えびさん、プログラミングスクールからの勧誘を受ける の巻
そろそろこの記事書いていいかな…
勧誘してきた人Twitter辞めたみたいだし!
※このお話は1年半ほどまえのお話です。
1.そうだ、スクールを叩こう!
最近Twitterではスクール叩き族が大活躍しているが、昔の自分もそういった叩き族予備軍としてデビューすべくTwitter上でスクールを探していた。
そう、当初自分は「プログラミングスクール」というものに超偏見を持っていた。(IT系専門学校卒のくせに)
当時のTwitterでは、なんちゃら社長とやらの影響が非常に大きく
「あ、プログラミングスクールってこういうところ(初心者を煽って生徒を集めるビジネス)なんだ」
という印象を受けていたためである。
これが「スクール叩き族としてデビューせねば!」と思うに至る理由である(なんじゃそりゃ…)
2.第一スクール発見!
自分の運営するプログラミングスクールについて呟いている人を発見した。
🦐(よし… たたくか!)
とはいえ、出会いがしらに殴りかかるような世紀末魂を持っていない自分はとりあえずその人の運営するプログラミングスクールのカリキュラムを見てからディスろうと考えた。
ITエンジニアならわかると思うけど昔の声のデカいスクールのカリキュラムって見ただけで「作った気分にさせて満足させとけ」ってのが伝わってくるものばかりだったからね。
さっそくカリキュラムを見てみた。
🦐(な… に… 完成度が高いだと?!)
そう、そのスクールのカリキュラムはフレームワークを使った開発をベースにしているのだが、そこに至るまでの基礎部分をがっちり固めた超本格的なカリキュラムでできていた。
カリキュラムを見ただけでスキル獲得までの流れや内容が完璧に組まれている事が分かり
もし、このスクールを受講したら「ちゃんとしたエンジニア」が爆誕するのではないか?
そう思ってしまった。
🦐(たたけねぇ…)
まるでエンジニアの育成に本腰を入れているようなスクールの登場に初戦は戦わずして負ける事となった。。。
(何の勝負だよwww)
3.Twitterの中心でスクールを叫ぶ
こんな事では負けないえびさんです。
当時(2020年後半かな?)は情弱を狙った怪しいプログラミングスクールは沢山存在してました。
なので、TLに流れるプログラミングスクールの中の人を釣るなんて安い戦略に頼らず堂々と叫べばいいのです!
スクールに入りたいと!!!
🦐「プログラミングスクールを検討しています!どなたか良いスクールご存じでしょうか?」
当時、フォロワーさんも500名を超えており、叫べばどこかに届くのではないかと思った!
Twitterを有効活用せねば!!
そしてリプをもらうことに成功!
フォロワーさん「あ、えびさんww釣りですか?www」
そう!
そうだよ!!
そうだけど違う!!!
その日えびさんは思い出した
自分がこういうキャラ(ネタキャラ)でTwitterしていることを
くそう…
楽しくプログラミングスクールを叩ける人生は自分には来ないのか!
4.路頭に迷う
燃えたよ… 燃え尽きたよ…
目の前には宗教っぽいプログラミングスクールが堂々と歩いているのに彼らに手が届かない。
🦐「どなたか、プログラミングスクール。プログラミングスクールに勧誘してくれませんか?」
マッチ売りの少女の気持ちが分かる人生が訪れるとは思ってもなかったよ。
彼女の気持ち、超わかる。
そんな時、Z🍭NEという少し問題になったプログラミング学習サービスの運用で有名になったYUJIさんがスクールを立ち上げるようなツイートをしていた。
あぁ、、、いいなぁ、、、
キラキラしてる、、、
彼と関われないだろうか?
そう思い彼のツイートに
「プログラミングスクール検討しています」
といったリプを投稿した。
彼ほどの大物が相手にしてくれる事なんて無いのは分かっていたが藁にも縋るとはホントにこの事なのよね。
5.運命の出会い
🐙「えびさん!YUJIさんのリプみました!スクールお探しでしょうか?」
あ?
え…?!
おぉおおおおぉおおおぉ!!!?!?!
もうね。
うれしくて🐙さんのプロフがん見した。
プログラミングスクール勧誘団体みたいなのを運営している人っぽくて🐙さんはそのリーダー
上物と出会えました!
神様っているんだね!
6.ここからが本番です
ワクワクしながら彼とのDMを楽しむ
🐙「こちら。僕が作ったLP(紹介ページ)です。ご検討お願いします」
そう言って彼はプログラミングスクールの紹介LP(紹介ページ)のURLを送ってくれた。
🦐(あぁ… これから安いカリキュラムを見せつけられるのですね!)
🦐「楽しみです!」
そう言い、ワクワクしながら彼の作ったLPを見ることにした
彼のLP(紹介ページ)の内容を簡単にまとめると
・ITエンジニアになれる!
・そして稼げる!
だった。
とにかく「稼げるようになろう!」のキーワードだらけで、カリキュラムをたたくとかそういうレベルではなかった。
7.戦う前に負けた
🦐「えっと、、、このLP(紹介ページ)って稼げるしか書いてないんですけど…」
🐙「えびさん!稼ぎたいでしょ?!」
🦐「そりゃそうですけど、何を学習するかが全く分からなくて」
🐙「いやいや、学習内容とかよりも!えびさん!稼げるんですよ?!」
🦐「じ、実は自分、少しITに関する知識があるのでカリキュラムが気になるなーって思いまして…」
🐙「カリキュラムの前に、自分は稼げる環境を提供しています!ご検討とご加入を!」
何これ… 話が通じない。
もっと彼と話を続けたいので断る姿勢を見せたくはないが
ここは最終手段に出るか…
🦐「カリキュラムが分からないと入れません!」
思い切って言ってみた
🐙「カリキュラムとかについては分かりません!」
やべぇ、、、こいつの方が思い切ってる…
8.スクール勧誘していた彼の正体
もう。ぶっちゃけた。
自分は詐欺スクールをたたきたい人だと。
そしたら彼から
🐙「へぇー、そうだったんですね。
ところでえびさんは加入されないんですか?」
と言われた。
もういい
負けでいいから…
ゴメンナサイ…
そして何故か仲良くなった彼に色々聞いてみると
・LP作ってスクールの勧誘をして報酬をもらうフリーランス団体の代表
・メンバーには大学生や副業サラリーマンもいて活発に活動しています
・これからこういうビジネスがどんどん流行ります
等と言った情報をいただけた。
彼のツイートを見るとスクール勧誘団体のメンバーが誇らしげに
「今月は10万かせげました!」
「初月から20万かせげました!」
とTweetしたのをリツイートしまくってた
9.その後の「彼」
そんな彼のツイートを観察していたのだがどんどん空気が悪くなる。
🐙「詐欺集団って言わないでください!」
🐙「僕はビジネスをしているのです!詐欺ではないです!」
そういう彼のツイートが目立ちだした。
そして彼がリツイートしていた勧誘メンバーの「○○万稼げました!」といった誇らしげなツイートがどんどん消えていき
彼もいつしかツイートをしなくなっていた。。。
さらにある日、彼のアカウントのアイコンがアニメキャラになりアニメツイートが始まった。
最初は「なんだろう?」と思ったのだが
どうやらアカウントを売ったらしい。
そのアニメアカウントも「アカウント買っただろう!!」と叩かれていていつしかそのアカウントは消えた。
10.まとめ
いや、、、今回はうまくまとめれねぇ…
今(2022年)は変なプログラミングスクールも激減して良い時代になったので彼のような存在が今後登場する機会は少なくなるでしょうから
貴重な体験ができたと思うばかりです。
かしこ
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