コロナ禍の中、どアホでも未経験からエンジニアになる方法(後編)
前編はコチラ
https://note.com/ebiebi_pg/n/n75e814a1308a
前編は特に内容もなく、ただ「就職活動に失敗したぜー」って事を書いているだけなので特に読む必要無し!!
※後編はエンジニアを目指す未経験者がクソボコボコになるシーンなのでユルくエンジニアになりたい人は見ると腹立ちますw
1.学生バッチが取れるとどうなるか
「新卒」ってスゴイよねぇ…
学生時代に就職活動していたときは
「専門学校卒」ってクズな立場なんだと思ってました( ;∀;)
だって
「うちは普通の大卒採用以外興味ありません!」
とか、会社側から素で言われるからねw
あぁ、、、 自分は何て弱い立場なんだー
専門学校卒って条件はゴミカスやんか…
って言ってごめんなさーーーーーい!!!!
いや、マジごめん!!
中途になるまで甘えてました!
新卒ってさ、バックに「学校さん」がついてるからさ、面接とかの予定入れると、ちゃんと面接してくれるのよね。
書類選考で不採用になる場合も不採用の連絡が来る。
でも、これが中途になると扱い方がスゴイ変わるんだわ!
まず、
申し込み後の返事が来ない!!
すごくね?
不採用かどうか知る事もなく不採用確定なのよ??
返事くらいしてくれても良いのに( ;∀;)
だからね、気になって応募先へ電話するわけです。
🦐「もしもーーし、応募したエビですー。合否の通知がまだ来ないんですけど、どーなったのでしょーーか?」
(実際はもっと丁寧に聞いてますよw)
🦀「えっと、、アナタえびさん? ちょっと待ってね。」
🦀「えーーっとさ、不採用だから君に連絡しなかったの!
分かってよ!そこらへん!!
こっちだって仕事暇じゃないんだから!!」
ガチャ
もう、中途就職活動ってこんなのばっかりww
(※社会人になる人へ。お仕事では、怒られると思ってもアポイントを取ったことへの確認の連絡は入れましょう。これは氷河期時代の就職活動弱者への行為だから許される例ですw)
でも、エンジニアとしての就職活動はあきらめるつもりはない!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★ だってね( *´艸`) ★
★諦めなければ必ず次の一歩は踏み出せる!!★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2.履歴書にバカって書いてる
なんか、どこへ申し込んでも打ち合わせをしていたかのように
みんな下記の対応をします。
不採用の確認の電話をしたときに、丁寧に受け答えしてくれた採用担当者がいたので「自分のどこがいけなかったか」って聞いてみました。
そしてら丁寧に教えてくれました。
その返答は…
貴方の履歴書には「僕はバカです」って書いてますよー
ですwww
おいおい、なんだよそれ?(バカだけど)なんでそうなったんだよ!!って思って、理由を聞いてみると、ナルホドと思ってしまった。
よ、よくわかってるじゃん( ;∀;)
前編記事に就職活動に悪い条件が整っていると書いたけど、新たに下記が追加された!!
さぁ、、、 条件がどんどん悪くなってきたぞーーー!!(-"-)
いや、、、負けんぞw
だってねーーーー!!(/・ω・)/
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諦めなければ必ず次の一歩は踏み出せる!
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3.所詮未経験は戦力外
めげずに「エンジニア」企業に募集を続けました。
自分は、工場の内定を蹴る覚悟までしたので
何がなんでもエンジニアになりたかったから。
そして、応募先には
こんな対応をされます。
面接官「今の時代、中途採用ってのはベテラン即戦力! 中途=戦力 なのよね! 普通に考えたら分かるでしょ?? 新卒で就職活動して仕事取れなかった無能が、技術職に中途でなれるなんて思わないで!」
今のエンジニア業界って「若さ」が意外と武器になるじゃないですか??
(自分も若くてやる気がある人は前職の職場にドンドン紹介してました!)
でも、氷河期の「若さ」なんて、何の意味ももたなかった。
何故なら若い無職な人が大量に市場に溢れていたから!!!
※当時20歳だったのですが「若さ」も武器にすらならない時代。
でも、真面目に考えたら
中途なのに何の開発経験もない自分って「戦力外」と言われても仕方のない事…
エンジニアの世界で必要なのは
「開発経験」
開発経験が無ければどれだけ勉強してても
「戦力外」
という事がよく分かった
4.でもエンジニアになりたい
自分自身の価値の無さが分かった。
痛いほど。
エンジニアになりたいのよ!!
