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アラフォーからのヴィジュアル系44<チェキを買ったり買わなかったり>

やあこんにちは、わたしです。
マッチングアプリをやめて、暇になったかと思うでしょう?
ところがどっこい普通に忙しいです。
なぜって、ライブが多いんです。
8月9月も9本づつライブに行きました。小さいライブハウスとマイナーV系は楽しいなあ!!
始動したてのバンドがシークレット出演しているライブに全部行き(全部といっても4本だ)、その中でまた別の新しいバンドの魅力に気づいたりなどし、それはもうズルズルとまたバンギャルをやっているわけですよ。
そんでね、ある文化について書いておきたいなと思ったので、久しぶりに書きます。

<チェキについて。>

近年「チェキ屋さん」と揶揄されることすらあるV系の主たる物販商品、チェキ。
好きなバンドマンが格好をつけていたり、変顔をしていたり、まあ色々な味わいがある500~1000円くらいの名刺サイズの写真。
私が最近通っているところだと、ランダムで1枚1000円が主流。規模小さいところだと、ランダムで500円、メンバー指定で1000円とかそんな感じ。

でねえ、わたしは買ったり買わなかったりなんです。
買うと決めているバンドでは、毎回枚数を決めて買っている。
本命のバンドでは、メンバーの人数分ランダムで買う。次に好きなところ複数では毎回3枚くらい買う。指定ができるところでは、メンバーの人数分指定で買う。
箱推し的なバランスで買っているわけですね。
というかきちんきちんと通っているバンドは好きなメンバーはいるけど基本箱推しですよ。
時々行く「箱推しではないが、好きなメンバーがいる」場合、買わないこともある。あとなあ、時にアイドル並みにチェキ販売と撮影会のレギュレーションが細かいところとか、予約制のところだと買わないことも多い。
そんな感じの買い方です。

あ、あとこれは非常に余談ですが、以前通っていたところはメンバー指定の予約制だったので、毎回本命麺を決まった枚数予約していたのです。
が、そのうちあれやこれやがめんどうくさくなり「もうわたしがライブに行こうが行くまいが、予約なしで決まった枚数を毎回確保しておいてください」というふうにして、取り置きしてもらってました。行った時にまとめて買う。
今思うと非常になんというかよろしくないねえ。
そんで、何回か行かないことが続くと「元気?チェキいつ取りに来るの?」みたいなご連絡があるわけですよ。
非常によろしくないねえ。
マイナーバンド、距離が近いと融通のきくことも多いが、今にして思うとなんというかけじめのないことでよろしくないなと思いますね。
まあそんな昔のことはええんよ。

<時々声をかけられる>

そして本題。
これ別に今通ってるところでどうこうという話ではなく、以前からあったんですけど。
時々、ライブハウスでお声をかけられます。
「おねえさん、誰々さんのギャさんですよね」
ああー、ついに来た~、、、と毎回思います。
「誰々さんのチェキがあるんですけど」
なんでわたしが誰誰さんのファンだと目星をつけているのか、とかまあそうゆうことは一旦置いといて。
あとこの「誰々さんのギャさんですよね」には、チェキいりませんか以外にも「最前あいてるんですけど」もある。まあそれも今回は置いといて。
これねえ。
声をかけてくれた人は、ランダム引いた本命以外のチェキがいらないから、ファンの人に買ってほしいわけですよ。まあ気持ちはわかります。
正直お断りするのもたいへん心苦しいんですけど、お断りしています。
好きなメンバー全回収、くらいの熱意があればいいんですけど、チェキに対してはそこまで熱意ないんですよね。
(だがしかし、本命バンドでランダムで本命のメンバーが出なかった時は交換してもらったりしています。それはまた話が別なんよ)

<わたしがチェキを買う理由>

わたくし、チェキが欲しくて買ってるわけでもないんですよね。
もちろん写りがよいものを引けたらうれしいです。
でもそれが主たる理由ではない。
なんで買ってるかというと、それが「バンドの大きな収入源」だからです。
たくさん買えればいいですけど、わたくしみたいなライブジャンキー、ライブのチケット代だけでもかなりのお金が飛んでいくので、正直チェキは買えても数枚。大した金額ではありません。
それでも、毎回固定のお客さんが固定の金額を使う。チリ積で多少は貢献できていると思いたい。だからこそ、昔の話をさらに擦ると「行かなくても決まった枚数取り置き」ということになるわけだ。

ということはよ。
他のギャさんから買ったチェキ、お金はどこに入るでしょうか。ということになる。
バンドの収入にはならないわけです。なので買わない。
単にそれだけ。
見せてもらって選んでほしいのだけ買う、とかってなったらちょっと話違ってくるかもしれないけど、それでもいらないかなあ。

チェキの写りにも慣れというか技術というかなんといいますか、キャリアが反映されるものでして。これいろんなバンド行ってるギャだったらわかると思うんですけど。
規模の小さいところや、始動したてのバンドだと、チェキもなかなかこう当たり外れがでかいというか、当たりのほうが少ない時期というのもありましてねえ。。。

<結論チェキってどうするの>

そんな「物がほしいわけではないけど、ある程度のお金を使いたい」という主目的で買っているチェキですが。
そのバンドにあまり通わなくなったり、バンドが解散してしまったりすると、手元にチェキだけが残ります。
欲しい人がいる時は、チェキホルダーごとあげたりもするし、逆にもらったこともあります。
メルカリとかに大量に出品されてることもあるよね。
流石に捨てはしない。
で、また昔の話をまだ擦るんですけど。その「行かないライブですら買っていたチェキ」ですが、日付とサインとメッセージと宛名(つまりわたしの名前)が全てに書いてある。手厚かったんですよ、なかなかサービス精神旺盛だった。
その本命バンドが解散したあと、わたしは別バンドのギャをやっている友達に言われましたね。
「あんたのそのチェキどうするの?全部名前書いてあって何百枚もあるんでしょ?」
はい。何百枚です。1年半くらい通って、700枚強ありました。800に届かなかった!
名前もメッセージも書いてあるので、誰かにあげるとかは考えにくい。というか本命そのまま引退してしまったのでわたしとしても処分するつもりもなく。
同じ名前の人はこの世に存在していて、お目にかかろうと思えばかかれないこともないんですけど(他ジャンルのスタッフやってらっしゃるからね)、わたしが好きだったV系バンドマンとしてのその人は、700枚強のチェキとDVDにしか存在しないわけです。
わたしの押し入れの中に!基本あんまり物捨てたりとかしないので、多分ずっと保管してたまに眺めたりすると思います。

<余談>

チェキの他にも、歴代拾ったピックというのもあってですねえ。
これは買ったものではなくて、投げてもらったものを後生大事に取ってある。
えらいから、日付と箱と誰のピックかを書いて、ちゃんと小さいジッパー袋に入れてあるんだよ。えらくない?(えらいとかっていうよりも若干病的だなとは思ってる、知ってる)
これもまたいらなくなったらどうするのという話なんだけどさ。でも思い出だからねえ。捨てられませんよ。

というチェキについてのちょっとしたあれこれでした。
人によって買い方は全然違うだろうから、あくまでわたしの場合、という話です。
チェキの保管方法とかも人によって全然違うだろうしね!


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