Enter感想まとめ
仙台、福岡ともに本当に楽しかった。
福岡折り返しだけどまとめようと思ったのは仙台とあまりに違って感じたから。
仙台は私も初見だったのもあったと思うけれどそれも含めて芸能人高野洸のプライドを見た公演だったと思う。
彼は以前「お金を払ってもらってる以上未熟なものを届けるわけにはいかない」と語っていたしまさにそれを成していたと思う。
仙台は完成されたパフォーマンスを見た。に尽きる
照明やスポット、自身の歌声やダンス、加えてのお客さんや会場の熱気そういうのひっくるめた会場を彼が自在に操っていたと思う。
大きく違うアレンジなどは控えめで、慎重に歌う姿がかっこよかった。
特に仙台で私は初手のcan'tkeep it coolで号泣した。
私の中で彼の1stシングルのリリースイベントはたしかに私の中の感覚、物差しをぽっきりおられ世界を変えられる様な出来事であったので、同じ曲を昔からは考えてもない様な大きなステージと豪華な光を浴びてあの頃より何倍も伸びのいい声で歌う姿には言葉に表せられないくらい感動した。
FMで披露するという理由で作られた1stソングが今こうやってアーティスト高野洸を生んだのかと思うとなんだか幸せな気持ちになる。
それに対する福岡がどう違ったかだけれど、
とにかく福岡は熱かった!!!!
失恋ソングのラップでは仙台より語尾を重くしてねっとりさせてみたり、ラップソングでは間を変えたり語尾を変えたり歌唱部分でメロディを変えて名残惜しそうにしたり、アンコ前のラストソングでは曲の終わりにラップを加えてみたり、彼の楽しい!盛り上がれ!という感情がビシバシ伝わってきてとにかく熱かった!!!
福岡は彼のホーム公演というのもあり、彼の親族や友人が多く来場されていて、彼自身も懐かしい地元トークに花を咲かせたり本当に彼の時間の流れを見た気持ちになった。
Enterはアーティスト高野洸として区切りという意味があって、この2年間の終止符であり、スタートであると話していたけれどそれだけではなく、Enter福岡公演は1人間高野洸としての終止符でありスタートだったのだと感じた。
私自身も一曲一曲追う毎にこの曲の時はこんなことをしていたな、だとかこの曲はこういう時に聴いていたなと思い返しいかに私がこの2年間彼とともに過ごしてきたかを振り返り彼の大切さを思い知らされる時間だった。
私は彼に出会いいろんなことを体験し変わったことも多いがそれがどうしようもなく幸せだった。
今回のアルバムには親族感謝ソングとファン感謝ソングがあり最後のEDムービーではあきらくん自身の手書きでありがとうの文字が写し出される演出がある。
彼のいろいろなものへの感謝をダイレクトで受ける感じが私は感無量だった。
いつしか
主演朗読劇中のセリフで
「日々の小さな幸せに感謝できる人になります様に」
を彼が大切にしていると語ってくれたことをつい思い出してしまったし、まさに彼を表していると思う
親族感謝ソングLove to youでは
「カッコつけて自分勝手で困らせてばかりごめんね。優しすぎるあなたに甘えてばかりだった。」という歌詞を彼があまりに優しく想い深い顔で歌うもんだから私も母であったり友人を思い出してつい涙が出たし、
そうやって私の人生の思い出に彼の思い出を重ねて大切になっていくのだと思った。
また、
彼のような人間であっても周りに感謝するのだなというと変だけど、
私はやっぱり彼をあまりに偉大に思ってるからこそ充分に周りに還元してると思い込んでいたからこそ彼自身が自ら支えられていることに感謝を述べる姿がなによりも愛おしくて胸が熱くなった。
この23年間彼を支えてくれた全てが愛おしく思えたしそうやって彼が今もステージに立っていること、そしてその立つステージが年を重ねるごとに煌びやかになっていくことを誇らしく思った。
Enterで彼は常に客席を伺っていて
「疲れましたね。みんなも疲れてるかな?だったら嬉しいな」であったり
「crapして一緒に幸せを作っていきましょう」
と私たちを鼓舞してくれたのも印象的だった。参加型の曲では当たり前だが会場の誰よりも楽しそうに跳ねて全力で笑う彼はあまりに眩しかった。つられてこっちが笑っちゃう様な幸せが伝染していくような一体感。
「みんなが俺を見ているのが気持ちいい」と何気なくもらした彼の言葉が忘れられない
特に思い出深く印象に残っているのは
今回のツアーで発表された新曲「サマービーツ」前のMC
「この会場から夏が始まります」と眩しく笑う姿には本当に本当になんとも言えず幸せになった。私はこの広い日本の中で誰よりも一足先に夏が始まる瞬間に立ち会ったのだ、と不思議な気持ちで胸がいっぱいになった
彼が高野洸が夏を連れてきたのだ
あの瞬間彼は季節までも動かしてしまったのだ。あまりに偉大で眩しく、私はこの人にひどく惚れ込んでしまっているんだと強く強く実感した。あの場において君に操れないものなどないだろうな。
Enterは彼のアーティスト活動において終止符でありスタートであった。
そしてそれはあの場に立ち会った人全てにとってもまた私一個人に置いても終止符でありスタートにしていきたいと思う
幸せな時間をありがとう
私はあなたを知れて幸せです
彼の曲から一文拝借
「君の瞳にずっと写りたいんだ。」
これからも写させてね。