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ミュージカル SIX 来日版


もともと日本キャスト版のみチケットを取って満足してたけど、注釈付きで来日版の最前列が残っているのを発見してしまい!
我慢できずに行ってきました。最高でした。

注釈付きの席なのでもちろん一番隅っこのブロックでしたが、見切れることなく大満足。(多少首が痛くなるのは致し方ない)

上演が発表されてから音源をききまくり、動画をみまくり、感想や解説を読みまくり楽しみにしていたので、音楽が始まってクイーンたちが登場しただけで感激!!
全員クールでキュートでチャーミングでほんっとうに素敵なんだ!!

もちろん6人全員最高なんだが、特に今回印象的だったのはジェーン・シーモアとキャサリン・ハワード。

シーモアは正直なところ6人のなかではちょい地味めだなと思っていたのだけど、ちょっと天然な中にとても強くてブレない芯を持っているところが格好良い。自分以外の5人がアンチヘンリーのなかで、でも私は愛してるって言える強さ!フェミニスト=男嫌いではないもんなと思ったり。
ソロ曲の「Heart Of Stones」の歌い上げも素晴らしくて涙出た。

ハワードには当初プリプリギャルみたいな印象を持っていた。
事前に「All You Wanna Do」の解説とかを読んで把握はしていたけど、改めてこの曲を歌うハワードを見たらなんかもうすごく苦しくて一番泣いちゃった。
若さゆえの美しさや性的な魅力を求めて寄ってくる男たち。私ってモテる女♪と思ってたけどこれって本当に愛なのかな?みたいな。(ハワードの経験はもっとディープでグロテスクな部分もあるけど)こういうのってわりと現代でも変わらない気がする。広義の意味で”愛し愛されたい”って人間の根本的な欲求だと思うけど、”愛”って難しい。まじで難しい。
それから、セパレートの衣装の間からお腹のお肉がちょっぴりぷにっとしていたのだけど、それがめちゃくちゃチャーミングで!(本当にイヤミではなく素直な気持ちで)日々SNS見ていると痩せ型至上主義になりがちで、「ウエスト細すぎ」「お腹薄すぎ」みたいなことを褒め言葉として言いたくなるし憧れもあるけれど、新たな価値観を発見できた気がする。健康であればどんな体型だっていいじゃんね。

いろんな感情を受け止めつつも、最終的には自分自身の物語を歩んでこうぜー!っていうポジティブな気持ちになれるし、ノリノリの楽曲とパワーある歌声でテンション上がるし総じて最高でした!

日本キャスト版も今からドキドキワクワクが止まらない!
訳詞がどうなっているのかも楽しみだな。
今夜にはSNSにカテコ映像がアップされるだろうから見漁るぞ!


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