【意識レベル】

意識レベルって皆さん知っていますか?
よく「意識高い系」とか、あの人は「意識高いよね」
そんなふうなこと聞くと思います。
この【意識レベル】
ちょっと難しいですが、最後まで読む時にはきっと理解が進み【意識レベル】がきっと上がっています。

ここではアメリカの精神科医デビッド・R・ホーキンズ博士の著書
『パワーか、フォースか』に書かれている17の意識レベルという見方から説明していきます。

具体的に17の意識レベルとは
上から
レベル   感情     視点
悟り    表現不可能  純粋な意識
平和    至福     完全
喜び    静穏     完成
愛     崇敬     恩恵
理性    理解     意義
受容    許し     円満
意欲    楽天的    希望
中立    信頼     満足
勇気    肯定     実行可能
プライド  嘲笑     要求
怒り    憎しみ    敵対
欲望    切望     失望
恐怖    心配、不安  怯え
深い悲しみ 後悔     悲劇
無気力   絶望感    絶望
罪悪感   非難     悪
恥     屈辱     悲惨

こんな階層になっています。

このようなシチュエーションの時、どのような気持ちになったり感情が出てくるかで、その時の意識レベルがわかるというもの。
人によっては意識レベルはそんなに簡単には変わらないということも言われます。
私が思うのは、人の気持ちや意識はその時々で変わるもの。いかにそのレベルに住み慣れるかということだと思っています。

シチュエーション

今日ハンバーガーショップに行ったら、セルフレジが導入されていた。
順調にオーダーは出来たものの、会計がうまくいかない。
ネット回線が悪いのか、支払いが出来ない。以前もこのお店はネットでのオーダーがうまくいかなかったことが多かった。

そんな日常的なことで、自分の意識レベルがどのようなところにいるのか分かります。

『恥』のレベル

私がこの前までいた『恥』のレベル。
このレベルだと
「前にもネット回線が調子悪かった。店としてそれって恥ずかしくないの?セルフレジまで導入しているのに!あー後ろに並んでる。カッコ悪いな〜」
これが『恥』のレベルです。

『罪悪感』のレベル

「あー後ろに人が並んできた、申し訳ないな〜それにしても店員はこの状況わかっているのに申し訳ないって気持ちがないのかな?店内に出てきて声かけるとかないの?」
これが『罪悪感』のレベル

『無気力』のレベル

「あーもういいや、ネットが繋がるの待っててもいつになるやら、やり直すなんて最悪。知らんぷりして店出ようかな。」
これが『無気力』のレベル

『深い悲しみ』のレベル

「なんで?えーそんな!せっかく久しぶりの来店なのに〜あれ飲みたかったしこれも食べたかった。それが叶わないなんて。ここはたまにネット環境が悪い時あったよな〜。ちゃんと確認しておけばよかった。お財布も持ってきてればよかった。」
これが『深い悲しみ』のレベル

『恐怖』のレベル

「あ〜どうしよう。きっと後ろの人怒ってるだろうな〜え?舌打ち?え〜やばいよやばいよ〜絶対怖い顔してるって〜 まじ?店員さんもなんかこっち見て怒ってる感じなんだけど・・でも私が悪いわけじゃないじゃん!後ろ振り返って睨んでやる!」
これが『恐怖』のレベル

『欲望』のレベル

「え〜〜〜でもお願い、なんとかしてくれ〜 店員さん気がついてよ!」
これが『欲望』のレベル

『怒り』のレベル

「もう、ふざけんなよ!なんでこの店はいつもいつもネットが繋がらないんだよ!他に誰も店に言わないの?セルフレジ入れる時動作確認ちゃんとやったのかよ!後ろの客も、状況見ればわかんだろうが!あー隣の人は何故かすんなり言ってる。羨ましいよな〜」
これが『怒り』のレベル

『プライド』のレベル

「でもさ、私だって頑張って操作してるじゃん!見ればわかるよね?後ろの人もそうそうって思ってない?この店ネット環境私と同じようにイマイチって思ってるよね?」
これが『プライド』のレベル

『勇気』のレベル

「店員に話すの苦手なんだけどな〜でも言ってなんとかしてもらわないと、このままだと時間ばっかりくってしまう。やるだけやったし、考えられることはもうないくらいやったよね。」
これが『勇気』のレベル

『中立』のレベル

「でもよく考えたらみんなおんなじじゃん?そういえば前の人もなんかぶつぶつ言ってたしな。隣の人はたまたまラッキーだったのかも?みんな一緒じゃん」
これが『中立』のレベル

『意欲』のレベル

「よし、店員に言って対応してもらおう。だってこのままじゃコーヒーも飲めないしバーガーも食べられない。ずっと考えていたってやることはやったし。あとはお願いってことで。」
これが『意欲』のレベル

『受容』のレベル

「後ろの人が怒るのも無理はないよな〜そりゃ舌打ちもするよね。もし自分が同じ立場ならもっと怒って声に出してたかも?あれ?店員さんめっちゃ忙しそうじゃん。こっちに気が付かないのも無理はないか〜」
これが『受容』のレベル

『理性』のレベル

「なるほど、ネット環境がイマイチなんだよね。だってこの時間みんなネット見てる。セルフレジも最近の導入だろうし、トラブルがあるのは当然のことだよね。」
これが『理性』のレベル

『愛』のレベル

「これもしかしたら超ラッキーかも?だってこのトラブルのおかげでこういうこともあるってわかったわけだし、この店がいつも忙しいって再確認できたし、トラブルの時の自分の感情の変化もわかったからな〜ありがたいよな〜」
これが『愛』のレベル

『喜び』のレベル

このレベルは基本的には『愛』のレベルがますます無条件になってくるレベルです。周囲を見ながらたくさんの愛を感じています。
後ろで舌打ちをしている人に対しても、忙しい店員さんに対しても常ににこやかに感情を表現して、「うーん、そのうちなんとかなるでしょう」という感覚を持っている状態。
これが『悦び』のレベル

『平和』のレベル

こんな不都合な状態に自分がいる。でも一人じゃない。周りにはいろいろな感情を持っている人がいる。それで良いんだ。そのうち、それで良いんだという感覚も無くなってくるような感じ。
これが『平和』のレベル

『悟り』のレベル

ここは説明のしようがありません。
存在全てが宇宙と繋がっているという感覚。スピリチュアルな思想を持っているという感覚。もはや「私」という肉体的な認識も存在しないという感覚。
自他が分離せずに、自己の意識と全てのものが一体化している状態。
これが『悟り』のレベル

この意識レベルでは『勇気』から上が物事が達成可能なレベル。つまり自分が望むことが叶っていきやすくなるということなんです。

そして、意識レベルを考えることによって、人はコミュニケーションの取りやすさも変わります。
コミュニケーションがうまく取れないな?という時はお互いの意識レベルの違いが大きい時です。
ちょっと賢くなって、相手が今どの意識レベルにいるのか考える。その人がどう考え、どうしたいのかが分かれば、コミュニケーションの取り方も自ずと変化させることができるようになってきます。

そして、自分自身より高い意識レベルにしておくことが大切です。
それによって付き合う人も変わります。付き合う人の人数も変わります。
お金は人が使うもの。つまり人がお金を運んできます。
つまり、意識レベルを上げることによって経済的に人としても豊かになってくるんです。

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