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【写真の観察】 #6 -速度-

このコラムは約2分で読めます。

 このシリーズは、ebi_timesが撮影した写真を読者の方にじっくり観察して何かを感じてもらい、最後にebi_timesの文章を読んでもらうというコラムです。その後、お互いで感じたことの差を楽しんでもらったり、答え合わせのように読んでもらったりと写真に関する解釈に正解はありません。

  1. 写真を”少し長めに”観察する

  2. 読者の頭の中で感想を持って感じる

  3. ebi_timesの文章を読む

始まりのきっかけについては、#0をぜひ読んでみてください。


いつもより長めに写真を観察してみて
Shoot on X100Ⅵ






「進む速度で景色が変わる」

これは私が好きなアーティストの曲に出てくる歌詞。ずっと頭の中にこびりついてて、ふと気づいたら脳内再生される。

最近個人的にスナップ写真でハマっているのが、スローシャッター撮影。普段はブレないようにシャッタースピードをある程度確保して撮影するが、”撮る速度”を変える(遅くする)撮影方法。別に難しくないし、誰でもできる。

冒頭で述べたあの歌詞のように、撮る速度を変えるだけで、同じ場所でも、撮った写真の風景が必然的に少しだけ変わる。臨場感も空気感も変わるし、被写体に対する印象だって変わる。

あの歌詞の続きは、「急ぐばかりじゃ見えない光」

写真にも通ずる言葉。



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