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ヲタクを辞めようと思ったヲタクが、「=LOVEは人生」すぎて絶対ヲタク辞められなくなった話
「もう、イコラブのヲタクは7周年で一旦辞めようかな………」
「現場行きすぎて、切り捨てる現場考えなきゃいけないんだよな…」
これは、僕が今回のライブ参戦前に思っていたことだ。
こうやって書くと聞こえは悪いが、別に=LOVEが嫌いになったわけではない。
自分の好きなアイドルをこうやって言われると、気分が悪い人もいると思うが、とりあえず最後まで読んでみて欲しい。
まず最初に言っておくと。
僕は、=LOVEだけを追いかけているヲタクではない。
主現場はスターダストの私立恵比寿中学だし、他にも乃木坂46、櫻坂46、日向坂46、≠ME、BEYOOOOONDS………
正直、あまり誇れることではないが、通っているアイドル現場が結構ある。
これだけ多くのグループを推していると、当然ライブの日が重なったり、イベントの日が重なったり、どれかは行けないということが多発してくる。
しかも、僕の仕事は医療系で不定休。🚑🏥
病院っていうのは思ったよりブラック企業なもので、希望して有給なんて取れるわけがなく、ましてや体調を全然崩さない僕は毎年35日の有給が余っている。(働き方改革とかいう謎の法改正で5日間だけは必ず取得できるけど)
本当は仕事辞めてアイドル現場だけ行きたいけど、そうもいかない。
こうなってくると、嫌でも現場の取捨選択が必要になってくる。
だからこそ、=LOVEの現場は切ってしまおうかと考えていた。
でも、結論から言うと先日の7周年ライブを見たらそんなことは言えなくなった。
これからも=LOVEに通い続けたい、と。
強くそう思えるようになった。
これは、そんな=LOVEのヲタクを辞められなくなったヲタクの話
=LOVEのヲタクになった瞬間
僕が=LOVEのヲタクになった話については、以前書いたnoteの最初に書いてあるので、興味があれば是非、該当する部分だけでも読んでみて欲しい。
=LOVEってどんなグループ?
この記事を読んでいる人のほとんどは=LOVEをよく知っているヲタクなのだと思う。
でも、中には主現場が違って「イコラブは名前しか分からないや。」というヲタクもいるかもしれない。
今ここで、=LOVEというグループについて説明させて欲しい。
うーん………とは言ってみたものの、説明するのは難しい。
とりあえずWikipediaを改めて見てみる。
=LOVEは、指原莉乃が声優学校として著名な代々木アニメーション学院による「声優教育」を施した新しい「声優アイドル」をプロデュースする経緯から2017年に発足した。
グループ名には、「アイドルはファンに愛されなければならない」、「アイドルという仕事を愛さなければならない」という意味が込められている。
えーっと………ここから分かるのは、声優アイドル。
とりあえず、なんか昨今のアイドルにありがちな「アイドルという仕事もヲタクも愛していこうね」みたいなコンセプト。
今年で7周年を迎えて8年目に入った、わりと中堅くらいのアイドル。
指原莉乃がプロデューサーを務めている。
…なんて調べてみたものの、実のところ僕は指原莉乃がすごい嫌いだ。
ましてや指原がプロデュースするアイドルの楽曲なんて聴くわけないと思っていた僕。でも、ひょんなことからドラマDIYをきっかけに、野口衣織さんの存在を知って、それから「野口さんがいるなら、こんな素晴らしい子がいるグループなら…それだったら1曲くらいは聴いてみてもいいかも…」と思ってYouTubeでMVを見て、イコラブの楽曲に出逢った。
