JR大宮駅に応援広告（駅貼りポスター）を出した話 #加藤大地 #日プ2 #PRODUCE101JAPAN2
こんにちは！今回は、前回のノートに書ききれなかった、応援広告を駅に掲載するまでの話を書いていきます。
前回のノートはこちら
このノートは？
オーディション番組『PRODUCE101JAPAN Season2』の練習生、加藤大地くんの応援広告（駅貼りポスター）をJR大宮駅に掲載するまでの流れをまとめてみました。あくまで一例なので、ご参考程度にお願いします。
※内容についての問い合わせは、noteのコメントまたは著者のTwitterのDMにお願いいたします。
１．出す駅、広告のサイズの希望を決める
まず相場感を知りたかったので、「駅貼りポスター 料金」で検索しました。駅・広告サイズごとの広告料金が出てきます。
駅貼りポスターの広告サイズは３種類あり、B0サイズ（横長、大きい）、B1サイズ（縦長、中くらい）、B2サイズ（縦長、小さい）です。本当は応援広告として一般的なB0サイズで出したかったのですが、しがない会社員の著者が、万が一の場合に全額自腹で払うことができるように、今回はB1サイズの広告にすることにしました。推し…ごめん！
今となってはですが……同じ駅でも、鉄道会社さんによって広告料金が異なります。例えば新宿駅でB0サイズの駅貼りポスターを掲載するとなると、JRさんは¥84,000ですが、都営地下鉄さんだと¥60,000です。今回は初めてだったのもあり、JRさんに決めてしまいましたが、もし次やるとなったら、他の鉄道会社さんも検討すると思います。各鉄道会社さんのホームページに、広告料金（と広告代理店さん）が載っているので、見比べてみてください。
２．広告代理店さんに連絡をする
「応援広告の経験がない代理店さんに問い合わせたら、個人では広告を出せないと断られた」とツイッターで見かけたことがあったので、応援広告の経験がある代理店さんの方がスムーズそうだなと思い、日プの応援広告の記事にて名前が挙がっていた広告代理店さんに問い合わせてみました。
2月12日ごろ、下記の画像のような内容を送りました。見に行ける国民プロデューサー（通称国プ）が多そうな新宿駅に広告を出したいと思い、鉄道会社さんごちゃ混ぜで希望を出しました。
すると、その代理店さんではJRさんの広告のみ直接取り扱っているとのことだったので、希望を考え直した上で、下記の画像のような内容を送りました。
その結果、広告枠の空きがあった、第三希望のJR大宮駅に掲載することになりました。
3． 広告デザインを作成する
広告関係ではないのですが、著者はデザインの仕事をしています。広告デザインの作成には、Adobe Illustratorという、仕事でも使っている、画像や文字のレイアウトができるソフトを使いました。体験版なら一週間無料で使えます。機能はPowerPointと似ているのですが、操作を覚えるまで少し時間がかかるかもしれないです。印刷屋さんにデータを送る際にこのソフトで作ったデータを求められることが多いです。
まず、下記の２案の広告デザインを作成しました。A案はお誕生日なので縁起の良さそうな、ゴールドとイエローを使ったクラシックなデザイン、B案は加藤大地くんが好きな、かぼちゃの煮付け（の食品サンプル）カラーを使ったモダンなデザインにしてみました。加藤大地くんの写真は日プ２の応援ルールに則り、練習プロフィールの画像を使っています。
加藤大地くんのLINEオープンチャット（通称オプチャ）に投稿して、どちらが良いかご意見をいただきました。支持が多かったB案をベースに、色の組み合わせを変えたり、文字の大きさを調整したり、ブラッシュアップしていきました。
この時（2月19日ごろ）は加藤大地くんが日プ本編に進んでいるかわからない状態だったので、キャッチコピーをどうするか迷っていたのですが、加藤大地の国プ（通称カトプ）の皆さんから、投票を促すキャッチコピーではなく、ステージでの活躍を願うようなキャッチコピーが良いんじゃないか、とご意見をいただき、最終的に下記のような広告デザインになりました。カトプの皆さん、本当にありがとうございました！
今回はカトプの皆さんと一緒に作りたかったので、このような進め方をしましたが、時間に余裕がない場合もありますし、色んな進め方があると思います。また、企画者とデザイナーが異なる場合は、キャッチコピー、使いたい画像、広告デザインのコンセプト（例えば、お誕生日っぽい感じ、爽やかな感じ、近未来っぽい感じとか）などをまとめてデザイナーに伝えると、やりやすいかなと思います。あと、当たり前ですが、使う画像やフォントの著作権には注意しましょう。
４．支援者さんを募る
まず、Googleフォームを使って、申し込みフォームを作成しました。Googleフォームの使い方は著者がつたない言葉で説明するよりも、わかりやすいサイトがきっとあると思うので、検索してみてください。
