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魅惑の「ミレービスケット」の世界。

魅惑の「ミレービスケット」の世界。

ミーアキャット、昔ながらの素朴なお菓子が大好きです。
前回「しるこサンド」を紹介しましたが、今回もまた紹介したいお菓子がひとつ。

それは「ミレービスケット」
既にご存知の方もいるかと思いますが、美味しいから改めて紹介しちゃう。

「ミレービスケット」は高知県高知市にある野村煎豆加工店さんが昭和30年ごろから作り始めたビスケットです。
野村煎豆加工店さんは、大正12年に豆類の加工販売を行う「野村商店」として創業し、当時は豆菓子や甘納豆を製造・販売していました。

「ミレービスケット」って高知のお菓子というイメージありませんか?実は全国にあるんです。元々、明治製菓さんが製造していたらしい!知らなかった。
その後、名古屋にある三ツ矢製菓さんが生地製造を引き継ぎ、全国に生地を届けていたそうな。
時は流れ、現在この「ミレービスケット」を販売するのは愛知県にある数社と高知県にある野村煎豆加工店さんだけ。

同じビスケット生地を使用しているのに「高知のミレーが1番美味しい!!」と評判に。今では高知を代表するお菓子です。

では、なぜ高知のミレーが1番、美味しいのか?

野村煎豆加工店さん曰く
「うちは豆菓子の加工も行っており、ミレーをフライするのと同じ鍋を使って豆も揚げています。豆の旨味が油へ溶け出し、それがビスケットへ移っているのではないでしょうか」とのことです。なるほど!

そして、これを裏付ける話をひとつ。1998年の集中豪雨で工場が被災した時。
機械も油も新しい状態にしてからミレービスケットを揚げて販売したところ、購入者から「いつもと味が違う」という問い合わせがあったそうです。
これはスゴイ。違いの分かるファン降臨!

この他にも170~180度の油でサクッとカラッと仕上げることがこだわり。振りかける塩は海水天然塩を使用。
口に運ぶたびに広がる香ばしい匂いと程よい塩味、噛むごとに増してくる生地の甘み。
めちゃめちゃ美味しいじゃないかーーーーー!!!

それプラス、ミーアキャット的にはビスケットがちょい固めな点がポイント高し。

有名キャラクターとのコラボ商品やノンフライ幼児用ビスケット、そして商品開発者が寝ているときに閃いたという超ビッグサイズのミレーの枕。笑
いろいろ販売しております。ミレーのバリエーションが過ぎる。

知っている人も、知らない人も見かけたら一度、ご賞味あれ。

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