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三人麻雀と四人麻雀のボンヤリとした違い

手前味噌ですが、
麻雀のアウトライン自体は

追加要素として

それでは、
三人麻雀と四人麻雀において変わる部分がありそうなところを考えてみたいと思います。

・配牌からの構想(役牌絞り含)

これについては、サンマはシャンテン数が減りやすく、また平均シャンテン数も減る傾向にあります。

よって、基本的な面子手を狙うケースが増えます。

・スリム化とブクブクの境界線(安牌候補残し)

こちらは四麻より明らかにシビアになります。
556残りの縦受けはみない、とかそういう話です。

・打点意識

こちらも四麻とは判断が変わります。
四麻ではとりあえず先制で曲げればなんとかなるケースも多いですが、
サンマは相手の押し返しを前提に考えるべきケースが増えます。

・副露判断

チーがない分、ポン材、染めの要素が強くなります。
また、親の現物を消費するポンなどで判断が変わりそうです。

・リーチ判断

こちらはデータサンマなどに詳しいので割愛しますが、
満貫あると基本的には曲げても曲げなくても収支上あまり差がありません。
(データ本p36,37)

・点棒状況判断※

こちらもかなり変わる印象です。
四麻ではラスの押し付け合いになるケースが多いですが、
サンマでは着順上昇と着順低下両方が生じる場合も多くなります。

・押し引き※

押引きについては、「ヤバい牌は押さない」by お知らせさん
ということなので、ヤバい牌が残ってない手組めっちゃ大事でしょ、
って気がします。

・中盤以降の手組(押し返し、先切り)※

およそ5巡目以降に考えたほうがよい気がします。
(大体2シャンテン以上、形は状況による、ので河の情報などの精査が必須)

・手牌構成読み※

数牌が2種しかないので、分断形など、相手に確実に残ってないであろう
ターツや面子の想像、最終手出しなどがキモになりそうです。

・ダマケア

おおよそ7巡目以降、30000点弱離れてるトップがいる場合など
妙にノータイム気味で北2、中張牌ドラ、などでツモ切り続いてる、などは怪しいです。あとはメンホン、メンチンの色溢れ、もしくは最後まで引っ張っていた字牌が放たれた時、など。

・染め手ケア(手出しの色に限らず不自然な捨て牌へのケア)

基本線として染め色が1枚、字牌処理のみでも、それぞれそれなりの聴牌率がありそうです。

・被先制テンパイ時の手出しツモ切り認知※

明らかな後手、かつ手牌価値が低い時にスパっとやめるか
それとも粘るか、など。(これは四麻とも共通です)

・牌効率※

大きく違いが出そうなのが牌効率です。
単純に手牌構成が変わるのと、確定面子に対するフォロー牌やヘッドふりかえなど、決め打ちすると損なケースが多そうです。(個人的にも要改善)

・七対子と面子手の両天秤もしくは固定

いろんなケースがあると思いますが、実践譜でももってきたいですね。

・場況(愚形リーチ判断含む)

めちゃくちゃ大事な気もします。
見た目8枚が山1・・アッ!

・逆切り

見ておくにこしたことはなさそうです。

・待ちの否定※

こんなん当たらへんやろ、の想像。

・ベタオリ安全度比較※

これは前述の押し返しとも関連するのですが、
単純な安全度比較を深くまで行った経験がないと
中途半端な牌を打ち出す確率、中抜きをしてしまうケース
が増えると思っています。

・メンタル管理

こちらは同じ麻雀というゲームですが、
よりブレ幅が大きくなる、という認識は必要そうです。

・安定段から上下3までブレる。

など。

とりあえずはやはり、

対局前の方針として

・和了の最大化
・放銃の最小化
・他のプレイヤーの和了を阻止するような
摸打

自己の選択において

基本的に打牌の種類は
・牌効率によって前に進む
・相手に攻撃されてオリる(ベタオリ
・絞り、回し打ち

他家や、局経過がなされた後に

・押し引き判断
・点棒状況判断
・読みの技術

結果、麻雀の上手さとして

・牌効率のミスが少ない
・和了、放銃のバランス化が行われている
・他家の動向に敏感
・オリの技術に優れている
・卓内の情報から相手に切り込んでいくことができる
・押し引きや読みに優れている

があると思います。

覚えるのは四麻でも三麻でもいいとは思いますが、

・リスク管理をしながらカウンターを打つ

などの基本線はあまり変わらないので、
四麻には四麻の引き出し、三麻には三麻の引き出し
があり、両方に共通する中身もあり、片方にしかないものもある、
という印象です。

ということでこの記事は一回仮としまして、
お知らせ本を読みます。

海老