冷蔵庫と省エネ家電のCOOL CHOICE
クール・チョイスは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素をなるべく出さない「もの」や「サービス」、「ライフスタイル」を選ぶこと。無理や我慢ではなく、快適な暮らしにもつながる、未来のための選択です。
突然ですが、冷蔵庫は、何年くらいで買い替えられていると思いますか?
冷蔵庫やエアコン、テレビなどの買い替え状況を毎年調査している研究所(補足:内閣府経済社会研究所景気統計部 消費動向調査令和3年3月実施調査結果 P9)によると、冷蔵庫の平均的な使用年数は、約13年(12.9年)。ちなみに、冷蔵庫の製造年は、ドアポケットの内側に貼られたシールに書かれています。お宅の冷蔵庫は、買ってから何年ですか?
冷蔵庫の買い替え理由で一番多いのは、「故障」
約半数が、故障で買い替えています。また、約2割は、上位機種への移行、つまり、壊れる前の買替えです。 冷蔵庫が壊れる前触れとして、音が大きくなったり、冷えが悪くなったりするそうですが、見過ごされがちで、突然壊れたと、感じることが多いようです。冷蔵庫の性能・機能の進化はめざましく、選ぶのには時間がかかります。壊れてしまってからでは、時間がありません。でも、10年以上付き合っていく冷蔵庫、やっぱり、しっかり選びたいですよね?
そこで、オススメしたいのが、壊れる前のリサーチ
時々、お店に行ったりして、どんな冷蔵庫が良いのかを調べておくことをオススメします。10年以上たった冷蔵庫は、壊れるまで待たずに買い替えるのもオススメです。 最新の冷蔵庫は10年前のものとくらべて、約40%省エネになっているそうです。(環境省COOL CHOICEページ)16年間使った冷蔵庫を買い替えた方は、何と約60%も省エネになったそうです。しかも、容量は増えたのに、大きさはほとんど変わらず、機能も進化していて、大満足だそうです。
省エネ家電を選ぶための目印
お店に行くと、冷蔵庫やテレビ、エアコンなどに、省エネ性能をオレンジ色の星の数で示す緑の枠の四角いラベルが貼られています。見たことはありますか?
その「統一省エネラベル」が、昨年(2020年)、5段階表示から41段階表示に変わりました。家電の省エネ性能が向上しため、評価の区分を増やして比較しやすくしたそうです。5つの星の横に、4.3とか2.7などの数字が書かれていて、数字が大きいほど省エネです。
あなたもクールチョイスに取り組みませんか?
近年頻発している猛暑や、大雨・台風による深刻な被害。地球温暖化が進むと、ますます増えていくと報告されています。それらの被害を少しでも小さいものにするためにも、クールチョイスに取り組みませんか?今回は、冷蔵庫は壊れる前にリサーチをと、統一省エネラベルの星の数と横の数字の大きい家電を選ぶというクールチョイスのお呼びかけでした。
盛り込むのを諦めたこと
・壊れる前のリサーチに関して、お店で、他のお客さんへの店員さんの説明に聞き耳を立てる事や、買替えをしたお友だちに話を聞く事は、盛り込めませんでした。特に、他のお客さんへの説明は、自分で尋ねる場合とは違う視点の情報が得られるので、オススメです。
・省エネ製品買換えナビゲーション「しんきゅうさん」のサイトの紹介も、残念ながらカットしました。持っている家電(冷蔵庫・エアコン・テレビ・温水洗浄便座・照明)と買替え予定の最新家電との、年間消費電力や電気代、CO2排出量などの比較ができます。しんきゅうさんのサイトには、いろいろなお役立ち情報へのリンクもあって、オススメです。余談ですが、いっきゅうさんに似たかわいいイラストの「しんきゅうさん」、名前が「新旧」から来たのだとわかった時の皆さんの表情は、とても印象的です。
COOL CHOICEへの賛同登録を!
最後までお読みいただきありがとうございます。環境省では、COOL CHOICEへの賛同登録を呼びかけています。登録する方が増えると、取り組む人や知恵も広がっていくのだと思います。よろしければ、こちらから登録していただけたら嬉しいです。
さて、放送では・・・
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