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22歳大学生、「今しかできないこと」の話

こんにちは。

「前回の記事で朝晩涼しくなりましたね、秋ですね」なんてご挨拶をしたのも束の間、日本に台風が近づいている影響でまた夏のような暑さにテンション下がった22歳です。

大学4年生の10月といえば、内定式。 (?)
ということで、先日内定式に出席してきました。

企業のお偉いさん達からのご挨拶でまもなく社会人になるんだ、学生気分ではいられないぞと身が引き締まる思いになりました。

そのご挨拶の中で皆さんが口をそろえて「学生も残りわずか、今しかできないことをやるように」とおっしゃっていました。

あれこれ考えがちな私はこの言葉に引っかかってしまいました。

「今しかできないこと」

みなさんもおそらく1度は聞いたことがあるであろうこの言葉について再度考えてみました。

大学生である今しかできないことってそもそも何でしょうか?

勉強は社会人をしながら資格取得をする人がいるので、そうとは言い切れません。そもそも、これから社会人になるとまずは基礎的なマナーから企業・業界の理解、業務内容と学ぶことがたくさんあります。生きている限り勉強は続きます。

旅行も有給を使ってうまく楽しめる人がいるので、今しかできないとは言いにくいです。8月にロサンゼルスに行った際にも日本人のファンの方を多数見かけました。何人かの方とお話をしたのですが、「大谷を見たいから、連休や祝日を組み合わせて予定を作った」「リモートで仕事が進められるから問題ない」と言っていたので決して不可能ではなさそうです。

時間を気にせず、たらふくお酒を飲むこともやる人はやるみたいなのでいつでもできそうです。そもそもそんなことをするのは自分の性には合いませんが。

「今しかできないこと」って本当にありますか?

もちろん、置かれた立場や周囲の状況、持っているお金、住んでいる場所…これらを考慮すれば、できることに制約がかかって「今しかできないこと」や「いつでもできること」へと分かれていくように感じるかもしれません。ただ、やる人はやっている。0でない限りはできないわけではない、仮に0であってもできないわけではない。今しかできないこと、イマシカデキナイコト、イマシカデキナイコト…
今でも言葉が呪文のように頭の中を駆け巡ります。

「今しかできないこと」の正解は後々わかる

今しかできないことがある、と仮定しましょう。だとすれば、それは果たして何なのか?その答えは残念ながら今わかることはありません。

大学1年生のとき、今の自分なら1日でも早く交換留学等で長い間海外に行っていたと思います。
2年生のとき、自分で事業を始めようとあれこれ考えていたと思います。
長期休暇では必ず海外に行こうと自分なりのルールを決めていたと思います。

当時はそんな決断ができませんでした。ただ、そんな当時の自分を責めることはできません。その時は別のことをするのがベストだと自分で決めたからです。アルバイトをする、運転免許を取るのが正しいと思っていたのだから。

決断したら後悔はつきものでしょう。あっちがよかった、こっちがよかった。それは仕方がないのです。一番やってはいけない後悔は「やっておけばよかった」というもの。決断を放棄して、逃げてはいけません。

それならば、どう生きるか

なんだかジブリの映画のタイトルみたいになってしまいましたが、自分への戒めや今後の決意も込めてここから書いていこうと思います。

常に理想と現実とそのギャップをイメージする
私はこの3つの視点のうちどれかが欠けてしまうことがよくあります。3つ揃っていると生活にもいいリズムが生まれてきます。

自分のなりたい姿をイメージする。今の自分を客観的に見る。なりたい姿までの距離感、道のりを考えてみる。これが欠かせません。そうすれば必然的に今やるべきこと、今しかできないことが見えてくるはずです。

自分のアップデートを欠かさない
iPhoneと人間は定期的なアップデートが必須。なんだか言い回しのいい言葉を思いつきました。

日々の生活に慣れからくる緩みはないか、世の中の状況はどう変わっているか、目標設定は適切か、あらゆる側面からの「アプデ」は欠かせません。「バグ」があれば修正して、よりよい1日、1時間、1秒を過ごすこと、iPhoneがやってくれているなら人間もやるしかないです。今しかできないこともアプデで見えてくるでしょう。

日々成長
ありがちな言葉ですが、これに尽きます。何か自分の生活に波風を立てて、トラブルに直面しても乗り越え、できることを増やす。そうするとまたやりたいことが見えてくる。このサイクルを回していれば、今しかできないことにも挑戦できるのではないでしょうか。

今の自分の生活でこれを実感しやすいのはトレーニング、重量が上がった、回数が上がったという定量的な評価ができるとこのサイクルは一気に回りだします。これを日常のすべての活動に組み込むのみ。どんなときもジムに行くように何かと向き合い、重いものを持ち上げるように集中して取り組む、そんな生活が今の自分には必要です。

誰かに何かを伝えるというよりは、自分の頭の整理と自分用のメモ帳みたいになってしまいました。でも、これも自分のリアル。ちょっと頭の中を見せたつもりで投稿します。

I'm obsessed with improving myself.
(自分自身をインプルーブさせるのにハマっています。)
(どこかのボディービルダーから拝借)

こんなかっこいいことが心の底から言えるように。

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