器用、不器用、お安い御用。

器用、不器用、お安い御用。

タレントのヒロミさんが壁や床をガンガン壊して、ハワイにあるご自身の別荘をリフォームしていました。数回にわたってその様子を追っていた番組のコーナーが先日、無事に完結しました。

ハワイ最古のホテル「モアナサーフライダー」を参考にしたヒロミさんの別荘は、壁の色や家具でクラシカルな雰囲気を出しつつ、差し色でオレンジなどの明るい色を取り入れるセンスの良さ。
それはそれは見事な仕上がりでした。

テレビ番組なので大人の事情もあると思いますが、それを抜きにしてもヒロミさんのセンスや手先の器用さには毎回、驚くものがあります。
「気に入ったものが無いなら、自分で作っちゃえ！」ってなかなか出来ないことですよ。

器用といえば私の父も。
実家で魚を飼育しているのですが、ホームセンターでお気に召すサイズの水槽がなかったから…と材料を買って帰宅。1から製作した過去があります。
さらに母の嫁入り道具だった食器棚を一部壊し、豪快にリフォーム。作った水槽の下に設置して簡易的な水循環システムを作り上げました。もはや小さな水族館。母は呆れていました笑。

電化製品やパソコンにも詳しく、ちょっとの故障や不具合なら父が修理。父にとってはお安い御用。
子どもの頃は夏休みの工作も手伝ってもらいました。とにかく細かいところまでこだわる。完成度が高すぎて先生にはバレバレだったことでしょう笑。

大人になってからは何かを作ってもらうことは無くなりましたが、いろいろな日々の疑問や困りごとを相談することがあります。
その時に父から「知らない。分からない。」と言われたことがありません。必ず答えをくれます。

もちろん全ての質問に答えられるわけじゃないけれど、必ず解決に繋がるヒントをくれます。
そこは娘として尊敬している部分です。

話は戻りますが、ヒロミさんが作業する姿が幼い頃ガレージの一角で何かを作る父の姿に重なって見えた…という話です。

ちなみに娘は不器用。