とりあえず言えることは、すっごく良い曲を歌うってことなんですよ。
もう、それは本当に本当にヲタクの心に刺さるんだこれが。
自らもアイドル経験者であり、プロデューサーでもある指原が全曲歌詞を書いているから、というのも大きいと思うが、一言では言い表せない、1曲1曲で練られたストーリー構成、言葉遊びの上手さ、情景や人物の心情が浮かぶような歌詞の比喩表現、そしてパフォーマンスそのものに惹かれて、僕はどんどんイコラブが好きになった。
=LOVEの歌詞の良さ
僕が特に好きな歌詞の2曲です。
君のままで生きてほしい
君のパレット 好きな色だけで
私のまま 我がままなだけ
邪魔はさせない どんな人だって
Be Selfishの、「自分は自分らしく生きる、それを大事にして欲しい」ということを歌ったこの部分とか
ずっと言えなかったんだ
なんだか恥ずかしかった
私 あのステージに立ちたい
まだちょっとだけ遠くて
背伸びしても届かないけど
(せーの! 踏み出せば 絶対) 届くから
(せーの! 全員で)
さあ 辿り着いて みんなで泣こう
笑顔のレシピのこういう部分がすごく好きだ。
しかも、この直前に「今日会えなかった君も全員幸せにする」とか「絆も優しさもあって、涙はちょっと多め」とか歌ってたりする。
あまりにも、歌詞が良すぎる。
指原自身、AKB48という国民的グループでアイドルを経験していたからこそ分かる「アイドルの辛さ、悩み、苦悩、楽しさ、嬉しさ、努力、絆」そういったものが120%の表現で書かれているのだ。
もっと言えば、=LOVEというグループの結成から解散までの長い長い過程の一部を見ているような、そんな気持ちになる。
まさに、アイドルがアイドルとして誕生してから死ぬまでの歴史を見ている感じだ。
でも、だからこそ見ていて面白い。
小さい頃からジャニーズのヲタクになり、高校生になってAKB48やSUPER☆GiRLSを筆頭に女性アイドルが好きになった僕が、そんな「アイドルの人生そのもの」を体現しているグループを好きになるのはめちゃくちゃ早かった。
ライブに行ってみて感じたこと
そんなこんなで2023年にドラマDIYをきっかけに=LOVEを知った僕は、初めて=LOVEの6周年ライブに参加することになる。
「あ、存在…するんだ。」
正直、アイドルの本業はあくまでライブだし、昨今たくさんのアイドルがいて、ステージ上で輝くアイドルはたくさんいる。
でも=LOVEは輝きの連続だった。
私立恵比寿中学や坂道系やハロプロのライブでは感じられないキラキラ感と可愛いと、10人それぞれ違う人生を歩んできたからこその、なんとも形容しがたい輝きがそこにはあった。
ひらひらした衣装の可愛い10人の美少女が目の前で歌い、踊り、幸せ空間を作っていて…
両日、SSAのレベル400からだったんですけど、それぞれ違う色を持って輝いているのが分かるくらいキラキラな10人だったんですよね。
直後の僕のSNS投稿がこれ。
![](https://assets.st-note.com/img/1726326296-gasJu3WwkMQUYvDR4EBrbelG.png?width=1200)
あと、率直な感想としては色んなタイプのヲタクがいるなぁ~と。
僕はライブが好きなタイプのヲタクで、主現場の私立中学でも接触にほぼ行かない。
でも反対に、ライブより特典会での接触を楽しみにしてる人もいる。
それに加えて、=LOVEはカメラで撮影することにうま味を感じているカメラ専門のヲタクもいれば、メンバーと全く同じ服装のキラキラ女ヲタもちらほら見かける。
もちろんSNSだけを見ている在宅もいれば、現場至上主義の強めヲタクもいる。
