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日々記:謎のデータセンターと電力消費


毎日毎日、誰もが、ググらずにはいられない。


楽曲を聴いたり、ニュースを読んだり、ゲームをしたり。
外出中でも、スマホ(モバイル)さえあれば何でもできる。
とりわけ、検索エンジンは重宝で、今やそれ無しには生活出来ないと言っても過言ではないだろう。
わからない事はググってみる。
辞書など引かなくなってしまった。

とはいえ、スマホひとつ持っていれば、百科事典全28巻を背負っても比較にならぬ程の、膨大な情報が逐一引き出せるのだ。
こんなにいい物はない。
そこで、ついつい出先でも気軽にググって調べて納得、知って安心、レンズで花の名前もわかります‥‥

さて気付くと、
①バッテリー残量が少なくなってきた。
②ギガもだいぶ使っちゃったな。

これ以外に、、、、、なにか気にする事ないですか、、、、、、、、、、、、、


出先では、スマホやタブレットのバッテリー残量が死活問題。
電力消費は、ごはんのカロリー消費などとは異次元の速さで、わたし達を追ってくる。
しかしもうひとつの電力消費がそこに潜んでいるのをご存知だろうか。
それは‥‥


わたしたちがググると、グーグル社では、その検索に答えを与えるべくコンピューターに計算をさせて、導き出した候補をこちらへ返信してくれる訳だが、その計算量が結構莫大なのだという。
したがって、わたしたちが一般的な検索を1回行うと、グーグル社では電力を0.3ワット時消費するそうで、それはLED電球を2分余り点灯させる量に相当するらしい。

これだけでも意外だったけれど、疎かにしてはならないのはこれからだ。
いま流行りのChatGPTで検索を行うと、1回あたりの消費電力は2.9ワット時になって、それはググった時の10倍になるという。
その理由は簡単で、AIは人間の脳神経のつながりを模倣した複雑な「ニューラルネットワーク」を用いるため、「答え」を得るために必要な計算量が通常のコンピュータープログラムより大きいからだ。

これはこれは‥‥
遊び半分でChatGPTにものを尋ねてはいけないと思った。
なおかつ、AI描画なども面白がってハマっていたが、あれもきっとMicrosoftの消費電力ハンパないだろうと気付かされた。

ここでハタと思いが至ったことがある。
noteで投稿しても、電力消費するのかな? するんだよね。(以下妄想)
きっと、note運営のデータセンターみたいのがあって、コンピューターがたくさん並んでブンブン稼働して、みんなの投稿を瞬時に整理してるんだろう。飛び交うスキやコメントも瞬時に格納&リリース。
いやぁ、電力いっぱい使ってそう‥‥

スキが飛び交うnote運営サイトのデータセンター(妄想描画)



ここでちょっと、大事な脱線をしてしまおう。

話はそれるが、
安倍晋三前首相がいとも簡単に襲撃されて命を落としてしまった。
2022年の7月の出来事だ。
あの時、おおぜいの聴衆の中から1発目の銃声が鳴っても、誰も動けていなかった。安全神話の平和ボケとか言われていたが、日本はテロに弱い国だとつくづく思った。
その後1年も経たないうちに岸田首相が狙われて、応援演説に行った先の和歌山県の漁港で爆発物を投げつけられた。
ナイフまで隠し持っていた犯人を漁師のおじさんが取り押さえたのは武勇伝になるが、警察やSPは何をやってたんだろう。
あいかわらずお粗末な危機管理で情けない。
これがアメリカ大統領の演説なんかだと、聴衆との距離は十分とるよう配慮し、なおかつ何十人単位のSPに囲まれているという。
そしてその演説会場に向かう際には、ダミーで同じ車を何台も同時に走らせて、カモフラージュするということだ。
日本の総理大臣がこれと同レベルにする必要は無いかも知れないが、今のままではお粗末すぎて本当に危ない。

テロというと、人を狙うものは恐ろしいが、施設を狙うものも更に恐ろしい。国家機関や原発、ダム等、ターゲットはいくらでもあって、それらが万一破壊されたりすると、巻き添えで何人の人が死ぬかわからない。


近頃いちばん破壊されたくない場所がある。
note運営サイトのデータセンターだ。(どこにあるか知らんけど)

深い森に守られるnote運営データセンター(妄想描画)



もしも、ここがテロに遭って破壊されてしまったら、自分の記事が失われてしまうのみならず、大好きなnoterさん達の作品が失われ、note運営10年越しの知の蓄積が失われてしまう。
人の命が失われるのとは違うが、守りたい場所だ。(守れないけど)

それにしても、note運営のデータセンターって、どこにあるんだろ?
大地震とか津波とか、大丈夫なんだろか?
どこか離れた場所にバックアップのデータセンターも設営してるんかな?
(してるんでしょうよ)
日本で1番大規模なデータセンターで、世界有数の規模を誇るアット東京は豊洲にあるけど、首都直下型地震が起きたとしても大丈夫なのか?
まさかそこに、note運営のデータセンターが入ってるとか?!
いやむしろ、そこなら安心か。(アット東京なら、日本各地にデータセンターあり、相互バックアップもしてるハズ‥‥)


ただ、最後に言いたかったのは、
データセンターというのは物凄い電力を消費しているもので、それによってわたしたちのDX活用生活は成り立っている。
その電力消費は、コンピューターが高性能化するに比例して膨張する一途。近い将来には世界規模で発電能力を超えてしまうので、その道の人たちは電力消費を抑える新たな技術開発にしのぎを削っているという。
いちユーザーに過ぎないわたし達にとっては、無駄なことはやらずに節電するくらいの事しかできないが、それでもちょっとだけ意識に留めてスマホやPCを利用しようと思った次第だ。


AIにものを1回尋ねると、
それと同じ消費電力でLED電球が20分点灯なんですよ。

覚えておいてね。(笑)

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