私が通いたい占い師④今日は二度と行きたくない占い師さん
今日は私が今まで経験した中で、二度と行きたくない占い師さんのこと
書きます。不快かもしれないので、すっ飛ばしていただいても構いません。
名古屋ブルーノート、家族で色々なライブ楽しんでいたころのことです。
KC&サンシャインバンドとかオルケスタ・デ・ラ・ルスとかナベサダとか、
ノリのいいのによく行ってました。
そのブルーノートで同年配の女性と何度もご一緒したりして顔なじみに
なったの。それで住まいも近いということでランチしたり仲良しになった。
活発な女性で社長夫人、ご主人は入り婿、お子様方はミュージシャンとか
カメラマンでステキなご一家と思っていました。
偶然にも通っている美容院も同じで、偶然偶然、と言っているうちに彼女に
神様が降りてきたの。
どんな神様か忘れちゃったけど、宇宙の神様。
ユニバースとかいう言葉をよく使われていたから。
ある時電話があって
「あなた、婦人科系の病気の相が出てるから子宮がん検診とかしてから私の
鑑定に来て頂戴!」と命令が下った。
ホント命令だったのよ!
それで、私は子宮がん検診とやらに自費で行き、結果を待つ間はイライラ
過ごし、なんとも無かったので胸をなでおろして。彼女に電話した。
「なんとも無かったの、ありがとう」って。
しかし、彼女は
「ユニバースからメッセージが来てるから来て頂戴」と
有無を言わせなかった。で、私はノコノコ出かけていきました。
彼女のオウチにね。彼女の名前はユウコサンにしておくわね。
ユウコ「なんとも無くてよかったわね!ユニバースがあなたが女性として
高慢ちきだから婦人科の病気になるだろうって、お知らせが来たの」
私「はぁ?」(このときすでにムカついていた)
ユウコ「いつもエラそうにしてるから気づかせてあげないと彼女の晩年は
哀れなことになるって」
私「はぁ?」(なによ、ソレ!)
ユウコ「あなたは愛情なんかなくって、周りの人に何でもしてもらえて
当たり前だと思っている。感謝の心がないから、ユニバースはあなたが
調和を乱すっていってるの。」
私「・・・」(もう頭に来たぞ!)
ユウコ「あなたには動物たちがいろいろメッセージ出しているのに
気づかないって。」
私「うちは拾った猫とか犬ばっかりだけど、どんなメッセージ?」
ユウコ「拾われた猫ね、あなたのこと大っ嫌いだけど、我慢してるって!
あなたに拾われたから命は助かったけど、あなたのエラそうな態度に
家族が迷惑してるの見るのスゴク辛いって言ってるわよ!」
と大声でおっしゃった。
私たち家族はクリスマスまえに大通りのパチンコ屋の前で
トラックにひかれそうになっている子猫を拾ったの。
それで、その子は猫エイズとやらにかかっていて、目がつぶれていて、
鼻が半分腐っていて、肩に穴が開いて骨が見えていた。
抱っこして連れ帰ってきたけど「腐った臭い」がスゴクって
力なく鳴く声がかろうじて生きてるとわかるような状態。
それを家から1時間以上かかる動物病院に日参して、治療していた。
猫の目の専門家の獣医さんにはかかれなかったけれど、病院の先生が
大学同期ということでレントゲンやら、血液数値、その子の状態なんかの
カルテをやり取りして炎症を起こしている部分や壊死しているところを
手術したりして「生き延び」ていたの。腐った鼻水をまき散らしながらも、
点滴やサプリメントで普通の子より小さいけれど、甘え上手で
カワイイうちの子になっていたの。最終的には18歳まで生きたけど、
私は世界一勇敢な子だったと自慢に思っているの。
ともかく、その猫あんちゃんが
私のことを大っ嫌いと言われた瞬間に
腰が抜けそうにビックリしちゃったし、悲しくて泣けて来ちゃた。
彼女の前でしゃくりあげちゃって、
私「わかったから、もう帰らせて」と
鑑定料1万円机に置いたとたんに
ユウコ「ホラ、そういうふうに神様の言葉も聞けないわけでしょ!
高飛車で高慢ちきで鼻持ちならないあなたの末路は悲惨よ!
そういう人ユニバースはお許しにならないから!
これ、私が言ってるんじゃないのよ!神様が言ってるの!」
と重ねて立ち直れないような言葉を彼女から喰らった。
もう、車に飛び乗って大泣きして家に帰ってきましたよ。
それからは美容院であっても美容師さんが私を個室に案内してくれたり、
彼女が帰るまで待たせてくれたりしました。
しかし、その後美容院で「まつ毛パーマ」かけてるときに
予約なしで彼女が来たの。
「今日、チョットパーティがあるから大至急ブローお願い」って超高飛車!
おまけに
「私CDデビューしたの、今はシンガーよ!」
ってCDをだして
「1枚2500円だから、10枚ぐらいいいでしょ?」
とカウンターに置いたらしい・・・見えてないから想像だけど。
店長さん「会社の経費は使い道が決まっているので、買うことは
できないんです。」
ユウコ「何言ってるの、交際費じゃない!」
店長さん「いえ、交際費とか冠婚葬祭費は決まっているんです。
申し訳ないけれど、買えないんです。今日は予約もされていないので、
ブローといっても待ち時間30分ぐらいありますが、よろしいですか?」
ユウコ「こっちは大至急って言ってるでしょ!パーティなんだから!」
店長さん「申し訳ございません、ただいま直ぐにはできないんです。
お待ちいただけますか?」
ユウコ「待てるわけないでしょ!この私が!」
とパンプスの音響かせてお帰りなさった。
私はまつ毛パーマの最中だったけど笑いがこみ上げてきちゃって、
爆笑しちゃいました。
彼女の車がパーキングから出て行ったのを見届けてから
美容院のスタッフさん忍び笑いしてらしたわ。
どうやら
高飛車で、高慢ちきで、神様がお許しにならないのは私だけじゃないのね!
と思ったわ。
というわけで、悪口になってしまってごめんなさい。
人間生きてりゃ、人にも迷惑かけなきゃ生きていけません。
だけど、許されて今まで生きてこれたし、
あんちゃんは6歳あたりから目も見えるようになって、10歳あたりから
腐った鼻水も飛ばさなくなった。いつも私に甘えてくれて、そりゃそりゃ
カワイイこだったの!
神様が我が家に遣わしてくれた天使だからホントの名前は
「アンジェリーク」だったのよ!
だけど「アンジェリークちゃん」なんて呼ぶのはこっ恥ずかしいし、
「あんこ」と呼んでたの。名前通り天使だった!
私が2度と行きたくない占いは「罵詈雑言を浴びせる」先生。
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