=LOVEは他のアイドルに比べると個人SNSも結構盛んだし、だからこそ、そういうヲタクのニーズを見極めて、自分自身をプロデュースするっていうのは、本当にすごい話。
アイドルって仕事は、終わらない自己プロデュースであり、なにかと精神力の必要なエンターテインメントだとつくづく思う。
だからこそ。
自分で自分を磨き続けているからあんなに光っているんだな、と。
遠くからでも分かる輝きを放つんだな、と。
そんなことを初めて参加した=LOVEの6周年ライブで感じた。
=LOVEの推しメンの話
もちろん、僕も=LOVEにはちゃんと推しメンがいる。
しかも2人。
![](https://assets.st-note.com/img/1726327701-XdZkB3ty2YqQoTxFv8bpWach.jpg)
https://equal-love.jp/feature/oba_hana
大場花菜ちゃん。2000年2月4日生まれの24歳。埼玉県出身。
正直、こういうのは失礼だけど、僕が元々好きなタイプの子ではなかった。
先述した通り、僕はライブが第一優先の現場至上主義者ヲタクだ。
私立恵比寿中学の推しメンはライブで覚醒する中山莉子・桜井えま、櫻坂46での推しメンは小池美波・藤吉華鈴・村山美羽、日向坂46の推しメンは濱岸ひより・小西夏菜実。いわゆる、憑依型パフォーマスを見せてくれるような子を推しやすい傾向にある。
まあ、≠MEの推しメンは本田珠由記ちゃんなんですけど…(小声)
でも、大場花菜ちゃんはライブパフォーマンスに努力値を極振り、みたいな子かというと、決してそういうわけではない。
それでも、彼女のライブ中に見せる笑顔は一際輝いていたし、SSAのレベル
400からでも僕の目を引いた。
なにより、大場花菜ちゃんのモニターに映る笑顔から、目が離せなかった。
調べたら、ライブ直後のSNS投稿はこんな感じだったらしい
![](https://assets.st-note.com/img/1726328372-E6RbAZ0YwOKNy2rITfkDUcPq.png?width=1200)
まだ=LOVEのヲタクになって1年弱のヲタクが言うのも「何を偉そうに言ってんだ」という気がするが、大場花菜ちゃんは自己プロデュース力がとんでもなく高いなと感じる。
しかも、その方向性が間違っていることがまずない。
ライブ中のパフォーマンス、カメコの取る写真、着ている服、髪の色やアレンジ、SNSでの発言…どれを見ても、どんなヲタクでも満足できる方向性を示している。
言うなれば、アイドルのパワーを示す五角形が全部満点、みたいな子だ。
そんな大場花菜ちゃんの笑顔を見て、僕はめちゃくちゃ虜になった。
そして、推しメンを何人も作るのは良くないけど、推しがもう1人いる。
![](https://assets.st-note.com/img/1726329210-dxeE4HibRrX08AyK1NqmtnBL.jpg)
https://equal-love.jp/feature/takiwaki_shoko
瀧脇笙古ちゃん。2001年7月9日生まれの23歳。神奈川県出身。
![](https://assets.st-note.com/img/1726330664-cbqpLSj2wKst6mkgCv1auXUP.png?width=1200)
というわけで、瀧脇笙古ちゃんを好きな理由は分かってもらえたと思う。
「ライブパフォーマンス、特に表情管理が完璧すぎた」からだ。
もちろん、先述の大場花菜ちゃんも手遅れcautionの表情とか凄いし、負けてないと思っているけど、瀧脇笙古ちゃんは=LOVEの中でも群を抜いてパフォーマンスのレベルが高い。
いわゆる、憑依型パフォーマンスをする子だ。
