CHABOのKing Biscuit Time DJ 2024.8.15 南青山MANDALA 個人的備忘
時系列的には公平さんのライブの前日だったけどこっちはメモなど取ってたから忘れないうちに向こうの感想を先に書いてみた
前にも書いたけど本当はもっとDJも見に来たいんだけど仕事終わりにフラッとチャボさんのお家に寄ってね〜というコンセプトの平日開催ライブは地方住みにはハードル高い
チャボさんのおうち遠いよ〜〜
お盆休み中だからいつもよりお客さん少ないだろうとチャボさんは予想してたみたいだけど地方住みにとっては仕事帰りじゃない日こそ数少ないDJチャンスなのだ
お盆の嫁としてのあれやこれやの諸々をこなしてからが私にとっての夏休みや!
台風の接近で翌日の東海道新幹線の運休が発表されたけどこちとら東北新幹線民
まずは東京へ向けてGO!
ちょっと早めに着いたらポール・マッカートニー写真展でも見に行こうかなと思ってたんだけどいきなりトラブル発生
「ゴン!」という音がしてそちらを見たら帰省ラッシュで満席の新幹線でデッキに立ってた方が倒れた!自動ドアが反応して開いたドアから男性のアタマが!
ひええええ
近くにいた方が連絡ボタンを押して新幹線は緊急停止
あのボタンが押されるとこ初めてみた!
意識はあるけど動けないという感じでどーしよ、どーしよ、とハラハラしたけど無事に次の駅に車椅子待機してて救護されていった
どきどき…熱中症かな…コワ…と持ってたお茶ぐびぐび飲んだ
東京に着いたのは10分程度の遅れだったんだけどもともとそんなに時間の余裕もなかったしまじで熱中症コワすぎるので急遽予定を変更
まずは飯や!
遠征は体力勝負や!
25、6年前にロスに行った時
当時で言うベジタリアンの友人に教えてもらってから爆裂にハマって年に何回か無性に食べたくなるんだけど田舎に住んでるとなかなか食べることのできない食べ物
ファラフェルを食べにひとまず原宿へGO
うますぎ満足〜
ついでにチャボさんとのんちゃんの君僕の聖地巡礼してチャボさんが座ってたベンチに腰掛けてしばしチャボさんの尻の温もりを感じるなどした
しかし暑いぞ
台風の影響でなんかアタマも痛いような
ライブ遠征で体調崩すのだけはほんと最悪なのでちゃんと頭痛薬は持ってきてるからそれ飲んでなるべく涼しいとこでまったりぶらぶらしてから今回ははそんなに早すぎない時間にマンダラ着
入場特典のバッチと共にチャボさんへの質問用紙が配られた
NEWシステム導入!
生おハガキとか言ってお客さんに手を挙げさせて尚且つ直接チャボさんにお話しするなんて私には到底ムリな行為だったので嬉しい!
しかしいざとなったら何を書いていいのやら…
あとわたしは自慢じゃないが自分の書く文字が美しくないということがめちゃくちゃコンプレックスである
いい年した大人の書く文字ではない
お笑いライブのアンケートでもよくあるんだけど特にあのクリップついたほっそいほっそいえんぴつで書くのが死ぬほど苦手
じ、直筆…
これはこれでまた新たなハードルが
とにかくチャボさんが読めない事だけは避けようと思ってなるべくでっかく濃く書く事を心がけたけどさすがに全員分の質問を読む時間はなくてあっさり撃沈
チーン
チャボさんが紙を引くたびに心臓バクバクするというハードルも加わってしまったNEWシステムだけどお答えはいただけないまでもいずれご本人に読んではいただけるのだと思うから総じて大歓迎です
テーマは【夏】
夏らしい3曲から夏生まれの友人との思い出から夏といえば野音
衣装
茶色に白い大小のドット柄のシャツ
ハット
1.Mishika/Give You All The Love
2.TAJ MAHAL/The New Hula Blues
3.The Ovations/I'm Living Good
GOLD WAXというレーベルが好き
サムクックっぽいよね
4.Steve Miller Band/Rock’n Me
今は亡き学生時代からの親友とお互いの誕生日にほしいレコードをプレゼントし合っていた
夏が誕生日だった彼の26歳の誕生日あげたアルバムから
彼に捧げます
5.ライ・クーダー/Down In Hollywood
チャボさんが29歳の誕生日に彼にリクエストしてプレゼントしてもらった
6.John Mayall/Blues For The Lost Days
7月に亡くなられた彼を偲んで
歌詞の和訳の朗読があった
7.忌野清志郎&仲井戸麗市/夏の色調
夏といえば野音
RCが活動休止してから初めて2人で野音に立ったGlad All Overから今年で30年
ある日清志郎からまた一緒に夏の野音を演らないかと電話がかかってきて、清志郎よりタッペイ君に会いたい一心で仕方なくOKした
もともとは麗蘭の曲だけどあいつがハーモニカを吹いてくれた
清志郎のところに行って2人で一緒に練習したけどあいつクーラーをつけないんだよ
今思えばあいつはボーカリストだから喉に気を使ってたのかな
8.CHABO BAND/The Long and Winding Road
野音の「雨上がりの夜空へ」でカバー曲の権利の関係でDVDに入れられなかった曲を貴重なプライベート用の音源から
や、ヤバい!
