見出し画像

難しいのう。

数年前に知人が経営する宝飾店で買い物をしました。
これまで時計をする習慣が無かった旦那さま。
当時は出張などで社外の人と会う機会も多かったので、時計も身だしなみの重要な要素のひとつと考え、店主に勧められたイタリア製の割とお高めの時計を購入しました。
 
デザイン、色ともにお気に入りでいつも愛用していました。
ところが購入して数年後突如、時計の調子が悪くなってしまいました。
しかも、よーく見ると文字盤の上に小さな小さなネジが転がっている…。
 
というわけで、購入した知人の店に持ち込み。
丁寧に分解して、いろいろと原因を探ってくれたんだけど、結局どこから外れたネジなのか分からず。
イタリアの直営店に確認するということで、そのままお店に預けることに。
 
預けてから数年経過しましたが
時計はその後どうなっているのか、イタリアの直営店との話はどうなったのか、時計の修理に関する進捗が全く耳に入って来なくて。
その間にも別の用事で何度かお店に顔を出したけど「あの時計、ごめんねぇ。ちょっと待っててね」と言われただけで詳細は分からずじまいでした。
 
その後も言い方は悪いけど、連絡もなく放置状態が続いています。
まずは普通に現在の状況を教えて欲しいです。
さらに可能であれば修理して欲しいけれど、諸事情で修理できないならできないで構わないんです。それはそれで仕方のないことだと諦めます。
もし、修理ができるのであれば費用感や修理期間も詳しく提示して欲しいし
修理が難しいのであればその理由を知りたいし、その後の提案もして欲しい。
 
店主自身は気持ちの良い人間で、悪い人じゃありません。
だからこそ、商売でのこういった対応は勿体ないなと感じてしまいます。
毎日、忙しいので単純に忘れてしまっている可能性もあります。
 
商売に限らず何事も「あの人、良い人なんだけどねぇ…」で終わってしまったらその後の関係性が微妙に変わってしまうし、最悪の場合そこで関係性が切れてしまうこともあります。
「良い人」だけじゃ乗り越えられないものも世の中にはたくさんあります。
 
旦那さまも旦那さまで時間的な認知が曖昧なので、時計の件がのびのびになってしまっている節もあります。
気に入って使っていたので、今後どうするつもりなのか分かりませんが
私は細かいことが気になってしまう性分なので、他人事ながらどうしたものかと思っています笑。
 
そのことを知ってか知らずか、セールやキャンペーンのお知らせだけは絶えることなく届くところも私のもどかしさに拍車をかけております笑。
商売って難しいですね。

いいなと思ったら応援しよう!