インライ11/11と4thシングル
まず何より高野くん4thシングル発売おめでとう!
本当にもう4thだなんて感慨深いです。
前回のオンラインリリイベでも思ったけれど初めてファンミで発表された時のことを思い出すとなんとも目頭が熱くなる思いです
ところであれから勿論気が狂ったように永遠に聞いていた3曲ですがそれぞれ少し感想とインライの話を含めてレポにまとめます。
トップソングとして
in the shade
まず、かっけえ!
ダンスもラップも申し分なく最高にかっこいい今までの曲の中でも新しいダンスボックスが耳に残って病みつきになるメロディ
ライミングも音ハメもすごい気持ちが良くて口ずさんでしまう(口ずさめないけど...)
歌詞に関してはなんだろう本当に実体験ないなんて嘘でしょってくらい女の人のめんどくさい思考回路を繊細に書き綴られているように思う。
それこそ、「everyday 悪気なく隣にいる」や「ほらlyrical倒錯“いい奴”」とかは女性の嫌味がちな可愛くない思考が表現されていてなんとももどかしいし
ラストのラップで結局男性との出会いを思い出しちゃう弱さとか本当に共感してしまう。
仄暗い歌だし物語的に展開が変わるところを表現する曲なのもあって心情変化が大きい歌だと思うけれどどこも大袈裟ではなくしっとりとかつ疑いや怒りそして未練も表現されてる繊細さに非常に感心してしまったというか、
彼自身なかなか感情を語ってくれるタイプではないからこんな感情も知っているんだと驚かされたというか
また謎が深まりましたいい意味です。
セカンドソングに
shining warm
初めて聴いた感想は「えキラキラしてる!」
です。何がそうさせているのかなって歌詞カードを開いてみれば独特な比喩表現が目に止まったのが印象的だった。
歌い出しの「アートのような君」もすごい聞き慣れない表現だけれど二人の関係値に合わせているのかな?ストーリー性や男性の特別な人という思考がすごく表れている気がします。
君との居心地は朝日の木漏れ日で二度寝しそうな感じってなんて可愛い表現なんだと思ったけどなんとなくわかるんですよね。暖かさというか、
1番のサビは花に例えて少しふんわりとした優しい言葉選びが中心的
男性の穏やかな心が見えてそれこそ暖色がイメージなんだとすぐ連想できます。私はコーラルピンクのイメージです。恋が花開く時って木漏れ日がさして優しい香りと色に包まれるんだろうなあ(?)
2番は男性が女性に惚れ込んでいる部分が抽象的に表現されていて長い髪の表現に黒瑪瑙を選んだあたりが男性的でちょっとキュンとしちゃいますよね(?)眩しかったんだろうな彼にとって
2番サビは宝石に例えられていて煌めきが表現されている。
私が冒頭で言った独特な比喩はここで特に感じたのですが
アクアマリンのように 泣いてた君が
オレンジダイヤのような あたたかみ
アクアマリンは石言葉を調べると家族や友人に対する愛情見たいな意味があるらしく「失った愛犬」のことなのかなと考えてみたり
オレンジダイヤは「調和」という意味のようなので男性的には疑いもしないこれまでかというぐらい幸せな表現が多い印象です
またここで思い出して黒瑪瑙も調べたら誘惑から身を守るという意味があるようで本命の恋と掛かってたりするんでしょうか。
なんかこう愛犬への愛情とか調和って言葉をそのまま使って仕舞えば少ない言葉で終わってしまうところをダイヤに例えてみたりするあたりオシャレで且つ雰囲気がでると言うか、幸せって表現したい時は自然と飾ってしまうものですよね。それがこの曲の煌めきなのかなあ
こういう比喩っていうのは自論ですがその人の見えてる世界だと思うので高野くんの幸せの象徴は宝石や花なんだとか彼から見た女性はそういうふうに見えるんだということに触れられたのが何よりの収穫だったと思います。
前から思っていたけれど彼は結構ロマンチストですよね。!