実は先日のチャボさんの全曲リクエストライブ
【Walking By Myself】
私は「糧」をリクエストしてなんと1曲目に歌って頂けたのだけど、演奏される事は無かったおまけみたいにもう一曲書いたのがこの曲だった
そういえばこの曲は夏の曲だった
原曲はもちろんビートルズで、バンド内に不協和音が流れはじめた頃のポールの曲だ
チャボさんのつけた日本語詩は原曲の和訳と余りにも早く旅立ってしまった友人への想いがダブルミーニングになっている
何度あっただろう
何度巡っただろう
俺たちの熱い夏
君はひどいぜ
俺をここに置いて
今どこのどんな道
歩いてるのさ
ズルいぜ君は
あの日の若さのまま
チャボさんのDJは油断してるとこういう大号泣案件にぶち当たる
チャボさんのカバーは余裕で原曲を数倍超えてくる
権利問題で音源化されないことが多いのが本当にもったいないと思う
9.仲井戸麗市×CHAR/ LOVE IN VAIN(カバー)
野音で行われたLightning Blues Guitar Fesより
10.MFQ/Moonlight Serenade
生歌 Dessinシリーズより
Summer Vibration
エンディングBGM
フランク・シナトラ
ゾンビーズ サマータイム
ほんとは13?曲選んであったらしいけど台風の「来日」に備えてお客さんが帰るのがあまり遅くならないようにとの配慮で短め10曲
たぶんかけられなかった分がエンディングのBGMにまわったんじゃないかな
1、2曲ごとにおハガキタイムを作ってくれて、極力時間の許す限りたくさんの質問にひとつひとつ真摯に応えてくれる、応えようとしてくれている姿が印象的だった
以下は色々興味深い話が聞けたけど特に印象的だったこととか覚えてること(だいぶニュアンスで文章として盛ってるから正しくない事はあるかも)
友人とのレコード交換についてみんなもそういう友だちいるでしょ?って言われたけどはっきり言ってわたしには
そんな友人はいないよ!
親ほどの年齢のチャボさんが更に若かりし頃に聴いてたという音楽に影響受けてきた私の人生で身の回りに音楽の話が合う友人は1人もいなかった
強いて言えば今のダンナが唯一そういう相手なのかもしれない
質問コーナー
好きな食べものはなんですかとか今日誕生日ですみたいなのはなしだよ〜音楽の事聞いてよ〜と言いながら取り出した紙に「今日誕生日なのですが」と書かれてて一同爆笑
でもチャボさんのファンであるお父様が息子の誕生日プレゼントとして今日のライブのチケット取ってくれてこの日が初生チャボさんだという事でチャボさんもすごく嬉しそうだった
この後もトークの端々で何度もこの若き青年の名前を呼んでいた
そして曲をかけてる間に質問の用紙を眺めていたチャボさんが(おやっ?)という表情をした
ご自身でワインボトルを切り出したというボトルネックをプレゼントした方がいらして、その方の名前と住所を見たチャボさんは「おい、親父も来てるのか?先に言ってよ〜」と誕生日ボーイのお父様からプレゼントされたボトルネックで手元のギターで軽くワンフレーズ
軽くにしてはカッコよすぎた
Q.チャボさんはステージで何も飲まないのですか?
これはわたしも思ってたけどチャボさんは3時間超えるライブでもほとんどステージで水を飲まない
DJの時は用意されたクッキーと紅茶を口にする事はあるしアンコールの時飲んでたカップを持ったままステージに出てくる事もあるけど歌の合間に飲む姿をほとんど見たことがない
A.今は飲まないね
RCや麗蘭の時は少し飲んだりしてたかも
古井戸時代はベロンベロンになっちゃってずいぶん加奈崎さんに迷惑をかけた
たぶん質問は水分を取らないって事だったと思うけど、どうもチャボさんは「飲む」を飲酒と捉えたようだ
ステージ後ろに飾られてたRCの「OK」のジャケットを受けて
Q.「ねむれないtonight」のギターフレーズはチャボさんが考えたのですか?
A.マジック・サムの影響を受けて作ったんじゃないかな
手元のギターでフレーズを弾いてくれた
Q.スローバラードが車の中で恋が終わる歌だと言ってる人がいたのですが、よく似た夢を見た2人は別れようとしていたと思いますか?
コレは先日のエイトジャムで寺岡呼人さんが言ってたやつだね
わたしもそういう解釈する?とは思っていた
A.誰が言ってたんだろう?
