土屋公平LIVE 2024「Blue & GO-GO TOUR」8/31(土)東京:吉祥寺STAR PINE'S CAFE 個人的備忘録
南海トラフだ台風だとハラハラさせられた先々週の初日大阪
いーやまたべつの台風来とるんかーい
トリッキーな動きで舐めるようにジワジワと北上する燦々タイフーンの進行状況にやばいかも?いやいけるかも?
またしても翻弄されヤキモキさせられた吉祥寺公演
だけどくよくよしてもはじまらない
明日は明日の風が吹く〜♪
ってな訳で帰れるのかなっていうBlueを抱えてとにかく辿り着けさえしたらあとはなんとかなるだろって事で東京へGO-GO!
なんたってこの日はゲストも加わった大阪公演とは異なる編成での特別編だ
どうせスタンディングになるだろうから少しでも身長盛りたいしほんとはオシャレに鳴らせハイヒールシューズで挑みたいところなんだけど雨ガン振りや宮殿予報なので無念の防水スプレー鬼振り色気ゼロスニーカーで乗り込んだ東京
おい 晴れとんかい
いいけど 晴れとんかい
まずは目的地の吉祥寺
を一旦素通りして(ゲロは吐かない🐸)目指すは国立
おい めちゃくちゃ晴れとんかい
そして暑いんかい
ちょうど清志郎さんのヒトハタウサギアクセサリーの展示イベントがあったのだ
なんたって清志郎さんご本人がつけてたアクセサリーの現物が展示されているのだ
もう時間の許す限りケースに張り付いて舐め回すようにガン見した
お絵描きしちゃう系の高校生だった頃この写真模写したよ〜
清志郎さんがかけてるサングラス、むかしジェームズさんも同じのかけてたよね
カメラを向けるおおくぼさんと共にカメラマンのドライバー兼被写体のズッ友としてチャボさんも映り込んでいるのがまたたまらん
清志郎さん直筆のヒトハタウサギやブタヤローのスケッチの展示もあって、ひとつひとつ見てると当然ちゃ当然なんだけど日付が2008年とか2009年で止まってるんだよね
なんだか胸がキューっとなってしまった
レプリカの見本、はめてみたらぜったい欲しくなっちゃうだろうなと思ってたけどやっぱり欲しくなっちゃった〜
スライダーズのカメレオンアクセサリーは余裕でスルーしたんだけどコレに関してはずっとご本人がつけてたの見てたからスゴい悩むよ
めちゃくちゃカワイイんだけどお値段はカワイくないんだよね
そして実物と比べちゃうと型こそホンモノと同じもの使ってるらしいんだけど質感がぜんぜん違うのよ
現物見るまではヒトハタ狙いだったけど実物見たらブタヤローもめちゃくちゃカワイイ!
さすがに2個で10万近いのは高級ジュエリーすぎる
エーーーンどうする???
どうしよ!!!!
つーかわたし普段つけてるリングもしょっちゅうスポーンと抜けて吹っ飛ばしちゃうからコレ失くしたらショックデカいよ
ひとまずもうひとつのお目当てであったヒトハタウサギのアクスタを無事ゲット
そして国立と言ったら当然ロージナ茶房で聖地巡礼ランチだ
清志郎さんが愛した昔ながらのナポリタンを食す
学生の街らしく「量が多めなんですが大丈夫ですか?」って聞かれて隣の席に明らかにそれ2人前じゃない?って量のパスタ食べてる人がいたので食細おばさんは「い、一人前の量でオネガイシマス」
ライブの前は大食い厳禁なのよただでさえ胸がいっぱいで込み上げてくるから
ほんとはあの階段の上の席に座りたかったけど店内満席につき帰り際に写真だけ
腹も膨れて良い時間になったのでいざ本来の目的地 吉祥寺へ
むかし練馬に住んでた頃よくバスに乗って遊びに来てたな〜
井の頭公園やいせやの前でスライダーズのメンバーがその辺歩いてて遭遇しないかな〜って妄想してたな〜
そしてめちゃくちゃ晴れとんかい
断っとくけどわたしのネタバレ回避パッキンも老朽化により決壊寸前なのでポロリがあったらスイマセン
これからツアー見る予定で一切なにも情報入れたくない人は見ない方がいいかもしれない
初日の大阪があまりにも良すぎたのでそのまま福岡広島と全国どこまでもくっついて行きたくなってしまった
必死にお小遣い貯めて初めてスライダーズのライブに行った時
ツアー全部追っかけしてると言ってたお姉さん2人組に話しかけられて全公演追っかけ…?オトナってスゲェ!と憧れたけど今思えばあのお姉さんたちの財源っていったいナニ???
金はもちろんだけどそれだけの期間休めもしちゃう仕事っていったいナニ???
とにかく金も休みも乏しいオトナになってしまったわたしはちゃんと耐えた働いた
いや、まあ耐えたっていうか8月チャボさん見に東京行って公平さん見に大阪行ってついでに京都と神戸を観光してお笑い見に秋田まで行ってまた公平さん見に吉祥寺に来てるからもうこれ以上の金も休みも余力が尽きたと言うべきか
セトリのネタバレなるべくしないようにしつつ既に見た人とも感情を共有したいんだけど、特にアンコール前、本編のラスト2曲
や、ヤバすぎないですか???