ぶっちゃけ初参加の6周年コンサートでは、「ふーん…瀧脇笙古ちゃんね。あんまり知らんけど、みんな可愛くてええやん。」くらいの子だった。(失礼)
それでも、2024年のアリーナツアーで僕はその考えを改めることになる。
「この子、なんか常に全力で、、なんか笙古ちゃんの方を見ちゃうな…」
これだ。
うん、チョロすぎる。6周年で=LOVEに初めて推しメンができたと思ったら、直後のアリーナツアーで即推し増しである。
笙古ちゃんに関しては、接触イベントの売れ行きを見ている限りでは、お世辞にも超絶人気メンバーとは言い難い感じの印象を受ける。
でも、この子はフルマラソンでサブ4を達成していたり、ファンを公言している横浜DeNAベイスターズのイベントMCに抜擢されるなど、夢に向かって頑張れる力がある、努力できる力がある、だから僕も一緒に頑張りたい。
一緒にだなんていうとおこがましいけど。
瀧脇笙古ちゃんが頑張っている姿を見ると、自然と奮い立っている自分がいる。
先に述べた大場花菜ちゃんとは、また違うベクトルで好きになれる子だった。
目標に向かって頑張る姿を見て、僕は瀧脇笙古ちゃんも好きになった。
アリーナツアーに全通してみた
はてさて、好きになったヲタクの行動力っていうのは凄いもので。
![](https://assets.st-note.com/img/1726333338-4lCw0SeDtygAZrox3ub9KcQM.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726333321-HpAtFTiIOK409kwPqSnryU6m.png?width=1200)
………ついついやってしまった、ツアー全通。
ヲタクっていうのはどうして、ノリで全公演申し込んだりしてしまうのだろうか。そして全当してしまうのだろうか。
言っときますけど、この時点で=LOVE好きになって数ヶ月の弱ヲタです。
10月の6周年ライブに行っただけで、接触なんて行ったことあるわけない。(ヲタクとして弱すぎるだろ)
ただ、とにかく=LOVEに会いたかった。
あの日、SSAで感じたキラキラ感は、=LOVEでしか感じられないものだから、なんとしても再確認をするために、自分が好きになって初めてのツアーを一瞬も見逃すわけにはいかなかった。
それだけで全国を回った。
感想、最高でした。
とにかく、結果的に=LOVEのことをもっともっと好きになれたツアーになったし、SNSだけでは見えてこないメンバーの魅力をたくさん知ることができたツアーになった。
なにより、=LOVEはアイドルの理想形だなと、そう感じられた。
開幕初手のJunkiesでセンステ移動からの「We are the イコラブ」とか歌われたら、そりゃ誰でも好きになっちゃいますって。2曲目に僕の好きな曲のBe Selfishがきちゃうし。かと思ったらユニットコーナーでノイミーカバーもあって爆沸きゴリラになれて、ユニット終わりからのPoison Girlや呪って呪って、いらないツインテールなどでカッコいい雰囲気にバチッと空気が変わり、有明公演に関しては後半戦に生バンドまで出てくる始末。
ヲタクの、「こんなアイドルが見たい!!」の詰め込みハッピーセットかよ。
とにかく、2024年の冬に関しては本当に=LOVEのメンバーと駆け抜けた3ヶ月になったし、好きになって良かったと思えたツアーだった。
佐々木舞香さんのブログの存在を知って
時は少し遡って、アリーナツアーに参加するため当然FCへ加入した僕。
そこでFC会員はFC限定ブログが見られることを知る。
佐々木舞香さんの2022年2月3日のブログを見る。
「私立恵比寿中学が………好き!?」
いやいやいや、何かの間違いか???
