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できっこないをやらなくちゃ

トライガンのウルフウッドが好きだ。生き様がカッコ良すぎる。めちゃくちゃ好き。
でも最初にかっこいいなあと思ったのはヴァッシュ。と言ってもその時はトライガンという作品を知らず、ボタンのやたら多いヒラヒラした真っ赤なコートを着たサングラスの男が妙に印象的で、なんだかSFで、荒れてる感じでいいなぁと記憶の片隅に保存していた。実際に漫画を読むとラブアンドピースの笑顔が似合うかわいい人外だった。ギャップで風邪引くかと思った。

ウルフウッドはガッツがすごい。出来ないことをやり遂げる。体質や薬のおかげもあるが、精神力がハンパないのだ。リヴィオの件や、実は裏切り者だということを全く見せない。弱音を吐かない。そして、大切なものがある時、自分の命に頓着しない。見習いたいなあと思うけど、強すぎて遥か遠くにいる。でもいつかそんなタフな人間になりたい。大阪弁やしね。


ふと、ブレードランナーのレプリカントのリーダー、ロイ・バッティに誘拐される技術者を思い出した。あの社長とチェスをやる彼だ。
ロイ(猫)と遊んでいて気がついた。私は寂しいんだな〜とようやく。

独身の技術者セバスチャンは、帰宅すると自分で作った少し不気味なロボットたちに、おかえり!と大合唱される。
ロイは超高性能のアンドロイドで、彼から見たらブリキのおもちゃみたいなロボットは同類と言い難いのでは?不快に感じるのでは?と思ったが、特に気にする素振りを見せなかった。
きっとあの時は生き延びることに必死でいたのだろう。
それでもロイはあのロボット達を壊すような真似はしないとぼんやり思う。あのデッカードを助けたのだから、レプリカントであっても心は確かにある。
雨の中の涙のように。
閑話休題。

つまりセバスチャンはロボット達を孤独の癒しにしていた。私のロイと同じだ。
ブレードランナーのロイや、鋼の錬金術師のロイが居るがどのロイもイケメンである。そして容赦がない。
私のロイは銀河英雄伝説のロイエンタール由来だが、彼もまた超イケメンである。
いい名前つけたな。我ながら。

ロイは起きる時間になると起こしてくれる。
その前に4時過ぎにも軽く起こされるが、会社に行く時間に起こしてくれるのはありがたい。
爪切りも慣れてきたようで、猛烈に嫌がることもなくなった。よかった。
しかし筋力が付いてきたことで、フィギュア棚に飛び移りシュバる事が毎日になってきた。
棚が落ちたらロイが心配だし、フィギュアが破損してしまうのも泣くので、地震用のプニプニで固定している。
正直引っ越したい。部屋が!狭すぎる!

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