【eco料理】赤紫蘇のジュースと紫蘇かき揚げ
今回の記事は文字数1940(やった!2000字未満)
写真が多目で13枚です
お忙しい場合や、料理に興味のないかたは、文末の「さいごに」のメッセージだけでもご覧になっていただけたら幸いです
6月に出荷される赤紫蘇を使ってジュースを作るかたは多いので、いまさらではありますが、日々樹の紫蘇ジュース作りもよろしかったらご覧ください!
紫蘇ジュース初めてのかたでも簡単です。
その特徴は2点
①フルーツビネガーやクエン酸を使わず穀物酢で間に合わせる
②ジュースを絞ったカスの紫蘇も食べてしまう
°˖✧˖°用意する材料°˖✧˖°
✦赤しその葉・・・・・1袋(約300g)
✦水・・・・・・・・・1800cc
✦砂糖・・・・・・・・1kg(上白糖でもきび糖でもなんでも好みで)
✦塩・・・・・・・・・ほんのひとつまみ
✦穀物酢・・・・・・・200cc(フルーツビネガーがお好きな方はそれで)
✦保存容器・・・・・・空の1リットルペットボトル×2本
飲用するときには、水や炭酸水で割って、氷を浮かべると美味です🎵
°˖✧˖°作り方°˖✧˖°
①の巻
赤紫蘇の葉を茎から摘んで、水洗いします。
洗い桶などに水を張って、紫蘇の葉を投入し、ふり出すようにザブザブ洗うと、紫蘇についていた砂が落ちます。
②の巻
大きめの鍋で1800ccの水を沸かし、沸騰したら紫蘇の葉を少しずつ入れる。
いっぺんに入れると、葉っぱが盛り上がってうまく茹でられないので、へらや菜箸で押さえながら、数回に分けて湯に押し込んでいきます。
全部の紫蘇が鍋に入って再沸騰したら、中火で10分間茹でます。
③の巻
茹で上がったら、紫蘇をザルに取り出します。
④の巻
ザルの紫蘇から、赤紫蘇液を残らず絞り出します。
ゴムベラ等を押し付けるか、粗熱が取れていれば手で絞ってもOK。
⑤の巻
赤紫蘇液を鍋に戻して砂糖1kgと塩ほんのひとつまみを入れ、弱火にかけてかき混ぜながら溶かします。
完全に溶けたら穀物酢200ccを加えて、酢のカドが取れるまで3~5分煮たら完成。
フルーツビネガーを使用した場合は、加えてひと呼吸で火を止めて下さい。
⑥の巻
粗熱がとれたら、保存用の器に赤紫蘇液をうつします。
ペットボトルの空容器が重宝です。
⑦の巻
保存は、冷蔵庫で1か月以上ヨユーで持ちます。
赤紫蘇ジュースは、冒頭でご紹介した通りウォーターとエキスと2通りの楽しみ方があり、知人友人に差し上げても「口に合わない」というかたが無く人気です。
が、もしも飲み切らないような時には、小さめのペットボトルに分けて冷凍してしまえば、小出しで長く楽しめます。(冷凍庫で破裂させないよう、ペットボトルの空気を抜いて8分目くらいの量にして下さい)
°˖✧˖°茹でカスの紫蘇かき揚げ°˖✧˖°
( 興味のあるかたは引き続きどうぞ🌸🍃 )
①の巻
茹でカスの紫蘇葉は、十分に水気を切ります。
結構な量になりますが、あらかじめ全てをザクザクと細かく刻んでおきます。繊維が多いので、そこそこ丁寧に。
刻めたら、かき揚げ1回分に必要な量だけを残して、全て冷凍します。
この時に、大きめの保存用チャック袋などを用いて、中身がパラパラ状態で保存できるようにします。後で小出しする時に、ブロック状だと手に余ります。
②の巻
玉ねぎや人参など、ほかの野菜と一緒にかき揚げにしても一層おいしいですが、今回は紫蘇葉をどんどん消化するために単独でかき揚げにします。
いつもよりも、片栗粉多目でかつやや固めに衣を溶いて、刻んだ紫蘇葉を混ぜ込みます。紫蘇葉がしんなりしているので、箸先でさばくような感じで衣を馴染ませます。
③の巻
油は、浅めの方が揚げやすいです。
タネを箸でつまんで、かなり小さめのかき揚げにする心づもりで油に落とします。
2回ひっくり返して、からりと揚がれば出来上がり!
°˖✧˖°さいごに°˖✧˖°
おいしいものを作ると、必ず「カス」や「クズ」が出るのが料理です。
資源や環境のことを考えると、野菜クズでも魚のアラでも、食べられる物は食べる工夫をするのが大切ではないかと考えたりします。
是非にとまでは申しませんが、おもしろそうだと思っていただけたなら嬉しく思います!