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親愛なる愛犬家の皆様へ。Page2
生まれてからずっと犬が大好きな私。
犬が好きすぎてたまらない。
犬がいないと生きていけない。
しかし、私は愛犬家ではないのです。
ただの犬が好きな人だった。犬が好きな自分が好きだった。
犬が好き=愛犬家
はイコールではない。この事実に気付いた時はショックを受けました。まだ何故そうなのかわからないですよね?これから話します。
亀川正敏が気づかせてくれた。
亀川正敏のことを少し話したいと思います。
彼と出会ったのは私が中学生時代。もう15年くらい前。
彼は私の義理の兄に当たります。姉の旦那さんです。
出会った時から既にダックスフンドのブリーダーとして繁殖をしていました。犬のシャンプーカットができるのでドッグサロンも経営していました。
私は学生時代からそのお店をお手伝いしていた。犬が大好きなので犬と触れ合える仕事ができるという好都合好奇心。
私はグルーマー見習いとして亀川に色々教えてもらう事に。
そこで思った
「あれ?犬が言うことを聞いてくれないぞ」
グルーミングをするには犬とうまくコミュニケーションをとってじっとしてもらう事が最も重要。でないと暴れてシャンプーやカットも全然できないし最悪怪我をしてしまう危険だってある。犬も人間も。
犬たちは亀川の言う事は素直に聞いている。
何故?私の言う事は聞いてくれない?
物心ついた時から犬と過ごしてきて犬の扱いには自信があったはずなのに犬達は私の言うことを聞いてくれない。全部無視。いや、まてよ、逆だ。私が犬の言うことを聞いているじゃないか。
「僕はシャンプーなんかしたくないぞ!!」
「私は今家に帰りたいの!!!離してよ!!!」
「触んなよ!!噛んでやるぞ!」
と言わんばかりに暴れる。噛む。犬達は私を舐めきっていた。
小さい頃から気軽に犬と遊んでいた。何も考えず。
犬の扱いには慣れていてみんな私に尻尾を振って寄ってくれるし、噛む犬に関してはそういう性格なんだな、と思っていた。
でも私は犬の気持ちを全く理解してなかった。。コミュニケーションは表面的なものだった。
癒されて、そして犬も嬉しそうにしてくれた。いいコミュニケーションがとれた。それで幸せ。
で終わるならただの自己満だと思う。それでいい人はそれでいい。
でも愛犬家ではない。何故か?
愛犬家は自分だけじゃなく犬の本当の幸せも考えるからだ。
亀川正敏は犬の幸せを一番に考えていた。
それを理解した時、
犬たちは私の話す事にそっと耳を傾けてくれようになった。
犬の幸せって何だろう?
次回につづく
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