会いに行ける孫ちゃん。

 某アイドルグループのコンセプトは「会いに行けるアイドル」
祖父母にとっての「会いに行けるアイドル」は孫ちゃんなのであります笑。
さすがに毎日は会いに行けないけども。推しは孫ちゃんです。
 
そんなわけで週末は義両親の誘いで地元の温泉に泊りがけで行ってきました。
旦那さまは仕事だったので、あとから来るという話になっていて。
お義父さんの運転する車に私と娘２人、そしてお義母さん。
 
宿に到着して、さっそく女４人で大浴場に直行。早い時間帯だったので貸切状態でした。
お義母さんと温泉なんて何年振りでしょう。
のぼせるほど露天風呂に浸かり、話し込んできました。
 
お義母さんの年齢になると知人や友人と盛り上がる話題は「健康」か「病院」か「嫁の愚痴」
みんな口を揃えて言うのは「息子の子ども（孫）に会えない」と。
実の娘はよく帰省してくるけど、息子家族はお嫁さんの意向が強く反映するのか…近くに住んでいるのに滅多に会いに来てくれない、と。
それぞれ家庭の事情や関係性もありますから、一概には何とも言えないデリケートな問題だなぁ…と風呂場で話し込む嫁と姑。
 
たしかに私の友人知人でも「旦那の実家には滅多に顔を出さない」という子は多いです。
嫁の愚痴と同じように「姑の愚痴」が飛び出します。
でもそれは悪いことではなく、そこで吐き出してスッキリするなら、それはそれで良いと思っています。
もちろんそういう子ばかりではなく、実の親子のように親しく交流している友人もいます。
 
お義母さんも「お宅の息子さんご結婚されてたわよね？どうなの？嫁は？」と話題を振られるようです。
お義母さん曰く「私も皆と同じように愚痴を話すことを期待されている気がする」と。
 
ところが根っからポジティブシンキング義母は、愚痴が大嫌い。
その空気感の中、私のことを褒めて帰って来たそうです。
お義母さん、強ぇ笑。
そして有難う。
 
お義母さんはいつも「マイナス言葉を発するといつか自分に返ってくる」と言います。
だから、いろいろ至らないであろう私のこともポジティブパワーで右から左に受け流します笑。
 
月に数回は義実家に遊びに行き、食卓を囲んでいます。孫ちゃんだけでお泊まりすることもあります。
嫁も姑も人間ですもの。価値観が違うし、お互いに気も遣います。
たまに話しててお互いに「え？」と思う時もあるけど、それはそれ。これはこれ。
今のところ楽しくやっています。
 
なによりも義両親があらゆる手段で孫ちゃんを喜ばせようとする感じが、見ていて微笑ましいし、楽しいです。
そういう関係性でいようと努力してくれる義両親にも感謝だし、私の至らなさに目をつぶってくれるところにも感謝です。
義両親の誕生日には日頃のお返しができるよう頑張ります。