社会人1年目が生命保険に入るか考える
みなさんこんにちは。えびしゅうまいです。
今日は社会人1年目が生命保険に入るべきか否かを考える。きっかけは、とあるところから生命保険の営業マンを紹介されることになったから。
保険に対して全くの無知なえびしゅうまい。無知な人間は資本主義社会において富める者に搾取されるのが常なのである。これは高額な携帯プランを契約させられるおじいちゃんおばあちゃんを見ているとよく分かる。
社会人になってまで「えびは長寿だから死ぬことはない」なんてふざけたことをいつまでも言ってられない。ということで無知の知を自覚しているソクラテスしゅうまいがここ数日で調べたことをみなさんに紹介する。
結論:正解はないが入るつもりはない
前提として現在のえびしゅうまいは妻子なし。1人暮らしの社会人1年目。そして最近の好きな食べ物はパスタ。
今度紹介されるものは積立型の生命保険。と聞いている。月いくらか積立をして、(満期があるものは)満期が来ても立派に生きていたら積立分+利息になって返ってくる。
満期が来る前に息絶えた場合は、受取人に設定した人にお金がいく。という仕組みっぽい。
いろいろ調べて、いろいろ保険で働いている人に聞いて分かったこと。正解はない。その人が何を大切にするか、どういうライフプランを持っているかによる。
えびしゅうまいの場合は結婚もしてなければ、もちろん子供はいない。何も守るべきものはない。強いていうなら、自分が死んだ時に親にお金を残すかどうか。親の意向はわからないから今度確認してみるとして、今のところ入るという選択肢はかなり低い。
入ることのメリット
積立型の生命保険に入ることのメリットは、「何十年後かに生きていたら積立額×数%のお金が増える or 死んだときの補償金が出る」
以上。
入ることのデメリット
①積立は保険じゃなくてもできる。②保険の利回りは他と比較して低い。③途中で解約したら元本割れする+課税対象になる。④死んだときの補償金がないと困る人がいない。
たぶん他にもあるけど以上。
どうしたらいいのか
お金を増やすことだけを考えたら①と②から保険で増やすということは間違い。
③については、どうやら途中で解約すると元本割れする可能性が高いらしい。しかも解約した分のお金は課税対象になるっぽい。元本割れ+課税というダブルパンチ。ということは10年から数十年の間、途中で考えが変わっても拘束されるということになる。
④については自分が死んだことで経済的に困窮する人がいないから特に生命保険に入る必要性は感じない。
もちろんいつ死ぬかはわからないし、このnoteを書き切る前にポックリ逝く可能性だってある。とはいえ、生命保険でしかできない最大のメリットである「死んだ時にお金が出る」で利益を享受する人がいないのは大問題。
ということで一般的な積立より利回りの低い積立型の生命保険に入ることに意味はあまりなさそう。
それなら他の投資でお金を増やすなり、今しかできないことにお金を使う方が賢い。
もし死んだ時の安心をお金で買いたい人は、安心をお金で買いたくなった時に保険でしかできない「掛け捨ての保険」に入ればいい。それか保険料の安い今のうちに掛け捨てに入っておくか。割のいい積立は他にある。
将来的にどうするか
えびしゅうまいはいずれ結婚したいし、子供も欲しいと思っている。「いずれ守るものができるんだから今から入っとけばいいじゃん〜!」という意見もあるかもしれない。
だが正直にいうと今からそんなことは考えられない。いずれできるかもしれない守るべきもののために、そもそもいつ死ぬかもわからない未来のことを考えるのは難しい。
それはその時に考えればいい。たぶん。
とはいえ、ここまで調べて外資系保険営業マンがどういう売り込みをしてくるのか気になる。
生命保険はうまい商売
いろいろ調べて感じたことは「生命保険はうまい商売」。
人間いつかは死ぬけど、いつ死ぬかは誰にもわからない。じゃあそのいつか死ぬ時のために保険をかけときませんか?でもいつ死ぬかは分からない。無限ループ。
いつ死ぬかが分かれば(掛け捨てなら)前もって保険に入る必要はない。でも人間いつ死ぬか分からないから保険をかけておく。
これはいつ死ぬかに賭けるギャンブルな気がしてきた。
まあでもエビは長寿だから死ぬことはない。