モダンシャーマンの現況について
私はモダンのシャーマンが好きだ。
X(旧:Twitter)で無限にツイートしてる辺り、フォロワーの方々はご存じかと思う。
そんなシャーマンに割とマジで真剣に危機が訪れていることはみなさんご存じだろうか。
それは モダンホライゾン2以降、シャーマンデッキのリストが変わっていないこと である
シャーマンの危機
さすがに枚数とか違うでしょと思う人もいるかもしれない。だがこれらを見てほしい。
これがモダンホライゾン2直後のシャーマンのリストだ。
モダンホライゾンで得た各シャーマンの勢いはものすごく、シャーマン待望の1マナマナクリーチャー《下賤の教主》。
赤緑なら何でも軽減するので次のターン《集合した中隊》が打てるようになり、シャーマンの展開力の底上げをした《ゴブリンの壊乱術士》。
部族はウィザードだが、ついでにシャーマンの誘発を増やしてくれる《調和の神童》。
それらをフル活用した素晴らしいリストだ。私もほぼ同じ構成だった。
では次に最新のシャーマンのリストだ。
土地などに多少変化はみられるが、クリーチャーと呪文枠に変化がない。
いくらなんでももう3年は経つというのに部族デッキでこんなにリスト変わらんことある????
なぜシャーマンのリストが変わらないのか
「それだけリストが完成してるということでは?」と思う人もいるかもしれない。それも理由の一つかもしれない。だがそれだけではない。
シンプルな理由、この3年間でモダン環境に得られたシャーマンの数が異様なほどに少ないのだ。モダンホライゾン2以降得られたシャーマンの数なんと25枚。体感もっと少ない気がしてたけど意外といるな・・・
最新セット『ダスクモーン:戦慄の館』では怒涛の0枚である。何が戦慄の館じゃ、こっちが戦慄したわ。
とまぁ近年のセットではこの調子であるため、シャーマンの供給量が変わらないのだ。そりゃリストも変わらんわ。
ちなみに他3年のシャーマンの収録数はこれである。
収録数が少ない原因
ではなぜそんなにシャーマンの収録数が少ないのか。
それは以下のマローの発言を見るとわかる。
つまり「呪文使うやつをイメージに合わせて適当にばらまいてたけど、今後は色に合わせて、クレリック(白)、ウィザード(青)、シャーマン(赤)、ドルイド(緑)、邪術師(黒)に割り振っていくよ」という声明である。なるほどこれはシャーマンの数は減りそうだな。
ちなみにこれまでのシャーマンは赤>緑>黒のジャンドカラーが多く割り振られていた。
いやドラゴンに祈りをささげるタイプはシャーマンだったやんけ、シャーマンにしてくださいお願いします。
こういう骨占いっぽい枠はシャーマンだったやんけ!!!!おい!!!!!
ケアヴェクは!!!!シャーマン!!!!!だっただろ!!!!!おい!!!!!
というわけでちょっと悪そうなシャーマン枠が軒並み邪術師化し始めたのです。おのれ邪術師。
おのれ邪術師
今回この話題を上げたかったのは、「ブルームバロウ」、「ダスクモーン:戦慄の館」と連続でシャーマンに「条件に合致するカードはありません」と表示されたことの怒りの表れでございます。
一応、直近で得られたシャーマンも強烈なものも数枚存在しますが、どれも「シャーマンデッキ」には絶妙に噛み合わない始末。助けてくれ。
とはいえあきらめる気はさらさらないので、これからもモダンでシャーマンは擦っていく所存。(色々実験中ではあります)
でも新セットでまたシャーマンが「条件に合致するカードはありません」になった場合は一緒にポスト(旧:ツイート)して下さい。
「おのれ邪術師」と。