今月のハルモニームジーク定期公演は管楽八重奏版コシファントゥッテ
こんにちは! ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。一緒に人生を楽しんでいきましょう♫
先月までコンサートラッシュでしたが、今月からは定期公演を通常通り開催していく予定です。
今日は11/11のハルモニームジークの初合わせでした。
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好評の語り付き管楽八重奏版オペラ
ハルモニームジークは当時の流行曲を演奏することの多かった演奏形態。ウィーンに行かなければ聞けないモーツァルトの新作オペラをハルモニームジークによって地方に届けていたのです。
今回の編曲もまさしくその当時のもの。18世紀の地方貴族たちはこの管楽八重奏版でコシファントゥッテを知ったのです。
このように当時の事情を知って聴いてみるとまた違った趣きがあると思います。
ハルモニームジークは堅苦しい劇場ではなく、宮殿などで食事を楽しみながら聴いていた音楽。この企画にはぴったりなんです。いつも通り飲み放題に食事付きのお得なコンサート。ぜひ飲食とともにお楽しみください。
名曲 ナハトムジークも
今回はモーツァルト尽くし。
コシファントゥッテを語りと共に気軽にお聴きいただいたあとは、この管楽八重奏曲をただの娯楽ではなく、正しく芸術の領域まで高めたモーツァルトの名曲 セレナーデ 第12番ハ短調「ナハトムジーク」も演奏します。
おそらくこの編成で一番演奏機会が多いのがこの曲。元々六重奏として書いた後に八重奏に書き直したセレナーデ 第11番と違って最初から八重奏曲として書いた作品。それまでの沢山の楽章形式ではなく、交響曲のように4楽章構成。さらに短調で重厚な響き。それぞれの楽器の技術をフルに活用しているのは流石の一言です。
今回も演奏していて、なんと良い曲だと改めて思いました。
今回は女子多め。雰囲気もちょっと違う(笑)
男女比率はその時々によって違うのですが意外と男性がおおいのがこの企画の不思議なところ。実際の楽器奏者の男女比率は圧倒的に女性が多いんですけどね。
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男3人、女5人。今回は男楽屋が広々(笑)
出演者も色々な人が参加してくれてます。オーボエの2人はどちらも過去に出演してくれていましたが、初対面だそう。山西さんが前々から11月は出演することが決まっていて、誰か一緒に演奏したい人はいるかきいたら、面識がないけど宮尾さんとご一緒したいとのことで、それを宮尾さんに言うと二つ返事で受けてくれました。こういう感じも良いなと、この企画の良い部分もまた垣間見得ました。
ホルンは2人ともお初。大地さんは四月に出演予定でしたが、緊急事態宣言による中止により、およそ半年後の出演となりました。村橋さんは完全にお初。でも実はお客様としていらしていました。
クラリネットは2人とも再登場。実はこの2人大の仲良し。
そして今回、なんと同い年が4人もいるそうで、半分が同い年ってすごいですね。
ということで何となくいつもよりふわっとした雰囲気です。これもまた良し。本番の演奏はどうなるでしょう。とても楽しみ。
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ということで今月もお待ちしております。人生楽しんでいきましょう。
蛯澤亮でした。