それは厳密には清志郎君にしかわからないよね
面白いね 色んな解釈があっていいよね
でも僕は清志郎君の恋愛関係のことよく知ってるから駐車場で一緒に寝たのはあの子だろうな
それならきっと仲良かったんじゃないかなって思うよ
(8.19 追記)
18日放送のテレビ朝日「EIGHT-JAM」内で発された「Creepy Nuts」楽曲を巡る分析について、注意喚起し、発言者が直接謝罪したという記事がタイムリーにネットニュースになってたからちょっとだけ補足
謎考察とか謎解釈ってそれはそれはいにしえからあるよね
そんなふうにあれこれ考えを巡らせるのも楽しかったりする
それこそビートルズなんてマユツバモノのなんじゃそらエピソードが死ぬほど出てきたりするし
本人がやめて〜っていうなら謝罪するしかないんだろうけど今はちょっとした発言についてネットで叩かれたりしちゃうもんね
わたしもうっかりこんなとこにこんな事↑↑書いちゃって、一部を切り取られてチャボはあのエピソード否定してるぞ!みたいに取られちゃったら困るなと思って補足
チャボさんは現実はこうだからその解釈は間違ってるぞとは言ってない
色んな解釈があって良いよねっていう事が言いたかったんだと思う
事前にメールで送られてきたというおおくぼさんへの質問
(この時チャボさんがご自身のスマホ操作するというちょっとレアな姿が見れて嬉しかった)
Q.雑誌「Them Magazine」8月号に掲載された写真について
たくさんある写真の中からどういう想いを込めてこの写真を選んだのですか?
A.チャボさんによる代理回答
「うーーーーーーーーん……そういう事をうまく言葉にできないからシャッターを切ってるの」
この回答!
ものすごくハッとさせられるものがあった
ちょっと内容は違うし読まれる事はなかったけど
実はわたしも写真についての質問を紙に書いたのだった
わたしも旅に出たりしてこれはと思うものをスマホで写真に収めたりするけど(聖地巡礼写真とかね)この角度からこんな風に撮ってみたら見栄えが良いんじゃないかなとか素人なりに小賢しい撮り方をついついしてしまう
しかし写真家 おおくぼひさこさんは理屈じゃなく感覚でシャッターを切っている
この感覚こそが素人とは歴然たる差があるものなんだ
そしてこの感覚こそが見る者の気持ちを掴むのだ
Q.パリオリンピック見ましたか?
A.見たよ、パリに行ったこと思い出したりした
あの泣いちゃった子いたよね?批判してる人もいたけどふざけんなって感じ
アスリートのメンタルってすごいよね?
どうやって気持ちを保ってるんだろう?
自分ならああいう時どうなんだろう?
以前のDJの時も思ったけど、この【自分に置き換える】という思考回路ってチャボさんならではじゃないのかな?
音楽でも読書でも映画でも、チャボさんは自分ならどうするか?これを曲にするなら?という発想で全ての物事を見ている人なんだと思う
普通ならアスリートに対してそんな事思わなくないですか?
だからこそ無責任に批判するやつがいるんだと思う
Q.チャボさんの芸名と本名の人格に境目はありますか?
A.ものすごくあるかも
行ったり来たりしている
アルバム「CHABO」のライナーノーツにそんな事書いた気がする
CHABOになれなかったらおおくぼさんにも清志郎にも公平にも伊藤社長にも出会えなかったと思う
それからみんな(お客さん)にもね
CHABOでみんなに会えて良かったと思ってるよ
ハイパー余談
チャボさんのDessin9のジャケットに猫缶のポーチが映っててずっとカワユイ…と思ってたんだけど(推しの自宅、推しの私物なんてめちゃくちゃ拡大して見るに決まってるじゃないですかオタクを舐めないでいただきたい)現物が出てきて爆萌え案件だった
中からお薬ケースみたいなの取り出して口にポイっとしてた気がするのでもしかしたらのど飴的な?少しだけ咳をしてる時があった
コレは同じの探して買ってしまうかもしれない
いつもより少し早めの終演
外に出るとまだ台風の影響はそれほどという感じだった
いつもなら北へ向かう夜行バスに飛び乗るところだけど今回は西へ向かう夜行バスに飛び込んだ
翌日の大阪で行われる公平さんのライブを観に行くためだ
東京に一泊して翌日新幹線も考えたけど今後の遠征スケジュールを加味して少しでもコスト削減するためだったけど東海道新幹線が止まっちゃうとの事だったのでこの選択が吉と出た
お盆ののぞみって確か全席指定だよね?
もしそっちを取ってたら完全に詰んでしまうとこだった
同じように夜のうちに移動してしまおうというお盆のバスセンターは地べたに座り込むやつ多数の大混乱
奴隷ののりものだと思ってた夜行バスだけど事前にヤク注入する(キューピーコーワα)とか加圧ストッキング履くとか慣れてくると寝てるうちに目的地に連れてってくれる夢ののりものなのかもしれない
なんたって自分で運転しなくていいし
でも大阪からの帰りにJALに乗ったら散々ヤコバだpeachだと爆安交通手段に慣れすぎてきた私は余りの快適さにカルチャーショックを受けるのであった