佐々木舞香さんが、僕の主現場アイドルこと「私立恵比寿中学」についてブログ1回分を全て使って書いてくれているのだ。
正直、とんでもなく嬉しかった。(ブログがFC限定だから詳細書けないけど)
自分が好きになったグループのセンターに立つようなメンバーが、自分の好きな別グループについて熱く語っている。
しかも、ブログの最後に「今年の目標はエビ中さんと共演することです!」とまで書いてくれている。
でも、先述したように僕の推しメンは花菜ちゃんと、笙古ちゃん。
それなのに、佐々木舞香さんの一挙手一投足から目が離せなくなった。
ちなみに、僕が=LOVEを知った時には既に齋藤なぎさは卒業した後だったし、気がつくとメディアに出ているのは結構な割合で佐々木舞香さんだった。
表舞台の分かる部分だけでも、ラヴィット、イマフレランチ、アイ=ラブ!げ~みんぐ、イコラブクロスラブ、他にも歌番組、ラジオ、
これに加えて、表立ってはないだけでレッスンや撮影、雑誌のインタビュー、テレビのアンケートなどをこなしているわけだ………
佐々木舞香さんはそれでいて表題曲のセンターに立っている。
当然、佐々木舞香さんは体調不良になった。
まあ、こうして振り返ってみると当然と言えば当然な気もする。
明言はされていないし、ヲタクが推測でものを言うのはよくないけど、普通に考えて「働きすぎ」以外のなにものでもないだろ。
佐々木さんはアリーナツアー直後、5月末から体調不良を理由に休養することになった。
6月22日 あの曲がMV公開される
そう、17枚目シングル「絶対アイドル辞めないで」のMV公開日だ。
正確には6月22日は夜勤だった僕は、23日の昼間に初見だったのだが…
22日の夜、公式の文章を見て衝撃を受ける。
「え……………?センター、佐々木舞香じゃん…」
そこから半日経ってMVを見て、自然と涙が出た。
しかもMVが公開された当日、佐々木舞香の活動再開がアナウンスされる。
別に佐々木舞香推しになった覚えはないのに。
でも、それでも心のどこかで「今のイコラブには舞香が必要なんだよ…」と思っていたのだと思う。
佐々木舞香がまだ=LOVEを続けてくれる安心感か、復帰の安堵か、無理させたくないという不安か、よく分からないけど
僕は自然とMVを見て涙が出た。
ここで、実感する。
佐々木舞香は、僕の中で「=LOVEの中で絶対的かつ圧倒的な唯一無二の存在」になっていたことを。
推しメンではないけど、でもグループにずっといて欲しいし、できることなら絶対幸せでいて欲しいし、現実として無理だけど「絶対、アイドル辞めないで」欲しい。そんな存在になっていた。
この17枚目シングルがどう化けていくのか、心から楽しみだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1726504269-eXYGBLo5SikEMsIlOUbRtfua.png?width=1200)
といいつつ、反面では「復帰させるの早くね?大丈夫なの?」という不安もあった。
現実、この頃のTikTokでは佐々木舞香から笑顔が消え、どれも結構な真顔で撮影されているものが多いと、個人的には思う。
ヲタクの「無理しないでね?(泣」みたいなコメントも散見されるし、僕もコメントはしないまでも、確かに同じようなことは感じていた。
「やっぱり、センターだから無理に復帰したけどもう限界が近いのかな…」
と、そんな不安も頭をよぎるようになった。
参考までに当時のTikTokの一例を紹介しておくことにする。
うん、可愛い。(そうじゃねぇ)
ただ、=LOVEのライブはなかなか少なく、シングルのお話会やスぺイベといったイベントに全く参加していない僕は、ただただ=LOVEの7周年ライブに対して一抹の不安を抱えたまま月日が過ぎていくのだった…
妹グループを知って、それから
さて、話はさらにnoteの冒頭まで戻って。
僕が7周年ライブの前に思っていたことはなんだったか。
そう。覚えているだろうか。
「もう、イコラブのヲタクは7周年で一旦辞めようかな………」
これだ。
前の項目で、「舞香がどうこうとか、絶対アイドル辞めないでがどうこうとか、ここまで力説しておいて何を言ってんだ!!」という声が聞こえてきそうまである。
