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なんのために生まれて なにをして生きるのか。
答えられないなんて そんなのはいやだ。
アンパンマンの生みの親として有名なやなせたかしさん。
2013年に94歳で亡くなった時は大きなニュースになりました。
やなせたかしさんは亡くなる前、当時のスタッフに
「まだ死にたくねぇよ」
「面白いところへ来たのに、なんで俺は死ななくちゃいけないんだよ」
と、泣きながら言ったそうです。
94歳で「面白いところへ来たのに」と言えるそのバイタリティ。
お元気な先輩方もたくさんいらっしゃいますが、さすがに94歳になると心身ともに衰えてしまい寝たきりになってしまう方も多いと思います。
その年齢にして、生きることを渇望するやなせたかしさんはカッコイイです。
かの名作「アンパンマン」がヒットした時、やなせたかしさんは60代だったそうです。
遅咲きといえば遅咲きですよね。
それ故に「まだまだ、これから…!」という想いが強かったのでしょう。
私の母方の祖父は91歳、祖母は92歳で亡くなっています。
祖父は旅立つその日までしっかり私と電話で会話していたのですが、その日の夜に突然眠るように逝ってしまいました。
祖母は入院生活が長く続き、老衰で亡くなりました。
父方の祖父母は早くて。どちらも70代で亡くなっています。
両親も歳を重ね、会話の内容が「どう生きるか、どう死ぬか」みたいな感じになってきました。
うちの両親が楽観的すぎるのか、こちらが老後の人生について聞いてみても「んー…まだ分かんない。」と漠然としていて。あんまり深く考えていないようで、ちょっと驚きました。
これを機に考えてみるとは言っていたけど。
「どう生きるか、どう死ぬか」
こういったことをふと思う時があります。
人は死ぬ直前に後悔すると聞きます。
それは「やったことに対する後悔」ではなくて「やらなかったことに対する後悔」なんだとか。
そう考えると
良くも悪くも今ある現実を見つめ、受け止め、考え続けることって重要なんだなって改めて思います。
風の時代というものに入ったらしいので、ここいらで何か面白いことを探しに行かなアカンね。