斧 塗り編
みな様お疲れ様です。えびたむです。
前回の斧の線画から着彩の工程の説明をしたいと思い記事に致しました。
気楽に読んで頂ければ幸いです。
では早速着彩の話へ!
今回着彩の工程として紹介したい内容は
1:ベース塗り
2:大まかな質感の設定
この2点についてになります。
※下記の画像は1、2の工程を描いたものになります。↓
1:ベース塗りについて
まず最初にベースカラーとメインカラー、アクセントカラーと分けます。
今回はベースカラーにグレー(鉄)、メインカラーにゴールド、アクセントカラーにブルー(刃)、グリーン(装飾の目)にしました。
色数としては4色で構成しています。
使用ツールは
クリップスタジオペイントのスタンプツールの使用、レイヤーの種類など変えて質感の調整。
です。
また、テクスチャーは全て1から手描きで作成したものを使用してそれをオブジェクトの各パーツにクリッピングマスクをして貼り付けていきます。
もちろんフリー素材などを使用しても良いと思うのですが、自分はテクスチャーもオリジナルで作成した方が味がでると思うので、自分でかってに作成してしまいます。あと純粋に楽しいからという理由もあります。
スタンプツールの使用
テクスチャーを描く時にスタンプツールを使用すると簡単に模様を作成できたり、さらにぼかしなどの効果やレイヤーの種類を変えたりすると様々な表情のパターンを表現することができます。
是非やってみてください!とても便利なツールですよ。
2:大まかな質感の設定
マテリアルの設定:物質がもつ光の吸収や反射の度合いの設定。
ある程度、色とテクスチャーの配分が描けたら、次はその各要素の物質がどのように光を反射したり、吸収したりするのかを実際の本物の参考資料などを見つつ、反射光や写り込みなどを観察して描いていきます。
ポイントとしては、あくまで自分の思い描いた世界観を表現するために参考資料を利用するという意味で描いていくことが大事だと思います。
理由は、以前参考資料に合わせよう合わせようと考えすぎて、結果的に「自分は何を描きたいんだけ??」と思いながら制作してしまった経験が多々あるからです。(今でもけっこうあります。。気を付けなければ。。)
なのであくまで参考資料は参考。自分の表現したい世界観はこうだ!
と割り切って私は制作しています。
以上、今回のベース塗りについての工程を話させて頂きました。
次回は描きこみについて記事を書かせて頂ければと思います。
ここまでご覧頂いた方誠にありがとうございます。
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