正直、そう思うようになっていた原因としては≠MEの登場が大きい。
≠MEの5周年ライブがあまりにも良すぎた。
そう、=LOVEと同じように周年ライブを見た結果、妹グループの≠MEもめちゃくちゃ好きになってしまった。
ただ、最初に言った通り=LOVEが嫌いになったわけじゃない。
なんならめちゃくちゃ=LOVEが好きだ。
でも、ヲタクも一応人間なので仕事はしているし、私生活も色々あるので、金銭的にも肉体的にも限界はある。
それこそ、自宅の庭を掘って石油王になるか、多重影分身を修得するしかないってばよ。(滲み出るNARUTO世代)
まあ、通う現場が多いと無理なんですよ現実的に。
この時、僕の中で決めていた通う現場の優先度は
「私立恵比寿中学>>>ノイミー≧イコラブ=櫻坂46>日向坂46>乃木坂46>BEYOOOOONDS」
こんな感じだった。
だからこそ、冒頭に話した通り、現場の取捨選択をしなければならなかった。
そう。7周年を機に一旦、=LOVEは在宅に戻ろうかと考えていた。
ちょうど=LOVEを好きになって、ライブに行って1年。
消えるのが早い気もしたが、ズルズルなんとなく推すのも真剣にやっているアイドルに対して失礼だし、それでもいいかなと考えていた。
実際、≠MEが良すぎて春~夏にかけて=LOVEの大きめのライブなかったから、ほとんど≠MEのヲタクみたいになってたし。
再三言っているように、=LOVEは大好きだし、ファーストテイクとか、色々と=LOVEの活動は追っていたし、先述のように佐々木舞香から目が離せないのはあった。
でも、「≠MEの方が好きかも?」みたいな
そんな気持ちであっという間に月日は過ぎ、9月になって7周年ライブ…
イコノイジョイは≠MEに絞るのも悪くないかなと、感じていた。
いや、全然よくねぇよ!!!
=LOVEのワンマンライブ、クロスライブを除いたらアリーナツアー千秋楽以来に見たけど、やっぱり圧巻だった。
漏れなく会場全体をキラキラで包み込んで、幸せの魔法をかけてしまう。
僕が勝手に変わろうとしてしまっていただけで、=LOVEは何も変わってなくて、圧倒されてしまった。
ライブの詳細についてはナタリーさんのレポートを見ることを強く勧める。
開幕。
街中の風景、=LOVEのメンバーが普通に「アイドルじゃなかったら」みたいな世界線の映像とOverture。
1曲目。イントロが流れた瞬間、会場の空気は一瞬にして変わる。
「絶対アイドル辞めないで」
センターに立っているのは、もちろん佐々木舞香さん。
楽しそうな笑顔、正直、1曲目は絶対に推しメンの花菜ちゃんと笙古ちゃんを見たかったのに、佐々木舞香さんから目が離せなかった。
まず、なによりめちゃくちゃ楽しそうな、良い笑顔をしている。
活動復帰から約2ヶ月と少し経って、自然な感じの、心の奥底から出てきているような笑顔が増えた彼女。
多分、活動復帰してからも色々と目にしてきた周囲の声、経験、きっと様々なものや時間を積み重ねたと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1726676601-mEJWFlfdj0InAv61OPagobsN.jpg?width=1200)
X(@BeeNL_TK) びい様
のアカウントよりお借りしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1726676601-43MhYRSVfFTnrNBEuJ8liI2m.jpg?width=1200)
X(@nenefive) ヨネ様
のアカウントよりお借りしました。
なんだか、生で久しぶりに見る、佐々木舞香の笑顔に僕は少し安心した。
7周年ライブの日になるまで、色んなことを考えてたから。
それは、やっぱり最悪のケースも含めて。
ちょっと、いやかなり。めちゃくちゃ楽しみでありつつ怖かった。
2日目の最後に向けて怖かった。良くも悪くも、絶対に何かしらの発表はあるだろうと思っていたし。
だからこそ、=LOVEのライブを生で見て、佐々木舞香の笑顔を見て、安心したかったし、実際問題、1曲目からすごく安心した。
