リスクオフに備えてとる行動

↑の質問に対する回答を書こうと思ったが、Twitterでは文字数制限が厳しいのでこちらに記載するぞよ。以下、ですます調に変身します。

【間違っているものは?】を見逃した方も多かったのではないかと思います。質問の意図は、お金持ちの立場で、どういった資産運用をするのか想像してみてほしかったのです。

〇答え→「株を買う」ですね。不況に強い会社もあるわけなので、日経平均やダウ平均株価と具体的な選択肢にしたほうが良かったかもしれません。

米国がイランを攻撃したと年始から物騒なニュースが飛び込んで、一時的にリスクオフとなりそうです。ただ、これはまだ局地的な話なので世界情勢が悪化とまではいかないと、私見ですが考えています。悪化する(または悪化させる)ならば、トランプ大統領が2期目当選した今年の秋以降ではないかと予測しています。

そうそう、テクニカルを極めれば、ファンダを気にしなくても問題無いという考え方もありますが、それも一理あります。ただ、ファンダで説明できることも往々にしてありますので、リスクオフ⇔リスクオンの傾向は知っておいて損はないです。爆益じゃー💰w

では、2009年のリーマンショック時の株価指数を見てみましょう。リーマンショックは、2008年9月15日(月)に、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことがその発端です。

はい、ズドーンと下げています。こうして見ると、三尊のネックラインが抵抗になって分かりやすく落ちているので、テクニカルを使えばリーマンショック前から、この波に乗れますねw では、日経平均株価は?

こちらもズドーン⤵ですね。「リスクオフに備えて株を買う」というのは間違った考えということが分かります。なので、これが正解💡 現在は日米欧の中銀が買い支えている(資金を市場へ供給している)こともあり株価は維持されていますが、これを期待して株を買っておくという行動は賭けに近いものがあると考えます。

その他の選択肢について、簡単にコメントします。

〇「仮想通貨を買う」・・・△ 10倍になる可能性も、1/10になる可能性もありますので、安定的な資産という地位はまだ確立されていないと考えます。

〇「金地金(現物の金)を買う」・・・〇 40年ほど前までは、世界の通貨は金本位制でした。通貨と金を交換できるようにして、通貨の価値を担保していたわけです。現在はそれが崩れて、GOLDの量とは関係無しに市場へ資金を供給し続けています。相対的に金の価値は上がっていくことになります。2013年に米国が量的緩和を縮小すると発表してから金価格が一気に下がりましたので、見極めが肝心です。FOMCの動向を注視ですね。 

〇「現金を金庫に入れておく」・・・〇 株の大暴落が起こった場合、それは大きなチャンスが訪れています。現金があれば、底値で買いあさることができます。また、資産に対するマイナス金利を適用する流れがありますので、電子化された銀行資産は狙われやすいです。100ドル札は需要があり、刷られ続けています↓ 電子決済が主流になってきているのに。なぜだか分かりますね?

ただ、ハイパーインフレが起こった場合は通貨の価値がなくなりますので、同じ金庫に入れておくのであれば、金地金(現物)を買うほうが得策ではないでしょうか。

あとは、リスクオフの場合、米ドル・日本円・スイスフラン が避難通貨として買われやすいということも頭に入れておくと良いです。

FX・CFDを通じて、世界に目を向け、未来を想像することが出来て面白いですね。

それでは、またTwitterでお会いしましょう💰

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