キャンプ〆。
今シーズン最後のキャンプに行ってきました。
そろそろ寒いシーズンに突入しますからね…ファミリーキャンプは限界です。
ここ最近ずっと良いお天気だったのに週末は土砂降りなの、なぁぜなぁぜ?
思い出せば今シーズンのキャンプ開きも土砂降りの設営からスタートしました。
お天気さんが気を利かせて、キャンプ〆の天気まで合わせてくれるとは…笑。
屋外活動は兎にも角にもお天気次第。
お天気と人の心は「自分の力ではどうすることもできないものランキング」で常に上位の強敵。しかも今回は雷雨のおまけ付き。参った。
とにかく秋以降のキャンプは防寒具系で荷物が溢れます。洋服も厚手だし、電気毛布なども必要です。夏場はギリ積み込めた我が家の車も秋は無理。
そこで、友人が使用しなくなったルーフバックを譲ってくれました。驚くほど積載が増えて、車内空間に夢が広がりました。さすがキャンパー。頼りになります。
ルーフバックは使用するときだけ車の屋根に乗せ、四隅から飛び出しているベルトを一度、車内の「アシストグリップ」と呼ばれる手すりに通し、さらに屋根の上で固定します。
ルーフキャリアが付いている車はそこに固定するとイイ感じになります。
我が家はキャリアが無いのでアシストグリップへ。
これが事件の始まりでした。
雷雨だったので、天気が落ち着いてから出発しようと思い、小一時間ほど車を放置。
ところが降雨量が予想を超えて多すぎた。
車を放置している間に雨がベルトを伝ってどんどん車内へ。
アシストグリップ付近から垂れ続けた雨水が4つの座席をまんべんなく濡らし、車内はエライことに(ノД`)・゜・。
とりあえずタオルで吸水しつつ出発。
お尻の下にはバスタオルとビニール袋。アシストグリップにもタオル巻き巻き。
途中、何回かタオルを絞ってまた巻いて、の繰り返し。悪夢でした。
現地はくもり。
着いてすぐドライヤーで洋服や座面を乾かすミーア一家…。
譲ってくれた友人曰く「多少の雨なら問題ないけど、ここまで酷い雨は今まで無かったから想定の範囲外…ごめん」とのことでした。
いや、友人は悪くない。
現にあれだけ降って荷物は無事だったもん。余程、当日の天気が異常だったのでしょうな。
それもまた勉強なり。大変だったけど、良き経験でした。
その後は大きなトラブルもなく、楽しく今シーズン最後のキャンプを満喫してきました。
残されたのは大量の洗濯物とキャンプギアの片付けと焚火の香り。
みんな学校や仕事で出払っているので、1人黙々と片付けているところです。
クマ出没情報が頻繁に出ていたので、ビビリながらキャンプインしたのですが全員無事に帰宅できて良かったです。
でも、夜中に聞いたことのない獣の鳴き声が森に響き渡っていました。
自然、怖ぇぇぇ。
林を吹き抜ける風の音が凄くて。
向こうの方からだんだん風が近づいてきて、自分たちのテント上空を通過し、反対側へ抜けて行く感じが音で分かります。
大自然の雄大さと恐怖を同時に味わいました。
キャンプは何かと荷物が多いし、手間もかかります。
でもここ数年でそれを楽しむ心の余裕が出てきました。
冬の間にいろいろ勉強して、装備を揃えて、また春に出陣したいと思います。