ピントをあわせたい
「生きるやつは生きる」を信じ、念願のエビをお迎えしました。
ホームセンターのミナミヌマエビは入荷待ちで稚エビ数匹しかおらず、断念しかけたのですが無理をいって5匹いただきました。
ペットコーナーのお姉さんに
「小さい子ばかりなので水合わせが難しいと思います……がんばってください」
と応援していただきました。3匹のところ、中くらいの子2匹をプラスしてもらいました。
思わず「大事に育てます」と謎の意気込みをお姉さんに伝えホームセンターを去ります。
すれ違うちびっこがみんな私の手にぶら下がるエビの袋を見ていました。目線が同じだもんね。
で、12時の帰宅と同時に運命の水合わせが始まったわけです。
水温が同じになったと思われる1時間後、点滴法で水合わせをしていきます。
ポームセンターの水をスポイトで捨て、水槽の水をゆっくり入れ……を1時間かけて繰り返しました。
水槽台が思ったより低く、猫背を修繕中の私は覗き込む姿勢だけでツラミの極みだったのですが、エビちゃんたちは慣れない環境でもっとつらいよな……と己を奮い立たせます。
1時間以上の戦いになるので、ごめんねの意味を込めて餌を1粒あげました。
下に敷いた広告が青だったからか、一番大きい子が水色になってて生命の神秘を感じました。擬態すごい。
2時間45分後、とうとう投入。
暴れまわることもなく、みんなそれぞれ気に入った場所をツマツマし始めました。1匹だけおとなしい子の身体が白濁していたことが気になりましたが、1時間後無事にツマツマしていたので一安心。白濁すると落ちてしまう可能性が高くなるみたいです。でも水合わせに失敗すると投入直後、狂ったように泳ぎまわるようなのでとりあえずは大丈夫と思いたいところです。
夜の消灯前、とりあえず数を確認するために餌を1粒置いたら5匹ちゃんとおびき寄せられました。よかった。
白濁している子はだいぶ透明になりましたが、他のエビに怯えた素振りを見せるのでそういったストレスも多そうです。早くお気に入りの隠れ家みつけてな。
(朝の点灯後、食べ残しを回収したら周りにいた3匹がおずおずと後退していきました。ピンセットこわいよね、わかる)
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