狼の口
この作品は連載当時(私が高校生くらい)から好きで、単行本で追いかけていた。事実に基づいたガッチガチの中世アクションものだ。
スイスあたりの険しい山には関所がある。そしてその主人は嗜虐趣味のヴォルフラムだ。表紙のニコニコしたお兄さん。密入国しようとする人間を炙り出し、酷い殺し方をする。
中盤までは皆、ヴォルフラムに嵌められて死んでいく。しかし、しっかりと勧善懲悪が待っている。
本人はそりゃ惨めな抵抗をするが、最期まで自分は反乱者より上だと思っていた。と感じる。何故なら、前の記事でも漫画のコマを貼ったが、敬語で憤るのだ。やめなさいと。
この野郎、とかそんな罵倒はしない。だからヴォルフラムというキャラクターが魅力的なのかもしれない。
今日は仕事が繁忙期に片足を突っ込んだ日だった。マジで全速力で捌いていかないと発送便に乗らなくて、お客さんに荷物が届かない。でもしっかりと注文書を読まないとミスが生じる。そんな全速力の1日を送ったから、クタクタだ。幸いというか、ラッキーなことに使用しない煮物などの残り物を好きなだけ持って帰って良かったので、にんじんとごぼうと筍をいただいた。炊き込みご飯に使おうと思う。
最近、縫った傷が痛い。じくじくと皮膚の奥が痛むけれど、どうしようもない。掻きむしっても痛みが増えるだけだし、人に見られたら困るので、そっとしておいている。
こんだけ困っても、また何かあればリストカットしてしまうのだろう。つくづくアホだなと思うが、仕方ない。