見出し画像

ググれ!!!カス(旦那)!!!


https://www.vr-tech.info/
[PR]観光地図 map list


この物語は


とあるiPadが


エンジニアの休日を救ったという


物語…




※Appleファンの皆様には不快な思いをさせる記事かもしれませんのでご注意下さい!



1.エンジニアの休日


社畜系エンジニアな自分は、あんまり休日はなかった。
けど、法律やらなんやらが厳しくなってきたのでお休みは月に数回もらえてた。

ただ休日になると…


嫁「ねぇ。〇〇について調べてくれない??」
🦐「ん。分かった」
嫁「ねぇ。〇〇について調べてくれない??」
🦐「ん。分かった」


だいたいこうなる。
(嫁さん、旦那の休みの日に聞きたい事リストを付箋にブワワワワーって書いて休みの日に質問沢山してくる)


嫁さんは、いわゆる「絶対ガラケー主義者」
スマホとかタブレットは一切触らない人。


「スマホ触っているやつ、ITぶっててキライ!むかつく!あんなもん生活に必要無い!電話は電話をする為だけにあれば良い!!」

って、テレビでスマホが紹介されるたびにぶちキレるほどのスマホ嫌い。





また、嫁さんも自分の事を「機械音痴」と認めているので




ネットで調べものをする=旦那に調べてもらう
ってなる。
(ググレカス=ググれ旦那なのです)


まぁ、別にそれはそれで良いんだけど。



ただし、調べた結果の回答が気に食わないと

嫁「はぁ?!思ってた回答と違うんだけど!
 お前の主観を挟んどるやろが!?」

とか、むっちゃキレるwww


つまり、ググった結果から嫁さんが喜びそうな回答を選別してうまく返答しないとその日は説教タイム!!



休みがキツいぜ!!




2.パソコンを渡してみた


流石に自分でググって欲しいなと思って
ノートPCを1台譲ったのだが、使ってくれない。


まぁ、そりゃそうだ。


旦那に「調べろ!」って言ったら調べてくれるんだから、わざわざ苦手なコンピュータを触ることなんてないわな。。。



しかし、これだと休日にソフトウェア開発をしたくてパソコンの前に座っても、嫁さんのググレカス攻撃が続く事になってシステム開発が進まない。


なんとかせねば。




3.Appleとの出会い


時は年末。


会社の忘年会のビンゴでiPad(なんかスペックの良いやつ)が当たった。
実は自分、無駄に自社ビンゴ当選力が高い。



「さっそくヤフオク出品やな。」

そう思った。


自分はITガジェット大好き人間だが、どうもApple社製品は好きになれん。


当選したのがiPadではなくNASサーバとかなら即開封していたのだが、ヤフオク行き確定なiPadさんには
”新品未開封”というアドバンテージを生かす為に押し入れの奥で、ヤフオク出品時まで眠ってもらうことにした。




4.火消しチームでの自慢話


iPadが当選したときは、大手SIerの全国各支店から集められた強強エンジニア達と、火消しのお仕事をしておりました。
彼らにiPad当選を自慢したらこんな事言われた。


強強エンジニアA「えっ!?えびさんがiPad?? 似合わなさすぎーーwww下敷きに使うんですか?でも下敷きとしては、分厚すぎですよねーw」

強強エンジニアB「それ、へし折るの大変そうですよねwww手伝いましょうか??」

強強エンジニアC「へし折るには素手では無理です。ホームセンターで万力を買いましょう」



自分もApple社製品はどうも好かないのだが、嫌われ過ぎでしょw



強強エンジニア達のApple製品ディスりまくりトークを聞いていて、昔読んだ、ある記事を思い出した。


「世界でもトップクラスのIT後進国な日本でiPhoneがここまで普及した理由の一つとして、”非エンジニア寄りな仕様”が挙げられる。IT好きよりITが苦手な層を取り込む事でiPhoneは大きくヒットしたのだ」


ようは、「コンピュータ苦手でもちょっと触ってみなよ!ITらしさを省いた仕様になってるからさ!そう、iPhoneならね。」


という売込みだ。


しかも、「カッコいいITガジェットデザイン」は意識している。
普段コンピュータに触れない人間からしたら
なんか使いやすいしオシャレなITガジェットというわけだ。



そりゃーエンジニア層に嫌われるわな。


母数で言えばエンジニアの数より非エンジニアの数の方が多いんだから
非エンジニア層ウケを狙ったAppleの戦略は良い戦略だと思う。



あっ!!!




5.iPad開封


火消し仲間にiPadへし折るトークをされたその日。自分は家でiPadを開封した。


もちろんへし折る為ではない。
使う為だ。


WiFiの設定をしてネットを使えるようにしただけだったのだが、「なんかエンジニアをムカつかせる仕様」にイライラしたw


で、その日のうちに嫁さんにiPadを渡した。


「これ、忘年会で当たった。あげる。」


特に多くは語らなかった。


プライドの高い嫁さんに「調べものを自分でしてほしいから」なんて言って渡したら嫁さんにiPadをへし折られる。

ただ、渡しただけだ。




6.そして伝説へ


数日後、IT関連機器全般が大嫌いな嫁氏。一日中iPad触ってる。


すげぇ。。。

すげぇよAppleさん。。。


手元にネット環境を手に入れた嫁さんが自分に「ググれ」という事は無くなった。


ただ、やたらと通販にハマってお金がかかるが、なんか休みに時間ができた旦那がソフトウェア販売とかいう訳の分からない副業してて金があるみたいだからそこから巻き上げればどうにか賄える。



自分は、自分の苦手なApple社製品によって
休日の時間を手に入れる事ができた。



ありがとう。Apple。


https://www.vr-tech.info/
[PR]観光地図 map list

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?