夜中にどこかから声がして、火災警報器を交換した話
夜中に、どこからか声が・・・
夫が、「どこかから声がする」と言う。「・・・です。」という声が確かに聞こえる。よく聞くと「電池切れです。」と言っているようだ。ピッという音も鳴っている。けれども、どこから聞こえてくるのかがわからない。ガス警報器かと、見に行くけれど、異常なし。家の中をうろうろして、ようやく見つけたのが、ガスコンロの近くの天井付近につけてある「火災警報器」。さて、どうなっているのか、ネットで検索。ヒットしたのは、「よくあるご質問」。
電池を交換すれば良いのかと思いきや・・・
引き紐を引いて、警報を止める。型番を見て電池を検索すると、いろいろ出てくる。もう一度、「よくあるご質問の回答」をよく読むと、「約10年ご使用の場合、本体交換を推奨いたします。」電池の寿命も、通常10年らしい。どうも、我が家のも、10年くらいたっていそう。
ということで、本体交換をすることにして、またしても検索。10年の間に、機種はずいぶん変わっていたけれど、何とか後継を見つけて、家電量販店にネット注文。翌日、夫がお店で受取。
本体交換は、とっても簡単。
交換なので、もともとの取り付けベースに、本体をはめ込んで完了。最近のは、紐は別売になっているので、前の紐を取り付ける。10年たっても、紐はしっかりしている。
新築住宅への火災警報器の設置義務化は、2006年からで、既存住宅は、猶予期間を経た2011年から、設置が義務づけられたらしい。なるほど、10年たったのね、と納得。
交換時期の声のお知らせ、便利なようで・・・
確かに、声でお知らせしてくれるのは、便利。でも、10年たって、突然声がする、というのは、我が家のように「???」という家庭も多いのではないだろうか?
そういえば、蛍光管の交換時期を声でお知らせする機能のついた照明器具の話を聞いたことがある。その家のおじいさんが、「照明の方から、声が聞こえる」と家族に伝えるのだけれど、「おじいちゃん、そんなはずはない。」と相手にしてもらえなかったとか・・・。けれども、みんなと一緒の時に声が聞こえて、ようやく、信じてもらえたのだそうです。ただ、その後、その機能がついた照明の話は、あまり聞かないので、今は、ないのかもしれない。
でも、良く考えてみると、蛍光管は、切れたらすぐにわかるけれど、火災警報器は、天井や、壁の上の方など、普段目につく場所ではないので、声でお知らせは大事かもしれない、と思い直したのでした。
実は、給湯ボイラーもしゃべったのだった。
すっかり忘れていたけれど、9年前に、我が家の給湯ボイラーがしゃべったのだった(Facebookの思い出で発見)。
灯油の給湯ボイラーが、突然しゃべった。「診断が必要です。直ちに、停止して、サービスセンターに連絡して下さい。番号は、・・・」夕方だし、明日だよなあ、と思って電話したら、予想通り、「明日の朝、担当者から電話します。」ところが、そのあとすぐに、地域の担当者から、「これから行けますが」とのお返事。30分もしない内に、来ていただけた。燃焼装置の汚れが原因とのことで、清掃していただき、復活。ただし、9年目のボイラーなので、部品の保持期間は、来年12月までとのこと。
エラーの数字が出ても、???なので、音声でのお知らせや、サービスセンターの案内まであるのは、便利な機能だと思った。でも、時間がたつと、ありがたさを忘れているのだけれど・・・
照明器具も、10年たったら要チェックらしい
蛍光管は、切れたらすぐにわかると書いたが、調べて見たら、内部の経年劣化があるらしい。日本照明工業会のサイトには、10年たったら黄信号、15年たったら赤信号との記載があった。10年を過ぎると、故障の割合が増えるらしい。サイトから、安全点検チェックシートがダウンロードできるので、きちんと点検しておいた方が良いようです。
LED照明も登場してから、ずいぶんたつし、調色や調光の機能も充実してきて、価格もこなれてきました。器具ごとの交換も検討時期かもしれませんね。
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