私が起業に至るまで(後編)
※2016年11月17日に投稿されたものをnoteに移行しました。
後編では「ロゴに込めた思い」について綴りたいと思います。
早速ですが、弊社のロゴ、皆さんには何に見えますか?
……はい、そうです。「たまご」です!
では、なぜたまごなのか?
それは見山先生、そして会社立ち上げに協力してくれている適十塾第1期生で同期のもっちー(バングラデシュの会社に勤務中)と3人で会社ロゴデザインについて話し合った時
見山先生:「これから生まれてくる彩華の子供とこの会社は、同級生ということになるね。彩華なりに“今だからこそ感じること”をロゴに反映してみたらどうかな?」
もっちー:「“何か生み出していく”という意味をロゴに込めたいですね!」
とコメントを頂き、メンバーの思い、そして我々がこれから携わるプロジェクトに対する熱意を反映できるのは何かと考えた時、真っ先に「たまご」が思い浮かんだからです。
たまご。
その見た目はとても小さいかもしれないけれど、とても大きな“生命のエネルギー”を感じさせてくれます。
そして「大きくなぁれ」「どんな形・色・匂いだろう?」「いつ生まれるの?」「早く会いたい」と、不安をかき消してくれるほどの大きな“希望”が詰まっています。
これは私が実際に子供を授かった時に感じたことであり、同時に、会社を立ち上げるにあたっても同じことを感じました。“代表理事”と肩書きはあるけれど、母親の気持ちと重なったんです。
まだ見ぬ我が子、そしてこれから生み出されるプロジェクトは、私にとって「希望の卵」です。愛情を持って大切に温めると、いつかきっと生まれる。いつかきっと会える。そう信じて必死に温め続けるんです。
そして、誕生の瞬間。
その言葉にならない大きな喜びを味わえるのは、卵を温め続けた母親の特権でもありあます。
卵が孵化する瞬間に入る“割れ目”には社名を略称した英小文字「tdl」と入れました。これは、TEKITO DESIGN Labが卵にヒビを入れ、“プロジェクトが孵化する瞬間に携わる”という意味を込めたからです。
メンバーが「ものごとを生み出す喜び・成長する喜び・生まれるために努力する喜び」をこのロゴを通して感じ、思いを共有して一丸となって邁進していきたい。そういった思いがこのロゴには込められています。
そして希望の卵を温めるのはTEKITO DESIGN Labのみではなく、これからのプロジェクトで携わるであろう「産・官・学・金・民」の親鳥たちの存在も必要です。そうした親鳥たちの努力と愛情によって、はじめて卵は孵化し、大きな生命が誕生する。
こうしたヒストリーとストーリーがあり、社是は「希望の卵を温める」と定めました。
そして、実は弊社には非公認ですが社歌もあります!
それはトータス松本さんの「みいつけた」です。
トータス松本さんのこの「みいつけた」は、見山先生の娘さんの高校バレー部が試合開始前に円陣を組み、「たーまご、たーまごあたためよう、きーみのたーまご、何が出る~」と歌っていたそうです。
とても素敵なこのエピソードと、我々の法人設立に対しての思いが合致したため、社歌とさせていただきました。(いつか公認していただきたい…!)
たまごから何がでるのか?
是非、楽しみにしていてください!