企画の説明内容に書いたのは下記の４点です。１点目は注意事項で、万が一企画が中止になった場合の対応、振込手数料について、問い合わせ先、個人情報の取扱いについてです。２点目は企画概要で、広告の種類、場所、期間、広告のサイズです。未定のものには注記を入れました。３点目は募集期間と入金期間です。応援広告に支援者さんのお名前を入れたかった関係で、激短い募集期間となってしまった分、入金期間は少し長くしました。４点目はご支援額とリワード内容です。支援していただいたお礼に送るリワードは、応援広告へのお名前の掲載と、応援広告・お誕生日カップホルダー・フォトプロップス（下記画像）のデータ配布にしました。
フォームに入力いただいた内容は下記の６点です。メールアドレス、ご希望のご支援額、ご入金方法（銀行振込・PayPay）、ご入金名義、広告に掲載するお名前、TwitterIDです。
フォーム完成後、Twitterの応援広告企画アカウントを作成し、フォームのURLを案内した、応援広告募集のツイートをしました。カトプの皆さんが拡散してくださり、お陰様でほぼ目標額を達成することができました。
支援者さんには合計３回ご連絡しました。ご入金確認したとき、広告の場所と日時が決定したとき、リワードを送るときです。個人情報を扱うので細心の注意を払いつつ、毎日の入金の確認やリワードのデータ作成など、やることも沢山あったので、ひいひい言いながらやっていました。今回は何とかひとりでやりきれましたが、企画やファンダムの規模が大きい場合は、会計係やリワード作成係を設けるのがオススメです。
５．団体審査、広告デザインの審査を受ける
広告を出したい人（今回は著者）が鉄道会社さんから２つの審査を受ける必要があります。広告代理店さんが、審査の仲介をしてくれます。
一つ目の団体審査は、約１０日間かかりました。送った内容は、主に下記の３点です。１点目は団体の概要です。団体名、所在地、設立年月日、事業内容（加藤大地くんのお誕生日をお祝いする）、代表者名、連絡先、構成人数（著者と支援者さんの合計人数）を送りました。２点目は広告の実施と、肖像権の使用許諾についてです。広告の実施については、日プ２運営に連絡する旨を、肖像権の使用許諾については、日プ２の応援ルールのアドレスと、応援広告について書いてある部分の文書を送りました。３点目は告知内容に公共性や社会性、経済的利益があるか、またその内容です。どう答えて良いかわからず、代理店さんに相談したのですが、私の理解力が無いせいか、結局何を書けば良かったのかよくわからなかったです…（おそらく経済的利益ありで、番組の告知…？）知ってる方いたら、教えてください！
二つ目の広告デザインの審査は、約１週間かかりました。少し驚いたのが、B1サイズのポスターの場合、QRコードは１個までという決まりがあるらしく、少し修正して再度送りました。広告デザインの審査が終わったのが、3月2日でした。
６．応援広告を印刷して、広告代理店に送る
今回一番驚いた部分なのですが、印刷は自分で手配しました。3月3日の仕事帰りに、24時間営業してるキンコーズ（印刷屋さん）に、データを入れたUSBを持って駆け込んで、3時間くらいでポスター出力してもらいました。即日で印刷できちゃう、ありがたい時代で良かった！B1サイズで確か7800円くらいでした。時間に余裕がある場合は、ネットで安価な印刷屋さんを探した方が安上がりかもしれないです。紙の光沢が選べるのですが、私のオススメは半光沢です。あと、持って帰るのに袋などが無くて困り、そのまま掴んで持って帰った（下記画像）ので、100均などでも買えるポスターケース（図面ケース、通称バズーカ）を持っていくと良いと思います。
週明けの3月8日から広告掲載で、広告代理店さんが3月5日までにJRさんに納品を行う必要がありました。宅急便だと間に合わないので、3月4日に半休をとって、代理店さんに直接ポスターを持ち込みました。今までメールと電話のみのやりとりだった担当者さんにようやく会えて嬉しかったのと、おめでとうございますと声を掛けてくださり、思わずうるっときました…！
７. ついに広告掲載、そしてお金の話
無事、2021年3月8日〜3月14日の期間で、JR大宮駅に掲載することができました。（現在は終了しております。）せっかくなので、現地の様子も撮ってきました。
最後にお金の話で恐縮ですが、かかった費用は、広告料金、印刷代、送料（私の場合は持ち込んだので交通費）の３点のみでした。最初に代理店さんに確認しなかった著者が悪いのですが…追加で代理店さんに払う料金がかかるものと思っていたので拍子抜けしました。ちなみに掲載後の広告ポスターですが、サービスで代理店さんが宅急便で送ってくれました！本当にお世話になりました。
おわりに
約１ヶ月間、無我夢中で駆け抜けたのですが、改めて応援広告を企画してきたオタク達すごいな…！と思いました。今回応援広告をスムーズに出すことができたのも、先人のオタク（おそらく国プ）のお陰だと思います、道を切り拓いてくださり、ありがとうございます。
支援者さん、相談に乗ってくれたり応援してくれたお友達、オプチャのカトプの皆さん、広告代理店の皆さん…など、本当にお世話になりました。最後に、加藤大地くん大好きだよ！！！
加藤大地くんについてはこちらの記事で書いてます。