デザインと社会学
先日、母校の立教大学社会学部の一コマを頂いて、「デザインと社会学」についてお話しさせていただきました。
とても有り難い機会を頂いたので、この日感じたことをつづります。
学生時代から抱いていたもやもや感
幼い頃から絵を描くことが大好きだった私。親からも先生にも勧められた美大進学。一番得意なことは美術だけだったけど、その道には進まず、私は社会学部に進学した。
それは、高校一年生の時一年間アメリカに留学した経験があり、LGBTの友人が周りにいたり日本とは異なる生活環境に身を置いたことで漠然と世界や様々な社会をもっと知りたいと思ったから。
社会課題を主に大学で学んだけれど、どれも普段の生活では目を背けたくなる社会の側面ばかり。
デザインと社会学 光と影
アートやデザインには自然と人を魅了し、生活に溶け込む力がある。
けれど、社会学で取り扱うことはどうだろう。
学生時代に感じた2つのギャップ。この2つが結びつくことによって、社会課題がデザインの力によって光があたり、解決に導くことができるのではないか。
そんな気持ちを確信に変えてくれたのが次世代人財塾 適十塾 との出会いだった。
Connecting the dots
「つながらないものをつなげ、新たな価値を創造する」
という志の元発足された学生団体。
社会課題をビジネス的な手法で継続的に解決させることを軸に活動。
デザイン=設計する
日本ではまだデザインというと表層的なグラフィックを指す言葉として捉えられることが多いけれど、元々のデザインの語源は
デッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。 また、デザインとは具体的な問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される。
Wikipedia参照
問題解決にデザインの力が生かせる。
そう確信して今、適十塾を母体としたTEKITO DESING Labという法人を立ち上げて様々な事業に取り組んでいる。
正解なんてない社会。
すぐに課題がデザインで解決されるなんてそんな都合のよいこともない。
だけど、このテーマでどこまで挑戦できるのか。
試行錯誤をしながらも、チャレンジして新たな価値を創造していきたい。
と、講義で人前で話すことによって気持ちを新たにした日でした◎
詳しくはこちらの記事でも
えびちりこ
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