「言える化」のガリガリ君
ガリガリ君がスキだ。
新商品のチョコミントを
ウメーウメー喰っていたら
そう言えばガリガリ君の本をちょい前に
ポチして買ったことを思い出した。
日本経済新聞出版社が
2013年に出した遠藤功さんの
『ガリガリ君の秘密』と言う本が
2年前に文庫本になったようで
それをゲットしていた。
サブタイトルは
赤城乳業・躍進を支える「言える化」と
なっておりそれだけですてきナイスな
本であることが直感出来る。
赤城乳業は乳業メーカーではない。
アイスクリーム専業メーカーである。
そのネーミングもPSYCHOで最高だ。
「ラーメンゑびす」という
屋号で中小企業診断士業を
やっているのと極論同じである笑。
コーポレート・スローガンは
「あそびましょ。」でコレは
ガリガリ君のパッケージにも書いてある。
ちらっとぶらっとこの本を読んでみた。
プロローグで思わず涙してしまった。
遠藤さんがこの本の出版記念イベントを
企画し開催した時のエピソードが
すてきナイスであった。
メディアにほとんど出ない
赤城乳業の社長(現会長)さんに
せっかくの機会なので直々に
語ってもらおうとオファーしたところ
社長は固辞されたとのこと。
代わりに若手社員に思う存分語らせて
欲しいと逆に依頼されたそうだ。
社長はお忍びで会場に来ていたそうで
それを当日知った遠藤さんは
イベントの最後に無茶振りで
社長に一言お願いしますと
マイクを向けたそうだ。
その時社長は短いが力強くこう言ったらしい。
「すべては社員たちの頑張りのおかげです。
本当にありがとう!」と。
会場は割れんばかりの拍手に
包まれたとのこと。
この会社がどんな会社なのか
説明しなくてもわかった気がした。
「見える化」も大切だが
「言える化」が重要なのだ。
まだ30ページしか読めていないが
この本は名著の予感がする。
おいどんも「言える化」を学びたいっ。
ちょいと読み込んでみようっ!