でも。。。
でも、自分がなりたいエンジニアって「技術職」なのよねーー
何かのアニメで
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」
って言ってたけど、ホントそう。
全力でエンジニアを目指すけどスキルを持ってないのはただの人
エンジニアなんかじゃない…
だから、そんな人を不景気なさなか雇う企業なんてない。
けど、クズでスキルも無いけど、「エンジニアを目指しているのなら、いつか飛べるぜ!!」って思ってた
そうです。。。自分は「イタイ子」だった!
(まぁ、、今もだいぶイタイけどw)
何も持ってないくせに、やる気のある自分に対して価値与えてくれそうな企業を探していた!
「氷河期なのに工場の内定を蹴ってエンジニアを目指す自分」
になぜか価値を感じていた。(前編参照)
5.価値観のフィーリングを求めて
就職活動のやり方が甘かった!!
ただ、エンジニアとして就職したい
とかじゃない事を売り出そう!
そう思った自分は
面接のセリフでよくみかける
「御社の〇〇の社風に共感出来てー 僕はーー 御社へーーー 応募しましたぁーーーー」
みたいな安い対応はしないって決めた!
応募先の会社の会社概要を熟読し、IT企業として何を求めている会社かを、しっかりと把握!!
そして、会社の事業に共感でき、何を聞かれてもビシッと返答できる自信を持てるIT企業に応募!
ってゆうか、「共感」できない会社に勤めるとか、不景気とか関係なく軽率な行為だと思いますよね!!
そうなんです!!
「エンジニア職として内定したい!」という理由がエンジニアとして就職したい理由だったけど、そういった自分の応募に関する考え方がそのそも甘かった!!!!
その会社がエンジニアとして何をすることを求めているかをもっと考えてからの応募!!
それが正解だと思いました。
だってね。
「諦めなければ必ず次の一歩は踏み出せる」
(こんどこそーーー!!)
↓
↓
はい、全滅ーーーーー( ;∀;)
↓
↓
地方都市での就職活動。
不景気で、ただでさえ求人してる企業少ないのに、エンジニア企業を選んで数社応募して不採用になった時点で、もう応募先が無くなる。
エンジニア就職ストーリー終了確定!!!!
6.打つ手がない
求人が無い(もう打ち尽くした)
なにやらハードルがだいぶ上がった。
だって、、、コレみてよ。
わーーい、数え役満?
とか、冗談でも言えない状況www
少ない脳みそで、次の手を考えてみた。。。
その時、ふと、エンジニアのバイトがあるという話を思い出した。
(母校がIT関連の専門学校だったので聞いた事があった)
「なるほど!! バイトであってもエンジニア経験者になれる!!
経験者にさえなれれば就職できる!!!!」
そう。
手を打ち尽くしたように見えたがまだ手はある!!
正社員とかにとらわれるな!!
諦めなければ必ず次の一歩は踏み出せる!!!
氷河期?!何それ!言い訳?!
そうだ!アルバイトからプログラマーの歴史を歩むんだ!!!
そう思いながらアルバイト雑誌をあさりまくった!!
なに、この難易度…
こ、、これが、、アルバイト?!?!
な、、、、なんだ、、、この世界は、、、
「なるほど、、、IT中途の世界というのはこういう世界か…
これは、、、、 ホントにエンジニアとしてのデビューは無理か…?」
藁にも縋る思いで、
「アルパ」とか、いろいろとコンビニで買いあさったw
だって、、、 ね、、、
◆
諦め、、な、、、けれ、、、、
★
ば?!
ここで運命の出会いを果たす。(アルパで)
この「パール」という文字だ
ビビビビビッ っときた
一応、ITの専門学校を卒業しているので
エンジニア業界では「Perl」であって「パール」でない事は分かったw
例えるなら、今の時代に求人雑誌に
「ルビー、オン、レールズ技術者募集」って書くようなもんだ。
掲載している雑誌はコンビニバイトとかを応募するような雑誌。
なのにエンジニア職を募集しているし、「パール」って書いて募集している!!
それを見つけた!
これは自分が戦える最初で最後のフィールドだって思った
というよりここが本当の最後のフィールドと理解した。
求人雑誌で見つけた 「パール」 この一言に全力をかけた!!
8.最後の打つ手
・Perlのことをパールと書いているITリテラシーの低い企業
・時給が750円という競争率が低そうな応募
ここしか行けないし、ここを逃すとエンジニアになれない。
自分の認識はこうだ。
エンジニアになる為、ここに全力を尽くす。
今まで企業に良いイメージを持たれて就職しようという甘い策を続けてきたが、そんな策ではない。
自分の持っているスキルを全力で使う。
何が何でもだ。
さて、ここからは最後の打つ手( *´艸`)
応募先に気に入られるモノを作る!