大阪でも吉祥寺でもあまりのカッコ良さに一瞬意識が飛んだんですが
特に本編ラスト曲のイントロは完全に殺そうとしてるとしか
もうギターが凶器やん
殺傷能力エグめの凶器ですやん
ほとんど瀕死で勘弁してください状態なのにトドメを刺すかのようにグイグイやられたら死ぬしかない
ていうかあの、例の、ホラスペシャルな演出があるじゃない
あの時振り返る公平さんのネックがぐわんと目の前横切って物理的にも凶器だった
公平さん自身のポストに写真もあがったから濁すことでもないんだけど、わたしはもうどの曲で降りてくるって分かっちゃってるから身構えた
みんないいのか…?
これからスゴいことが起きるけどそんなに無防備で大丈夫か…?
さすがにここまでは来ないよな〜と思ってたらもうどこまでも深くグイグイ来る
いざ目の前に来たらそりゃ手を伸ばせば触れてしまうんだけどとてもじゃないけどあの熱気を帯びた気迫に押されてそんなことできる勇者はいない
あれはさ、どういう反応するのが正しいの???
失神しないように心を保つだけで精一杯なんですが
写真で見たらみんな楽しそうなイイ笑顔だ…
イヤなにこれ良すぎるんだけど宗教画か?
その一部に自分も収まっているという幸せ
衣装のネタバレも公平さんが写真あげてるからオッケーとして大阪ではネイビーメインで襟、袖口の折り返し、エポーレット部分がブルーでゴールドの縁取りはあるけどボタンとジップのみでパスマンタリーの装飾はないシンプルなタイプ
そして吉祥寺ではネイビーとブルーの部分が反転したブルーメインのナポレオンジャケット
中にはルーシーのTシャツ
2パターン見れて嬉しかった!
そして今回のブルーメインのタイプ、ギターを下ろして帰っていく時の背中を斜めに走るストラップのあとがくっきりと!
めちゃくちゃ汗びっしょりなのが分かった
うおおお脅威の63歳
そういや大阪でのMC
唐突に「岸○さんが総理を辞めるって?ちょっと遅いんじゃないの〜?」って突然の政治発言に思わず笑ってしまったけどTVで河野太郎が61歳って出てるの見て慄いちゃった
世の中の60代ってあんなもん?
公平さん若すぎんだろ
大阪ではわたしにとって思い入れが強すぎるあの曲でなかなかの大号泣かましちゃったんだけど今回はMC始まっただけで分かっちゃうから耐えられなくなってもう泣いてた
音楽や匂いって脳に焼き付いて感情のトリガーになるからダメなんだよね
あとさ〜
これネタバレになるかな〜
大阪である曲のイントロで公平さんが「せ〜の」って言ったんだよ〜〜〜
「1-2-3」でもなく「せ〜の」って
か、か、か、カワイすぎか殺す気か
ハイパーカワイすぎて死にかけたから同じ曲でちょっと期待して見てたら期待を上回るカワイさで
「せ〜の」
って言った瞬間溶けちゃった
ほんとにカワイイのかカッコイイのかハッキリしてくれよしなくていいよ
あと大阪公演のあと物販に並んでる時、Jah-Rahさんが普通に会場ウロウロしてガンガン機材片付けてガンガン荷物運んで上腕ガチガチムッキムキで
今まで麗蘭で見て来た姿、更にはついさっきまで目の前でジャズィーな日本のチャーリー・ワッツの気品を漂わせてたのにイキナリガテン系のパワー見せつけられたらギャップでときめいちゃった
そして吉祥寺ではアンコール終わって前に出てくる時乙女のようにお顔の前で両手パチパチしてる愛らしい姿見せられたらさらにギャップでときめいちゃった
え、もうこれからJah-Rahさんのことそういう感情でしか見れないんですけど(どういう感情だよ)
会場を出ると降った形跡はあるもののぜんぜん雨小降りなんかい
ガン振りや宮殿予報なんやってん
燦々タイフーンなんやってん
そして結局スタンディングにならんのかい
大阪では本編の後半4曲くらいからアンコールまで総立ちだったんだけど東京はどうも様子が違う
公平さんのMCも思わず囁きスィートヴォイス
これはお笑いの劇場行った時でも大阪のお客さんと東京のお客さんでは笑うところ、笑い方がぜんぜんちがうっていうのはよく言われることで、わたし自身も経験あるんだけど
やっぱり西の人の方が自分の感情をオープンに解放するよね
ゴリゴリ東北人の百姓マインドの私だけどお笑いや音楽の時は関西モードの方が性に合ってるのかもしれない
ちょっと立ち上がる雰囲気でもなくてジリジリと座って見てる方がなんだか変にチカラが入って疲れてしまった
でも決して盛り上がってないって事ではなくて、各々の沸々とした静かなる熱気というか
たぶんステージに高さがあったり照明の具合だったり、ワチャワチャブチアゲワッショーーイっていう雰囲気になりにくいというか
実際わたしがそうだったんだけど神々しさが凄すぎて口開けて見入ってしまう、固唾を飲んで見守ってしまうという時間が多かったんだと思う
公平さんの指先、指遣いに目を奪われてふとお顔を見たらバチっと目が合ってしまう(ような気がしてしまう)
公平さんはすごく冷静に客席を見渡してて、そういう雰囲気を察知してかある曲で大阪とはぜんぜん違うソロを弾いていた
いうて初見でもあり脳みそスパークしてた大阪のことそんなにはっきりしっかりとは覚えてないんだけど、そんな状態でも明らかにそれとわかるほどガラッと変わっていた(と思う)
オールスタンディングの盛り上がりを見せた大阪ではその勢いに乗せてギュンギュンに煽りまくるソロ
おとなしめの東京では甘く甘く、しっとり、じっくりと聴かせるソロ
みなまで言わずともその公平さんの意図を汲んで合わせてくるリズム隊
あとこれは気のせいかもしれないしサウンドマシーンも入れてるっぽいからありえない事なのかもしれないけど特に前半は曲のテンポも大阪より少しゆっくりだったような?
