草の軌跡
某シリーズみたいなタイトルを付けてみました。
そういえば15周年らしいですが、「もうそんなに経ったんか〜〜〜!! まだ若いシリーズかと思った」といつまでも若い気持ちを忘れずにいられる自分、同じペースで歳を重ねていることを毎秒忘れています。永遠の高校生。
では種まきから振り返ります。
高低差つけると正面からの見栄えが良いらしいので、後ろを高く盛りました。ディズニーランドのシンデレラ城とおんなじ理屈です。
360度眺められる方は平坦でもいいかもしれません。
蒔いたとき、土に着くやいなや種がネバネバしはじめ、否が応でも土を離さない強い意志を感じました。
説明書には「まんべんなく」とありましたが、種がそんな意志なのでかなり手こずり、長いスプーンでクリームチーズを塗るように混ぜました。かなり力業です。
水草のたくましさに早くも惹かれます。
写真がぶれていることに今気付きました。憧れ焦がれたアクアリウムにテンションが上がっちゃって手が震えていたに違いありません。
めちゃくちゃ調べて「ミスト式」というものをやりました。
十分に湿らせてラップをかけ、毎日1度霧吹きで水やりをして5分換気する……という育成方法です。
レビューをみると「水草のかわりにカビが生える」「カビしか生えない」とばっかりあったので、カビ覚悟で続けましたが今の今までノーカビノーライフでした。換気が大事だったのか、3日目に窓際で太陽光殺菌したからなのか、定かではありませんがほっとしました。
やはりランプが功を奏したようで3日の発芽は早いそうです。ノーカビだったのはランプのおかげかも。ノーカビノーランプ。
本葉の出現まで「ミスト式」も継続します。
ランプは7時〜19時まで継続して点灯。電気代はちゃんと計算していませんが1時間1円かそれ以下ぐらいと思います。
(PS4スタンバイモード、冷蔵庫と換気扇、お掃除ロボットしかついてない状態から予測)
「まんべんなく」蒔いていなかったことが判明した瞬間です。
代わり映えしないな……と思っていましたが、こう並べてみると着実に成長しています。
突如としてキャプションに現る焦点距離。
マクロレンズじゃないと思った絵が撮れないので「ここに来てマクロ買うか」とさえ思いましたが、
スマホでええやん、となった瞬間です。最新型なだけある。
話は戻り、発芽からここまでが超早いです。
カイワレかブロッコリースプラウトが食べたくなりました。
同日、石を置きました。(筆記途中にアプリ落としてしまったんですが、ちゃんと保存されててよかった。noteすごい)
容器の中の湿気が凄まじいです。ほんとよくカビ生えなかったわよ。
まんべんなくはえていなかったところを埋めました、まるで心の隙間を隠すように。
少し下敷きになって心が痛みました。不本意に蟻を踏んでしまったのとはまた違う気持ちでした。
本葉が出てきました。
もうちょっと待とうかなとか思ったのですが、思ったより早く注水欲が出てしまいました。ひと思いに水没させたい–––誰しもの心の中にある欲求かと思います。
エビが好きだと言われるウィローモスを巻いた流木を後景にセットしました。
ちなみに右奥のピンクの丸は「すあま」です。かまぼこじゃあないよ。
カルキ抜いたら注水〜〜〜!! 石に当てるように注ぎます。
水流にそよぐ水草、昇る気泡、揺らめく水面。ちょうきれい。
水を貼ったら中身が拡張され、全てがビッグにみえると騒いでいたら妹者に「水貼ればレンズになるからでしょ」と言われました。いつでも冷静。
机上の空論でいけば水にたっぷり二酸化炭素が含まれるのは今だけなので、おそらく酸素の泡もこれが見納めです。こころ洗われた。
種まき〜注水はとりあえずここまで。
次は注水〜を予定しています。