「=LOVEは人生。」
楽しい時間というのはあっという間に過ぎるもので、気づけば7周年ライブもday2のアンコール終了のところまできていた。
アンコールで客席降りがあって、デビュー曲の=LOVEを歌って、周りのヲタクもみんな「アリーナツアーの発表もしたし、さすがにもう終わりかな~」と思っていたその時。
「アンコール!」
「アンコール!!」
「アンコール!!!」
どこからともなく聞こえてくるヲタクの声。
Wアンコールだ。
そして、
曲が始まる。
僕はとっさにステージ上の人を数える。
(´-`).。oO(…あれ、なんか誰がいないか分からないけど少なくね?)パッと見、なんだか少ない気がする。
持っていた双眼鏡でステージ上で左右に分かれたメンバーを急いで数えた。
花菜ちゃん、しょこ、みりにゃ、りぃちゃん、樹愛羅、さなつん、杏奈…
あ、衣織が少し遅れて出てきた。
だけど
何度数えても、瞳と舞香がいない
「いや、そんなわけないよな。体調悪いとかアクシデントかな?」と思って、勘違いだと願ってもう一度数えてみる。
やっぱり、瞳と舞香がいない。
色々考えてしまうよね、そうなると。だって舞香に関しては、つい最近まで活動休止期間があったんだし。
それまでの、僕の楽しかった感情が一気に大きな不安と心配に変わってしまった。
他の8人からかなり遅れて、2人が出てくる。
これまでと同じように双眼鏡で確認する。
佐々木舞香、すんごい泣いてた。それはもう歌えないぐらい。
それを見て、僕もまた泣いていた。
なぜか?
それは、=LOVE好きになって1年弱くらいのヲタクだけど、それでも十分すぎるくらい佐々木舞香のここまでの苦悩、重圧、不安、恐怖とか、色々なものを抱えている様子を見てきたから。
それだけではなく
きっと、今、この瞬間、ステージ上に立てるアイドルとしての嬉しさ、喜び、緊張からの解放とか、そういう感情が佐々木舞香の表情に出ているのが分かったから。
そして、そんな舞香の手を引く瞳。
周りに集まってくるメンバーを見て
あぁ、愛だなって。まさに「=LOVE」なんだなって。
=LOVEのライブは、ステージ上に立つまでには見えない努力や、それぞれ抱える苦悩があって、色々と紆余曲折を経て、最後にはメンバーとかヲタクとか他人に対する、一方通行じゃない双方向の大きな愛で締まる。
「なんか、=LOVEって人生だな」
そう思うと、僕は泣いていた。
僕は今まで=LOVEの歴史の1年ちょっとくらいしか知らない。
古参の人達みたいに全てを知っているわけではなくて、ぶっちゃけにわかっちゃにわかだし、フォロワー数だけ見ても弱いヲタクだ。
それでも、=LOVEのみんながステージ上で表現してくれるものに乗せられてる想いは、今回の7周年で痛いくらいに感じた。
7周年、Kアリーナに来て良かったなと、生きてて良かったとまで思った。
2024年、9月7日、8日。
「最後にしよう。」と思って参加したライブで、=LOVEのヲタクは辞められませんでした。
メンバー個人個人は、たかだが1人の女の子。
でも、その背中には大きくて、長くて、今まで辿ってきた人生がある。
そして、彼女達にはアイドルとしての、もう1つの人生がある。
もう7年、まだ7年。色々考え方はあるけど、アイドルとしては全然子ども。
これからもきっとたくさんのことが起きる。嬉しいことだって、悲しいことだってたくさん起きる。悔しいことだっていっぱいある。ただのヲタクの僕ですら、そんな毎日なのだから、きっとアイドルの彼女達はその何倍も色んなものを味わうかもしれない。
そして、最初の方にも言ったけれど、そこに指原莉乃の歌詞が乗っかってくると、そのアイドルが放つ輝きは10倍にも100倍にも、1000倍にもなる。
その輝きは、僕が理想とするアイドルの輝き方そのもので。
そんな、アイドルの人生を見逃すわけにはいかない。
だから、僕はこれからも=LOVEのヲタクでいたいなと思う。
今年の目標は、「一般人に戻る」だし、「現場を減らす」だったのに全くヲタク辞められないコースになっちゃったかもしれない。(絶望)
絶対ヲタク 辞めないで~♪
犬神こたろー