のジュリーの100000倍カッコイイ(ジュリーとそのファンの方すいません)

愛しておくれ 愛してるんだ
愛しておくれ 愛してるんだ
君の手を握りたいんだ
君の手を握りしめていたいんだ

客席の一人一人の目を見つめながら差し伸べられるその手は上階、最上階の後ろの後ろの方の席まで届けられた
「見えてるぞ、後ろのほう」
開演から終演まで、チャボさんも公平さんも頻繁に上階へも手を降ったり視線を送ったりしていた

2部の終演後

2公演とも
最後にスタッフ一人一人の名前を呼んで感謝の言葉が伝えられた
エンディングではもはや恒例
「この素晴らしき世界」をバックにチャボさんが後ろを向いて胸元から取り出したマスクを掛ける
そこに広がる景色を少し眺めてから4人でハグ
そして手を繋いでオベーションに応える
磔磔の時のように麗と蘭だけがステージに残ってのフィナーレはなかったけど
2ndではチャボさんが上手側からずらっと前列のお客さんとグータッチしながら帰っていった

磔磔50周年での公平さんの表情の正体は気のせいなのか何なのかいまだによく分からないけどBillboardではどちらの公演でも見ることはなかった

そういえば会計がスマホからテーブルで決済できるようになってて終演後に長蛇の列に並ばなくて良くなったのがありがたかった
いつもマンダラのチャボさんのライブなら余韻に浸る間も無くハイパーダッシュで帰らないと間に合わない夜行バスもこの日は若干の余裕アリ
Billboard出た途端に急激にお腹が減ってきて今なら大鶏排(ダージーパイ)1枚余裕でいけそうな勢いだ

ゆっくりできるほどの時間はないので店舗に向かいながらスマホでマックをモバイルオーダー
でも私の胃袋はこの時間にポテトは受け付けない
ハンバーガーと枝豆コーンとミルク1本
そうだよ胃袋幼児のハッピーセットおばさんだよ
5分で胃に納めて夜行バスに飛び乗った

夜喰うマックは背徳の味

このところヤコバ遠征が続いてるせいか人って順応するもんでヤコバ史上最もよく眠れちゃって気づいたら降りるところでビビった
シャワー浴びて弁当詰めてそのまま出社
その日は気力で持ったんだけど、夜行バス乗る為にアラーム切ってたの忘れてて翌日ハイパー寝坊した
ぴえん🥺
そして夜はぜんぜん寝れなくなって横浜で買ってきたマンゴー月餅食いながらいまこれを書いてる

いつもに増して文字数スゴい
同じセトリで2ステ見てるという解像度がわたしの指を滑らせる
そう、わたしはこの鬼長文章をスマホで打ってる
そりゃ老眼も進みまくり
noteの仕様に不慣れすぎて一旦iPhoneのメモに書いてからドーンて貼り付けてそこで初めて文字数出るからオエッとなる

東京はもうBillboardしか僕たちはやらないんだ
また来年!
まるで年末のようにチャボさんはそう言った

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