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どうにかして月曜日を救いたい

気づけば日曜日の昼下がり。
休日というものはあっという間に過ぎていきます。

土日が休みの私にとって、月曜日を迎えるということは憂鬱以外のなにものでもありません。

先週やりきれなかった仕事、来週締め切りの仕事、部下への指示、上司への報告。月曜日にやらなくてはいけないことを考えるとため息が漏れてしまいます。

できることならあと1日休みが欲しい。。。
毎週3連休が良い。。。


 「どうにかして休日を延ばせないものかと日曜日の午後に考えますが、こうして記事を書いている間にも、時々刻々と月曜日に向かって時間は過ぎていきます。」

なぜ時間は月曜日に向かって進んでしまうのか。
時間は無常である。

なぜ人類は月曜日を作ってしまったのか。
全く嘆かわしい。

なぜ月曜日は日曜日から存在感を出し始めてしまうのか。
憤りすら感じる。


ちなみにこの記事の前提は土日休みです。月曜日が休みの方もいらっしゃると思いますが、ご了承ください。




月曜日の気持ちを考えてみる

 なんだか月曜日に対する不平不満が沸々と湧いてきてしまいますが、ふと冷静になって考えてみました。

 こんなにもみんなから嫌われる月曜日の気持ちを考えたことがあるだろうかと。

 月曜日は人類が作り出した概念であり、それ自体に自我というものはありません。しかしあらゆるものを擬人化する現在、月曜日を擬人化して人物として扱ってみても良いのではないでしょうか。

 土日が休みのあらゆる人から『来ない』でほしいと疎まれ、「月曜日」と聞くだけで勝手にテンションが下がる。朝は学生や社会人がすべての曜日の中で一番憂鬱な顔をしているし、迎えるのが辛すぎて有休を取得する人も多い。

うん。すごいネガティブなイメージが染みついていて、可哀そうな感じですね。
なんだか少し同情してきました。悪く言ってゴメンね。

ということでお詫びになんとか少しでも「月曜日」がポジティブなワードにならないかと救う手立てを考えてみることにします。

月曜日を救う手立てを考えてみる

週初めを順番性にする

 まずは他の曜日にも公平に週初めという役割を担ってもらいましょう。
今週は月曜日が週初めだったから、来週は火曜日お願いね。とった感じで。

では、火曜日が週初めの時は月曜日はどこに行くのか?
週終わり?となると一週間が8日間。。。

なんだか働く日が増えそうなので、この案は却下にしましょう。


曜日を1日追加する:「天曜日」

 一週間が8日になってしまったのは、曜日が7種類しかないのに先頭を順番に回していこうという試みが敗因でした。

では、曜日を8種類にしたらどうでしょう。

新たな曜日を1日追加することにより、5日働いて2日休むことを維持したうえで週初めを順番に変えることが可能になります。


では新たな曜日の名前をどうするか。

曜日は天体の名前に由来しています。

月曜日:月
火曜日:火星
水曜日:水星
木曜日:木製
金曜日:金星
土曜日:土星
日曜日:太陽

太陽系の惑星ですね。まだ使われていないのは天王星。ということで

天曜日:天王星

天曜日に決定!!
「来週は天曜日始まりかぁ」、「今日って天曜日だっけ?」
そんな会話の未来が訪れ。。。ませんね。

 曜日を1日追加すると、世の中のあらゆるシステムに変更が必要になります。Windowsのシステムはもちろん、iOS、AndroidなどのスマホのOS、カレンダーはもとい諸法令なんかにも影響してしまうかもしれませんね。

気軽に曜日を1日追加しようと提案しましたが、世の中への影響が計り知れないのでこの案も却下です。


週始めはいきなり本気を出さない。半日働く日にする

 例えばランニングをする習慣がある人がしばらくランニングを休んだ後、いきなりいつも通りのランニングを始めるでしょうか。

きっと普段よりも少なめの距離で、遅いペースで体を慣らすための走りをしますよね。


学業や仕事にも同じことが言えるのではないでしょうか。

 月曜日から金曜日まで5日間働いた後、2日間仕事から離れます。つまり仕事を休憩していることになります。そして月曜日を迎えたらいきなり全力で1日働く。

もしランニングだったらウォーミングアップ無しでいきなり全力で走り出すようなものです。

ランニングであれば、いつもの半分のメニューくらいにしてゆっくり走りそうなものです。これを仕事に置き換えてみましょう。


普段一日8時間働くとしたら、半分の4時間というところでしょうか。会議は精神をすり減らすので、月曜日は無しにしましょう。


 あ、これくらいであれば出社しても良いかもという気持ちになりそうです。法律として月曜日は半日しか働いてはいけないことにしましょう!


 いや、これは月曜日だけが救われて他の曜日にしわ寄せがいくパターンですね。
月曜日働かない分火曜日に、火曜日仕事が終わらない分が水曜日に・・・という負の連鎖が発生しそうです。


結論:月曜日を救うことはできない

 いろいろと手立てを考えてみましたが、どうやら私には月曜日を救うことはできないようです。

みんなから嫌われる月曜日に少し同情する。

「まぁ、月曜日もかわいそうだし出社してやらないこともないか」

そんな謎の上から目線の気持ちでまた明日からの仕事を頑張ろうと思った日曜日でした。

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