22歳大学生、「くせ者キラー」の話
こんにちは、くせ者キラーです。
バイト先の人と話していて、これは面白いと思ったので書いてみます。
そもそもきっかけは愚痴から。バイト先の同級生や後輩がとあるバイトの人とそりが合わないというのです。以前からその人(Aさんとでもしましょうか)についてはちょっと苦手…という意見を聞いたことがあったので、またこの人のことなんだと思いました。
同級生や後輩に「そのAさん、普通に話せるしそんなに悪い印象ないんだよな。あっちも普通に話しかけてくるし」と言うと、若干引いた様子で「え…うそ~?」と言われてしまいました。
そういえばあの時も…
こんなことを言われることは初めてではありません。以前も似たような場面がありました。
時はさかのぼり中学生時代、3年間同じ担任の先生でした。
その先生、自分はよく話が合う先生だと感じていたのですが、クラスメイトはそうでもなかったようです。
「くせ者」「ちょっと合わない」「苦手」…
ポジティブな評判よりはネガティブな評判を聞くことの方が多かったように思います。
今になって、冷静に振り返ってみるとその先生はたしかにちょっと変わっていたのかもしれません。中学生相手に使う言葉、例え、ボケではなかったように思います。ほかの先生と比べても違う雰囲気を醸し出しているのは間違いなかったし、ほかの先生からも若干笑われるようなこともあったかなと。
怒るときも声を荒らげて怒るというよりかはかなりネチネチと怒る印象でした。怒りながらも非常に冷静に論理的に話していくというか長いことダメージになるような怒り方をしていたと思います。
*私はその先生にうまいことゴマをすっていたのでほとんど怒られませんでした。我ながらゴマをするのは上手です。
くせ者キラーになったわけ
このほかにも様々な場面でみんなが合わないと言っているところ人と合ったり、妙に好まれたりすることがありました。
どうして「くせ者キラー」になったのか(そもそもいいことなのかは別問題として)、少し考えてみましょう。
自分は小学生の頃から学級委員をしたり、生徒会長をしたり、こうした経験でまた新たなリーダーの仕事を任されたりということが多くありました。先生と話すことも自然と増えていったので、いつからか大人と話すことの方が楽しいと思うようになりました。
これは今でも変わっていません。大人と話すことで、自分にはない経験が聞けたり、自分より少し前を行っているからこそわかることを教えてもらえるし、とにかく刺激的で楽しいです。
逆に、今の「若者」が話すような内容には上手くついていけません。
いわゆる「くせ者」と話が合うように見られるのは、私が「自分と合う・合わない」という価値観ではなく、「自分にとって刺激的か否か」で人と向き合っているからかもしれません。
だからこそ、何も考えていない人や自分の価値観を持っていない人と話すことはだんだんと少なくなり、自分が仲良くしている人はみんな自分の世界を持っている人が多いように感じます。
嫌うよりかは嫌わない方がいい
当然、自分と感覚が合わない人、会話のテンポ感がずれる人もいます。ただ、そうした人も自分にはない何かを持っているはずです。そうした人からつながって運命の出会いがある可能性も否定できません。
去る者追わず、来る者拒まず
せっかく出会った人を「こいつ合わねえ!」と拒まず、自分にはない何かを持っている何者かではないかと淡い期待をして接してみるのがお得、それでも何かそりが合わず、距離ができてしまうようなら「ご縁がなかったということで…」と次の出会いを楽しみにするのがいいように感じます。
友達にならなくても失うものはそう多くないですが、友達になれたら得られるものは大きい、人との出会いはノーリスクハイリターンに近いものだと思います。
来年4月から社会人、新たな出会いも楽しみたいと思います。
では。