ラジオ出演と古いBMWのお話し。
1泊2日で神戸を徘徊してきました。
*まずはラジオ出演の顛末書デス。
先週号でチョイと書きましたが、久しぶりにラジオ番組でお喋りさせて頂きました。西宮で頑張るコミュニティー局『さくらFM』さん。
思い返してみましたが、生放送出演はワタシやっぱり初体験だったみたい。収録番組とはキンチョー感が違いましたが、不思議なモンで着席してマイクを前にしたらなんか落ち着いた。『あ、このマイクはワタシが使い慣れてるヤツだ!』という発見も、落ち着き効果に一役買ったのかもしれません。
20分くらい話をさせて頂きました。事故を起こすことなく、言いたいことをそれなりにスンナリと話せたのは、パーソナリティーの安來茉美さんとディレクターさんのお陰です。とっても楽しかった、ありがとうございました。
前号でも書きましたが、コミュニティー局の放送はスマホアプリを使って受信できるので、ある意味全国放送です。が、ご当地感満載ですごく楽しい。なんかちょっと音楽と似てるなって思いました。メジャーレーベルではやれないことをインディーが実現させている、みたいな。
本当の音楽好きは、とっくの昔にインディー志向へシフトしていますからね。時代も変わって、いまはメジャーデビューだけが夢の実現結果ではありません。パーソナリティーさんも局自体も、もっともっとコアなファンを全国各地で獲得していけると良いですね。応援しています。
*名門バイク屋さん訪問。
電車に乗り間違えたりしながらも本番開始(15時)直前にさくらFMさんに到着して、軽く打ち合わせをして『出番のちょっと前までにスタジオに戻ってくださいね!』と、リリース(放流)されたワタシ。
しめしめ。
こうなるようにスケジュールを組んでおいたのですよ、わはは。
鈴鹿8耐の神様に会ってきました!レーシングライダー、千石清一さんが営む古いBMWの専門店。神戸ライダースクラブさん!
お忙しい方なので、事前に訪問の許可を得ていました。R100RSに跨り疾走する千石さんを動画で観たらもうノックアウトされまして、どうしてもお会いしてお話を伺いたかったのです。
知ったかぶりを許してくれそうにない、眼光スルドい本物のプロフェッショナルでした、千石さん。でもね、話してみたらとっても優しい方で、惜しげもなくノウハウを授けて下さる。嗚呼、本物ってこういうヒトのことをいうんだなって、本当に本当にシビレました。
何号か前に『60歳になったら、どんなバイクに乗ろうか考えている』って書きましたが、もうビシッと最有力候補です、古いBMW。
BMWはずーーっと気になっていて、いつも横目で視野に入れていたメーカーです。現行車は何台も試乗していますが、しかしどうも購入には至りませんでした。千石さんのお話をうかがって、そうか古いモデルなら求めていた快感を得られそうだと確信しました。
HP2以外の近年モデルも数台居ました。全部千石さんの所有車ですって。こういう『いまのBMW』も持っていらっしゃるってことが、かえってビンテージ車のノウハウについて説得力倍増です。
よし、数年かけての金策だ!ということでまずはベンキョーから。
*今週のまとめ。
放送本番前に千石さんに会ってしまって『やべぇ、ワタシはこんなに説得力と浸透力のある話ができるのか?』と、少々ションボリしてしまったのですが、いやいや、そんなことではイカン!と自己奮起して局に戻り。
今回の放送を聴いて下さった何人かの方から『上手くオトナの皮をかぶったね』とか『声が良かったよ』とか、そんな反応を頂きました。千石さんとお話しさせて頂いたことで、ちょっと脱力できたのかもしれません。
イキがっているうちは、まだまだアマチュアなんだなって思います。本当のプロは佇まいが静かです。そしてまったく隙がない。
そんなオトナになるべく精進致します。オカネも貯めます。はい。
ではまた来週に。
2023.5.17
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