初見と2回目というこちら側の余裕の違いのせいなのかな
ホーンが入ったかそうでないかだけにしては本当に大阪公演と吉祥寺公演はセトリが変わっていないとは思えないほど全く違う印象を受けた
そしてゲストの甲田"ヤングコーン"伸太郎さんは演奏に関しては全く邪魔しないというか変な主張をしてくる事もなく華も色気も彩りもある演奏なんだけどとにかく顔がうるさくてイイ
ナオティの音がデカくてイイとか伸太郎さんの顔がうるさくてイイとか悪口寸前の語彙しか持ち合わせてなくて申し訳ないんだけどそれがすごくイイと思う
やっぱ長いこと梅津さんや片山さん見て来てるとホーンの顔はうるさくあれと思ってしまう
片山さんなんかチャボさんのこと肩車しながらサックス吹いてたんだからそれくらいのことをしてくれたってイイ
ほんとにしたらウケるね
とにかく両日共に言えることは最高って事です
つくづくセトリの選曲も順番もイイ
そして新曲がいいんだよー
早く音源がほしいなー
あやふやだったセトリのメモもたぶん今回でカンペキなはず
シンガーとしての魅力が増したと感じた大阪だったけど今回はどうしたってやっぱりギターが神がかっていた
そんな神さまが下々の我々のすぐ目の前まで!
天使のおまえが空から降りてきたのさ
「もうイッパツイクかい?」に限りなく近いMCの後オーティスの歌唱の世界観をギターで表現したかったと言って演奏されたラストの曲がライブ前に見て来た事と私の中で妙にリンクしてしまってグッときた
物販は大阪の時にはなかったチラシが事前に配られて開演前の販売もあって多少改善されたとはいえやっぱり時間は相当かかってた
大阪ではCDにも巾着にもサインもらえてたっぽいんだけど(わたしは大阪ではCD買わなかった)今回はぴたりと横にいた社長がビシッと1人ひとつだけです!との事だったのでせっかく使い勝手の良いサイズでぜんぶにサイン入れてもらったら実用できないと思って巾着はサラで持ち帰ってCDにサインを入れてもらった
CDさ、持ってたんだけどさ……
たぶん……
失くしたw
ぴえん
なのでサイン入りで買い直させて頂いた
あといつかサイン会があるはずと信じて買わないで我慢してたやつがあるので次回それ買おう
あのさ……
みんなはさ……
公平さんとなにお話してるんですか……?
わたしはね……
今までまともな会話らしき会話できた事ないw
いつも「アッ…お、お願いしま…ハッ…アァッ!アリカトゴサイマ…」くらいしか言えたことないトホホ
そりゃあ無理っすわ
わたし小学生の時からこの人のファンなんだから
人格形成の礎なんだから
芸人が相手なら割と余裕でヘラヘラ喋っちゃうのに公平さんやチャボさんクラスはちょっともう次元がちがう
わたくしなどが気軽に言葉をかけていい存在ではない
存在ではないはずなのに
決して気のせいなどではなくしっかりと目を見て声をかけてくれて向こうからサッと手を差し出してくれる
ここはどんなあの世なんだよ
普段ならひとつのツアーで何ヶ所も追っかけたことなんてないんだけど
今年はちょっと色々あってまだ見に行く予定がある
正直ツアー始まる前はこんなに何ヶ所も見に行く必要あるのかな?ちょっとヤンチャしすぎじゃないか自分?って思ってたんだけど、たった二ヶ所でここまで違うものを見せてもらえるなんてむしろ見に行けてない公演があるってことの方がしんどくなるんですけど
あの日の全公演追っかけお姉さんたちもきっとこうやって人生を狂わしていったんだな 知らんけど
ほんとにライブって生き物なんだな
同じ公演なんて2度とないんだな
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?