南北朝ブームにオススメしたい『南北朝武将列伝』

皆さまこんにちは、戎光祥出版の丸山です。

2021年1月には週刊少年ジャンプで北条時行を主人公とした「逃げ上手の若君」の連載が始まり7月2日にはコミックス1巻が発売。
そして宝塚歌劇では楠木正行を主役とする「桜蘭記」が演じられ、大きな話題に。

というように、歴史業界だけではなく、2021年は各地で南北朝ブームが起きつつあります。
そのような中、弊社からも今年に入って『南北朝武将列伝 南朝編』(亀田俊和・生駒孝臣編)・『南北朝武将列伝 北朝編』(亀田俊和・杉山一弥編)を立て続けに刊行し、ありがたいことに南北朝クラスタの皆さまを中心に話題にしていただきました。

とりわけ『南北朝武将列伝 南朝編』には、「逃げ上手の若君」の主人公・北条時行も、「桜嵐記」の主役である楠木正行も取り上げているという、びっくりするくらいタイムリーな書籍になりました。
物語の中の彼らと、実際の彼らは何が共通し、何が異なるのか、そのあたりを比較するのも面白いかと思います。

そして「南朝編」では31名、「北朝編」では「51名」と、2冊でなんと「84名」の南北朝期に活躍した武将を取り上げ、それぞれ第一線で活躍する研究者の方々に当時の史料からわかる人物像を解説していただいています。
そう、北条時行や楠木正行に関係した人物がほぼ網羅されているわけです。

また、取り上げた武将たちにもそれぞれ当然ドラマがあるわけで、それらのエピソードをなぞることで、彼らが活躍した南北朝時代の政治状況や社会状況を理解することができるようになります。

そんなわけで、「逃げ上手の若君」や「桜嵐記」から南北朝時代に興味を持たれた方には、ぜひ『南北朝武将列伝』をお手に取っていただけると嬉しいなと思っております。

もちろん他にもオススメしたい書籍はたくさんあるのですが、今日はここまで。
なお、『南北朝武将列伝』は全国のリアル書店・ネット書店の他、弊社公式通販からもお買い求めいただくことが可能です。
この機会にぜひお手元に。


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