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何万年も前から刷り込まれた記憶なのだから仕方がないのだ。(ダメおじさん賛歌)

昨日、友人から良い話を聞きました。コレは2024年度の『良い話大賞』受賞作だと確信しましたので共有させていただきます。


*何故に男子は色々なモノを欲しがるのか。

友人曰く『今から何万年も昔の狩猟採取時代、男子は狩りをするための各種様々な道具が色々と必要だったのだ、すでに』と。

ハッ!となりました。

そうだよね、ナウマンゾウを狩る道具でウサギは狙えないもん。魚を獲るためにはまた別の道具が必要だもん。農耕生活が始まるもっとずっと前から、男子たちはそうやって道具の精度をあげて効率よく確実に食料を得るべく血の滲むような努力をしてきたのだ。

『だからこの血の滲む努力は、女子にはなかなか理解してもらえないのよ』とも。

うむ、そういうことか。

そうかそうか、ホモサピエンス的な歴史レベルのDNAな話なんだな。そりゃ仕方がないわ刷り込まれちゃっているんだもん。やっぱり道具は使徒によって色々と必要なのよ。仕方がないね。

ということで『良い話大賞に紐づく身近で起こった仕方がないお話』を数話紹介します。



*ナウマンゾウを遠くまで探しに行くために。

これでちょっと遠くまで狩りに出かけられるぞ!

BMW純正のパニアケース。
通称シティケースと言いまして、
状態のよい個体は、もはや絶滅危惧種です。
パカっと開いて雨具とか。

仕方がないから購入してきました。

でもね、パニアをつけると一段とおじさんバイクになってしまうように思えるの。周囲の人は『カッコよくなったねー』って言うのだけども。

とてもおじさんぽい。



*道具は常に良い状態で。

道具の整備をするための道具って言いましょうか。

先住民なPBドライバーたち。
安定安心なクオリティ。
どーしても気になって1本買ったら、
勝手に増殖しはじめたWeraのドライバーたち。
プラスの2番で比較してみると。
左がWera、右がPB。

仕方がないんだよー、バイクをイジるパワー系ドライバーで3桁万円なアナログカートリッジの調整はできませんもの。

Weraのボールグリップ&レーザーチップな刃先は、バイク(ナウマンゾウを狩るための道具)をメンテナンスするのに最適でした。

PBの非磁化ドライバーとWeraの精密ドライバーは、オーディオ機器や楽器を触る時にバッチシ。



*ところで名言を発した友人は。

ずーっとこんなコトをやってます。アンタも好きねぇ。

タンクが外された図をワタシは何度見たことか。
漢カワサキの名車、GPZ900R。
キャブ調整してる。

やっと完調納得な仕上がりなご様子で。
きっとこの俊足さんでイノシシを狩りに行くのでしょう。

ダックス!(旧車)

チナミに彼は、近所でシラスを狩るためにDaxを飼っています。仕方がないよねー、イノシシ用の道具じゃシラスは獲れないもん。



*ユニフォームも大事よね!

この友人が務める会社はMoto GPと関わっているのです。数週前にモテギで日本戦やってましたね。『これ、おみやげー』って、買ってきてくれました。

あのサーキットはホンダさんの施設だから。
純正品ですよ!

かなり嬉しいです。
コレ着てカブちゃんに乗ったら最高速が3kmくらい伸びそうです。



*だから大丈夫なのよ。

仕方がないのよ、男子には使徒に合致した道具が必要なの。

大型スピーカーじゃデスクトップなオーディオシステムは構築できないし、アナログカートリッジなんてもうドレもコレも音色が違うから『クラシックはコレで聴きたいな』とか『ロックはこうでなくちゃ!』なんて、そんなの普通な感覚ですから。

ワタシの職業は、趣味品とか嗜好品をお客様にご案内する係員です。自身(周囲も)がコレだけなダメっぷりですから、どんなダメおじさんでも包容力をもって受け入れますよ。

何万年も前からのホモサピエンスな記憶、封じてしまったらダメですよ。大いに狩りましょう!

ではまた。
2024.10.16


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