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#19 ゴールキーパー(GK)大国ドイツ
・マヌエルノイアー(バイエルンミュンヘン)
・テアシュテーゲン(バルセロナ)
・ベントレノ(アーセナル)
・ケビントラップ(フランクフルト)
近年、ブンデスリーガはもちろん、ヨーロッパの強豪クラブを見ると、ドイツ人GKが活躍しているのを、すごく目にします。
ひと昔でいえばオリバーカーンなども有名ですよね!
ドイツはサッカー大国ですが、GKゴールキーパー大国でもあります。
ということで今回は、私がドイツにきて、個人的に感じた
『ドイツがGK大国たる所以』
についていくつか書いていこうと思います^ ^
ではいきます!
① とにかくサイズがデカい‼️
GKはやはりゴールを守るポジションですから、もちろん身長が大きければ大きいほど有利にはなります。
ドイツ人はとにかく身長が高いですし、特にGKは手足も長いです。
私がプレーしている下部リーグの選手達の平均でも190cm近くはあります。
そして、GKに限らず、センターバックの選手も最低でも185cmはあるという印象です。
ドイツに来て最初に抱いた印象は「デカっ❗️」でした。
ピッチ上のみではなくて日常生活からもそれは感じます。
スーパーを歩いてても感じます笑
②GKというポジション自体が人気‼️
これを読んでくださっているサッカー経験者の方の中で、小学生の頃、サッカーで遊んだ時のことを思い出してみてください、、
ジャンケンで負けた人がGKを務めるというルールありませんでしたか?笑
そう!
それがドイツでは、完全に逆パターンなんです。
ドイツの子どもたちの間では、GKというポジションが人気すぎて、ジャンケンで勝った人がGKを務める、もしくは自動的に身長が高い子がGKの権利を得たりもします。
そしてさらに驚きなのが、ブンデスリーガやドイツ代表チームのGK用ユニフォーム着てサッカーをしている子どもも割とよく見かけます。
あの腕の部分にクッションが入った完全なGKユニフォームです!!笑
日本だとフィールドプレーヤーのユニフォームは見ても、普段遊ぶ時にGK用ユニフォームを着てる子どもは私は全くと言っていいほど見かけたことはありません、、笑
おもしろいですよね!
これはほんとにこっちにきてビックリしました。
③シュート大好き‼️
さて質問です。
大人、子どもに限らずドイツ人がピッチに出てきて真っ先にすることはなんだと思いますか...??
それがシュートを打つことです。
私も含め、日本人の場合は、基本的にはグランドに出たらまずは軽くストレッチ、ジョグ、そしてリフティングであったり、パスをするなどして練習の開始を待ちますよね?
ドイツの選手は特に子ども場合はグランドに出るとストレッチなどもってのほか、ゴールにキーパーを立たせてみんなボールをセットしてシュートを打ちはじめます。
またそのGK決めで一悶着はあるのですが、、笑
GKもですが、ドイツ人はキックもすごくうまいです。
アマチュアのレベルでもパスの球質であったりシュートのミート力などは、本当にビックリするぐらいレベルが高い。
かと言ってコーチが子どもに
「ここを擦って蹴るとカーブがかかるよ!」
「ここを強く押すように蹴ればブレ球が蹴れるよ!」
などと指導しているのは、ほぼ見たことがありません。
子どものころからシュートをどんどん打つことによって、自分で蹴り方であったりミートの仕方を習得していくのだと思います。
そのものすごいシュートに対してGKは普段の遊びから食らいついていくわけですから、そりゃお互いwinwinの関係で、上達しますよね!
④GKトレーニングが豊富‼️
GK大国なだけあって、GKトレーニングをかなりやっている印象です。
6部や7部以下のチームでも必ずと言っていいほどキーパーコーチがいて、GKトレーニングを行っています。
私はGKではないので詳しいことは分かりかねますが、
やっている内容は日本で見ていたようなGKトレーニングとさほど変わらないように感じます。
しかし、そのトレーニングでどこに着目して、どのようにGKコーチが選手にアプローチしているのか??
というところがもしかしたら日本は異なるのかもしれません。
ちなみに、私が現在所属しているチームの下部組織では、トップチームのGKコーチを招いて、全下部組織ゴールキーパーによる、GK合同トレーニングも行われています。
最年少の選手で7歳からGKトレーニングを合同で受けられるわけです。
ブンデスリーガではない、街クラブの下部組織でもGKに対するそのような育成プログラムがあるというところもさすがだなと私なりに感心しています。
大きく4つほどあげましたが、いかがでしたでしょうか??
当時、ドイツに来て練習参加して最初に驚いたのはGKのレベルの高さでした。
6部や7部のゴールキーパーでも身長、身体能力が高く、キャッチングやセービングなどの基礎技術もものすごくしっかりしていました。
そしてプレーひとつひとつにパワーがあるので、セービング、スローイング、パントキックの飛距離も半端じゃありません。
トップ画像の私がシュートを打っている写真のGKは、個人的に私が、ドイツで共にプレーしてきたGKの中でNo.1です。
190cmほどの身長があり、なおかつ足元の技術に長けています。
たまにフィールドプレーヤーと一緒にボールポゼッショントレーニングに参加するのですが、全くと言っていいほどフィールドプレーヤーとの遜色がありません。
そしてハイボールへの対応や、DFラインの背後に来たボールの処理、1対1の間合いなども、ほんとに素晴らしいです。
さらに今年のプレーシーズンには、彼はドイツのブンデスリーガ1部のクラブにも1週間ほど練習参加をしていました。
5部のGKが1部の練習参加に呼ばれるわけです。
ほんとにGK大国ならではですよね!
このような点も踏まえてドイツのGKにも今後、少し注目してみてください^ ^
今回もご覧いただきありがとうございました!!
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