「ミモザ」に罪は無い。
「酒柱」として、日本酒を愛するミーアキャットですが、若い頃はカクテルしか飲めない可愛い時代もありました。笑
今でもたまに飲みます。
20歳を過ぎて、初めて飲んだカクテルは「バイオレットフィズ」
紫色で透明感のあるオシャンティーなお酒です。
ピアノの生演奏をしてくれるバーで母親と飲みました。
アルコールの効果なのか
「大人になった!」というハイテンションのせいだったのか
「これがお酒というものか!」と妙な高揚感があったことを覚えています。
居酒屋で友達と飲むのもかなり楽しいけど、母親とバーに行って2人でゆっくり飲むのも好きなんです。
20代の頃は夜な夜な母と一緒に街へ繰り出し、行きつけのバーで飲んだり、ジャズを聴きに行ったり。母にお酒の楽しみ方を教えてもらいました。
今は私も家庭があるし、母も年齢を重ねたので、夜な夜な一緒に出かけることは少なくなりましたが…たまには行きたいな、と思っているところです。
そんな親子夜遊びをしていた20代前半の頃のお話。
ジャズを聴けるバーでいつものように母親と飲んでいると、
「あちらのお客様からです」と、バーテンダーさんが私に1杯のカクテルを出してくれました。
「あちら」の方向では見知らぬ男性(けっこう年上)が会釈してる…。ダレ?
「あちら」の方には非常に申し訳ないんだけど、わたし人見知りが激しいので恐怖だった…。
とりあえず断りにくい状況だったので、頂きましたが。
そのとき頂いたカクテルが「ミモザ」
正直、今でもトラウマです。ミモザを飲んだのは後にも先にもその時だけ。
そのあと近くに移動してきた男性は「ミモザ」の由来や歴史について長々と解説。
わたし終始、苦笑い…。
なにこの状況…?
たぶん、ちびまる子ちゃんみたいに「ガーン」って顔に線が入ってたと思う。
母も一緒に解説聞いてたけど、引いてたよね。これも社会勉強なのか。
『ミモザにね 罪は無いんだ ごめんなさい(小動物 心の俳句)』
現在「あちらのお客様からです」は多くのバーでご法度になっているそうですね。
ミーアキャットのときは、そういう時代だったのかな。よく分かりませんが。
ゴスペラーズ。
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