自分の家には祖父が昔、入学祝いで買ってくれたパソコンがあった(mmx 133MHzCPUと、だいぶボロいけどw)それに簡易httpサーバを入れてperlを入れてWEBサイトを作れる環境を構築した。
応募するまでの期間は長くない方が良いし、自分のスキルでは
応募するまでに「何か1個」しか作れない。
その1個で応募先に気に入られなくちゃいけない。
それが最後の作戦
ただ、自分にゼロから何かを作るスキルなんてない。
そこで自分は、プログラムを無料配布しているサイトのソースを見て学習し
そのプログラムを改造し、オリジナルの買い物カゴプログラムを意地でも作った。
まぁ、、、突貫工事で作った買い物かごだ。
いゆるスパゲッティコードのズタボロもん。。。
褒められたもんじゃぁない
なぜ買い物カゴプログラムを作ったかというと
時給750円で技術者を募集している会社の運営してるショッピングモールサイトの注文方法が買い物カゴ形式ではなく、メールで注文する方法だったから
だ。
買い物カゴプログラムを見せれば、必ず興味をもってくれるはず!
作った買い物カゴプログラムをレンタルサーバの領域にアップロードして面接へ出向いた。
9.最後の面接
今までの投稿でも書きましたが、自分は「履歴書にバカ」と書いているレベルの悪条件下である。
今まで失敗してきているので、今までの失敗をふまないよう、履歴書トークは全力でスルーする方向へもっていき、
といった流れへ持って行った。
自分が準備した買い物カゴシステムを披露するだけではなく、ここでプレゼントークを押し込む!
学生時代は営業職だったし、客先でのプレゼンは何度か経験していた
まさか、ここでそのスキルを使う事になるとは思ってもいなかったw
最後に打つ手には最後らしく全力で!
「御社の〇〇〇モールは、△△が取り入れており、地方モールとしては素晴らしいと感じましたが、買い物カゴ形式ではなく、メール注文形式となっており、顧客の購買意欲を満たすという上では競争力に欠けます」
みたいな感じで話をもっていき
「そこで、自分は未経験者ながら、もし、御社モールへ買い物カゴ形式で何かを実装できればと思い、今日の為に買い物カゴプログラムを用意してまいりました」
”そこで、プレゼン用の買い物カゴを動かす。”
技術担当者をわざわざ呼んでもらってプレゼンしたのは、社長(面接者)から共感を得れなくても、注文方法にメール方式を採用したショッピングモール開発技術者であれば、今回用意した買い物カゴ方式に共感してもらえる可能性が高かったから。
なぜなら、当時はショッピングモール界隈で、買い物カゴを独自実装している事を誇らしげに語るエンジニアが見受けられたから!
また、社長室に呼んだ技術者担当との会話のやりとりを聞いて、この人は新しい技術を持ってきた人に対して「嫉妬」ではなく「共感」を持つタイプの人間だと、営業経験で身に着けた嗅覚で分かったから全力でプレゼンフェーズへ持って行った。
つまり、味方になりそうな人間を近くに呼んでからプレゼンをできるという最高の環境下で
自分は
時給750円プログラマーの席をゲットした!
10.最後に
自分は元々「モノ作り」が好きだったから、20年以上もエンジニアをしているんだけど、自分のエンジニアになりたかった理由は
Twitterランドで否定されまくる「エンジニアになって稼ぎたい」からだ。
それを理由にエンジニアになるには自分と同じ道をぜひとも歩んできて欲しい。
「Perl」「ショッピングモール」とか、ちょっと時代は古いネタではあるが
今の時代も求められる技術は何かしらあるので
マーケティング調査及び応募先の企業調査をし、最高の舞台を作って面接へ挑んで欲しい。
普段自分はTwitterでバカっぽい人が
「えっとーー、自分ってーー、稼ぐ為にエンジニアになりたい??なんか楽??みたいな??」
とか言う人を見ると、老害パワー全力で否定するが
まぁ、自分もそこから上がってきたw。
タバコ辞めた人が喫煙者にネチネチ注意するアレと一緒w
タイトルで書いた「ドアホでもエンジニアになれる方法」は、ここまでだけど、ドアホでもエンジニアになってもええんやでー( *´艸`)
ただ、エンジニアになってからは
就職活動の何倍もキツイ。。。
エンジニア編
「大人キライなクソエンジニア、初めての納品」へ
続… かないw
って書いたけど要望があったので続きました。
https://note.com/ebiebi_pg/n/n4f5bd17b8f35