この2曲をまとめてインライでのことも含めて話しますが
in the shade は歌詞通りちょっとめんどくさい思考に陥っちゃってる女性なんですよね。それだけ見ると結構勝手な女に見えるけれど高野くんが「shining warmの男性はなかなか気を使ってあげられないところがあったので女性は闇を抱えてしまった」と語っています
たしかにそれを思ってshining warmを見ると
未実体の曇りが 君を影で覆っても
僕が光照らせば 色は消えないはずさ
簡単な話 君のことずっと
離すわけないだろう
You know my love?
のあたりは押し付け感があって結構身勝手だなと思ったりもします。どちらの歌詞も割と自分語りが強く相手の気持ちを想像した表現がないあたりそこが二人のすれ違いだったりするのかなとかつい考えてしまいます
3曲の時系列は
shining warm→in the shade →モノクロページ
CD収録のモノクロページのボイスコンテンツで少し二人を知ることができますがまだハピエンかバドエンか判断はしかねるのでアルバムでモノクロページを聞くのが楽しみでならないですね!
そして3曲目に
my creature
本当に泣くかと思いました。
大袈裟に言いましたが私が尊敬している彼って感じで初めて聞いた時は本気で泣きました。
私は今回の作詞に関してもそうですが貪欲に挑戦し上を目指す彼。の姿が最も好きで、尊敬しています。
my creatureの走り抜けていく強気の歌詞はまさにそんな彼を連想させて聞くたびに胸が熱くなります。
今回作詞くださってるHayato Yamamotoさんですがほんといつも解釈一致すぎてむしろ不安になります....。
わかりやすい言葉選びと情景が浮かぶ作詞が魅力的だなと私は思っていって、なんて偉そうですが....
いつも綺麗に通ったテーマが私の想像の中で何かと繋がっては共感し大切な曲になっています。
今回だって冒頭の通り思い描く高野くん像だったわけで、山本さんから見ると高野くんは夢へ突き進む真っ只中で熱いけどどこか不安定でそれが疾走感なのかなと勝手に想像してしまいます。
的外れかもしれませんが。
そしてその熱さだけに止まらないのが私はすごく好きで、
挑戦をせせら笑うように
有り触れた言葉が足に絡まる
階下から(ジリジリと)
這い寄る絶望
(NO FUTURE)
のあたりは本当に感動しました。私は彼は人間らしいところがあってこそのかっこよさだと思っています。
今までもそうですが決して平坦な道ではなかったのだと思う訳で、23歳と言う若さもあるようにきっと走り抜けていくだけはないのだと思うのです。誘惑や中傷いろんなものに足を取られることもなきにしもあらず
でもそれを払い除けて進んできたからこそ最高にかっこいいんです。彼は、
なんて、自己解釈が過ぎますが
この希望に溢れるだけじゃない歌詞とそれを煽るメロディがこの曲の魅力だと私は思わずにはいられません。
インライで彼は「メロディを聞いた時天まで繋がってる螺旋階段のようなもの浮かんだ。目の前に来たチャンスを掴んでいいのか自分の中の慢心的な獣の部分を乗り越えられるか、そういうテーマにしたかった」と語ってくれましたが。
本当に、心震えました。
私は曲は歌詞で聴くタイプなのですが不思議と彼のこの話を聞いてからイントロ部分だけでも螺旋階段が浮かんで進んでいくごとに後ろから迫る闇を感じることができて、やっぱりこの人は特別だなと再認識してしまったと言うか。
曲を作るのは歌詞だけはないと改めて気付かされ、今回こそ2曲彼が作詞しましたが今までの曲も全て彼がメロディを選んでいるのを思い返し、もっと深くメロディにも耳を傾けてみようと心から思いました。
そう思うとインストが欲しくなってしまいますね笑
彼の見えてる世界は一体どんなメロディなんだろうと常々考えさせられます。
きっと私の想像を絶するような音と色と景色とで溢れているに違いありません。
今回のインライはほんと実りが多くて、彼の世界に多く触れられたように思い大変嬉しいです。
作詞も遂に来たかと発表当時思いましたが想像を何倍も超えるすごい出来事だったなと今書きながら考えています。
作詞は言葉を重ねて比喩で飾るからこそ喋るだけじゃ知り得ない見えている世界に触れられるし本当すごいことですよね...。
今後もこのような機会があるといいな
長々と綴ってしまいましたがこれにて締めさせていただきます。
彼の生み出す世界がよりいっそう多くの人に広がればいいな。彼に栄光あれ。