生き残る意地。愛される所以。

街の中心部に古い中華屋があります。
「The・街中華」って感じの佇まいで、入るのにちょっと勇気がいるくらい年季が入っています。
 
通りかかるたびに中を覗いて。繁盛していることは確認済。
美味しそうな匂いが通りまで広がっているのよ～。空腹時にお店の前を通ったらアカン。
毎回「これ絶対ウマイやつぅ～♪」と心の中で熱唱しています。
 
そして、先週末。満を持して家族４人で突撃。
想像通りの内装。いや、想像をはるかに超える内装。
イメージは「四畳半フロ無し」テーマ曲は「神田川」
小さな石鹸カタカタ鳴った～♪
令和だけど一気に昭和までタイムスリップ。そのくらいの衝撃でした。
 
逆にそれが我が子たちの興味を刺激したらしく。
「おばあちゃんの家みたい」と大興奮。
さすが老舗。メニューは豊富です。
そして驚くのはその値段。
このご時世、いろいろ厳しいだろうに、価格改定することなく「ラーメン一杯 470円」の世界です。４人でお腹いっぱい食べても2,000円いくか、いかないか。
 
こんな幸せなことがあっていいのだろうか。
味も最高だったんだよ。みんなに愛されている中華屋だってことがよく分かりました。
混んでいるのには理由がある。
 
これはリピート決定。
まだ気になるメニューがいくつかあったので、常連を目指してがんばります。