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土曜日の朝はラテを作る

イントロダクション


コーヒーが好きです。
淹れるときの香り、ほろ苦く、時には少し酸っぱい味わい。
心の安らぎを感じます。
(もしかしたらカフェインに依存しているだけかもしれませんが。笑)


今回の記事では私とコーヒーの生い立ちと、ラテ作りのざっくりした工程を紹介をしたいと思います。

ラテ作りのみに興味がある方は、目次から最後の章まで飛んでください。


コーヒーが好きになるまでの過程

両親がコーヒーの飲む姿を見て育ちました。


自分も飲みたいとせがみ、最初はカフェオレから。

少し大きくなったら徐々にミルクの量を減らしていき、
ブラックコーヒー(砂糖入り)。

そして何も入れないブラックコーヒー。

ブラックコーヒーを飲むようになったのは大学入学後、喫茶店でバイトするようになってからだったかもしれません。

それより前にもブラックコーヒーを飲もうと幾度もチャレンジしましたが、寮生活だったのであったのは食堂インスタントコーヒーサーバー。
恐らく大量の業務用の粉を大量のお湯で溶いたものだったので、朝一で食堂に行ったとしても酸化していて酸っぱく、砂糖なしでは飲めたものではありませんでした。

ブラックコーヒーが飲めるようになる

 大学に在籍していた4年間、喫茶店では主に週末のモーニングサービスの時間帯に働いていました。

喫茶店でのバイト経験については、いつか別の記事で書いてみたいと思っているので割愛します。

お店は開店直後の7時台と、モーニングサービスが終了する前の10時台が特に混みました。
逆に第一波が過ぎた8時台は来店するお客さんが少なく手持無沙汰になることが多かったです。
この手持無沙汰の時間にマスターはコーヒーを淹れてくれて、我々スタッフは無料でコーヒーにあやかるという至福の時を過ごしました。

なんとなく、マスターがせっかく淹れてくれたコーヒーに砂糖やミルクを入れるのは憚られたので、ブラックで飲む。

週末を迎えるたびに繰り返すので、自ずとブラックコーヒーが飲めるようになっていきました。


そんな生活を4年間も続けると、私とコーヒーは更に深い関係になり、ついには切っても切れない関係になるに至ります。

モーニングサービスを楽しむ

 社会人になってコーヒーミルやフィルターを自分で買ったことにより、自分でも豆からコーヒーを淹れることができるようになりました。
その時間はその時間でとても好きなのですが、私はお店でコーヒーを飲む時間も同じくらい好きでした。

 土曜日の朝は自宅近くのモーニングサービスをやっている喫茶店を訪れ、コーヒーが出てくるまでの時間は持参した本を読む。

酸味よりも苦みのあるコーヒーを味わいながら、柔らかいトーストを食べる。

私の休日はそれができただけで満足でした。


しかし、そんな日常を新型コロナの流行が変えてしまいました。

どこで感染するかわからない。人との接触は控えなくてはならない。外食はリスク…

土曜日の朝に喫茶店に行くという私の日常も一旦失われることになります。

おうちカフェに挑む

 新型コロナで外出が制限され、喫茶店に行けない日々。休日の満足度が激減していきます。

そこで思いついたのが、

「自宅でコーヒーやサンドイッチを作って喫茶店気分を味わう」

です。いわゆる「おうちカフェ」というやつです。


喫茶店でのバイトで培ったサンドイッチを作る技術を生かして、再び休日の朝に至福の時間が訪れるようになります。

人間、自分で何かできるようになるともっとチャレンジしたいと思ってしまうものです。
コーヒーを淹れるまではできたので、次はラテアートに挑戦していきます。


ラテアートに挑戦する

 ラテアートをするにあたって、必要なのが「エスプレッソ」と「スチームミルク」です。

エスプレッソとは簡単に言うととても濃いコーヒーのことです。単にペーパーフィルタを使って落とすだけではエスプレッソは作れません。専用の道具、もしくは機械が必要です。

一方のスチールミルクは、文字通り蒸気を含んだミルクのことです。蒸気を含むことによりもこもこ、ふわふわのミルクになります。こちらも専用の機械が必要です。


「エスプレッソ」、「スチールミルク」いずれも専用の機械が必要!

ということで、エスプレッソマシンを購入しました。

エスプレッソマシン

こちらはデロンギのエスプレッソマシンで、スチームミルクを作る機能が付いています。(左側の黒いノズル)
普段はエスプレッソを、時々ラテアートを作るのに使っています。

はて、ラテアート作りたいと思い立ちましたが、素人が簡単にラテアートを作れるものなのでしょうか。ということでお勉強です。

ラテアート&デザインカプチーノ上達BOOK

この本を読んで、ラテアートをどのように作るのかを学びました。
(あとはYouYube)


そうして完成した記念すべき最初のラテアートがこちらです。

初めてのラテアート


うーん、難しいですね。練習が必要なようです。


--1年後--


木の葉ラテアート


人間、継続すれば上達するものですね。このくらいのラテアートができれば私はとても満足です。


ラテアートを作る工程をご紹介

エスプレッソマシンをラテを作るざっくりした工程を、写真を交えながらご紹介したいと思います。

①エスプレッソの準備
 まずはエスプレッソマシンでエスプレッソを作ります。作り方はマシンによると思いますが、私の持っているマシンの場合はコーヒー豆と水をセットすれば、ボタンを押すだけです。


ボタンを押すだけ

あっという間にエスプレッソの完成です。


エスプレッソ

②スチームミルクの準備
 次にスチームミルクを作ります。ミルクジャグの半分より少なめにミルクを注ぎます。

ミルクジャグにミルクを入れる

エスプレッソマシンのスチーマーを使って、ミルクに蒸気を加えます。
この工程が一番難しく、練度が必要になります。
均一な泡を作るためにはミルクに対流を作る必要があるのですが、その技量を獲得するまでに私は半年程度掛かりました。

工程は動きがあるので動画が良さそうなのですが、生憎手元に動画がないので、いつか動画を撮ってご紹介したいと思います。

スチームミルク


出来上がったばかりのスチームミルクは泡にむらがあるので、机の上で回しながら揺すります。表面に光沢が見えたらOKです。


光沢が出たスチームミルク

③スチームミルクをエスプレッソに注ぐ

スチームミルクをエスプレッソに注いだら、ラテの完成です。
この注ぐ時に動きをつけてあげると、木の葉や白鳥、熊などのアートを作ることができます。

3重丸のラテアート

完成!

今回は一人で写真を撮ったので、スチームミルクを作っている工程や、スチームミルクをエスプレッソに注いでいる工程を撮ることができませんでした。

次回は妻に撮影してもらって、詳細の作り方を改めてご紹介したいと思います。

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