音の始まりはどこ?
こんにちは! ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。一緒に人生を楽しんでいきましょう♫
さて、今日は1週間遅れでの記事。先週のえびチャンネルの動画で話したことについて。
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音はどこから始まるか
今回の話は実用的な話ではない分野。
手首の角度や指の置き方とか、すぐにわかる実用的な話のときは再生数もすぐ伸びたりするんですが(といっても弱小ですがw)、こういう抽象的な話ってあんまり見られないんですよね。俺としてはこういう話の方が面白いと思うんですけど。。。
ということでまだご覧になってない方はこちら↓
元ウィーンフィル首席のヴェルバと現代音楽の第一人者ガロワから教えられた話です。
こういうときに肩書きって大事だなと思ったりするんですけど、ガロワという人もめちゃすごいファゴット奏者です。現代音楽専門のファゴット奏者として新しい時代を切り開いた人です。とはいっても現代音楽以外もめちゃうまいですよ。
ちょっと前の動画で、音と映像がずれてますが、割とわかりやすい曲なのでファゴットの現代音楽とはどんな感じなのかってお分かりいただくためにのっけてみます。
ガロワの言う発音は腰からくるというのは結構ピンと来ない人がいると思います。これは動画で説明するとなるとどうやって説明したら良いのか考えなければいけないのでそのうち解説できたらと思います。もう1人だれかいた方がよいのかなー。
ヴェルバのはほんと気合の問題ですwww
どれだけ深く重心を置くか。おそらく、できない人にはそこまで表現した方が良かったとその時思ったのかも知れませんけど、良い表現ではあるなと思います。
よく日本では丹田という言葉を使いますが、それよりも下ですからねw
動画で言い忘れたんですけど、ヴェルバにこれを言われた時、私は椅子に座っていて、ヴェルバが立って近づいてきて私の目の前に立って話してたんですよ。
ヴェルバってでかいんですよ。私と並ぶと頭一個分違うくらいでかいんです。縦にも横にもw
それで「ここだ!」って言われたわけですけど↓
位置的にもう目の前だったわけです、ここ↑が。
そりゃあ忘れられないでしょw
ということで最近も改めてそんなことを意識しながら楽器吹いてます。
そこまでしっかり落ちた感覚で吹いていると安定するんですよ。まあ、あくまで個人的な感覚なんですけど。
ということで人の感覚ではありますけど、意識して考えてみるとおもしろいです。そこから自分なりのやり方が見つかるときもあります。よかったら参考にしてみてください。
それではまた。蛯澤亮でした。